千一夜第3章第309夜 サーフ連荘、カレイ開眼

2021-11-27 22:54:13 | サーフ

2021.11.27(日)

2日連続のサーフ釣行は何年振りだろう。若い頃でもそう多くは無いが何度かはやった。しかしこの歳になるとやはりきつい。今日は釣友Sから誘われていたし、今シーズンまだカレイの御尊顔を拝していないので行く気になった。それと、朝、サビキでアジを釣って泳がせ釣りでヒラメも狙おうということにしたので、5時30分頃には釣り場に着いた。まずめ時まではまだ時間があったので竿の準備をし、6時10分過ぎから朝まずめが始まったので順次竿を出していった。

一通り竿を出し終えてからサビキを始めたが、アジは回遊せず一向に釣れない。代わりにコハダが釣れたので早速鼻掛けにして泳がす。この後サーフの合間合間にサビキを試すがコハダが数尾釣れたのみ、アジは結局釣れなかった。朝方、私は今日初めての獲物、掌サイズのキビレをゲットしたがリリース。その後キスが1尾釣れた。

今日は8時には台船が入って来ると、月丸やあけぼの丸の船員に聞いていたが、定刻通り台船が入って来た。そのため一旦竿を全部揚げて20分程度中断する。

私は連荘釣行で足腰膝が痛むのでチェア持参で休みながら竿を見守る。Sは先週に続いて1週間振りの釣行だから元気一杯である。今日私が同行しなければ先週に続いて新日鐵波止場に行くつもりだったようだ。先週、36㎝のカレイに同型のマダイ、チヌを釣り揚げ、大型のエイとも30分も格闘したので、今日の釣りはサプライズも無く、地味だ地味だとぼやくことしきりだった。

今日は船舶の往来が激しく、サーフしたラインを船のペラに引っ掛けられないように船に合図を送るのも度々のことだった。

サーフ中断し再開後1時間経過の9時30分、足元に落としていた竿の竿先が大きく揺れていた。竿を手に取り少しリールを巻くと、魚が潜ろうとするので直ぐにカレイだと解った。水面に姿を見留めた時には大して大きくは無かったが、一応Sにタモで掬って貰った。仕掛け自体が小さかったので、ハリスが切れたり万が一取り逃がしでもすれば大変だからである。それに今シーズン第1号のカレイだったので余計に慎重になった。無事カレイを揚げるとやはり26㎝と小型だったが、久し振りに見るカレイは格別のもの。漸く片目が開いたという感じだったが、今日は何故か両目が開く予感しかなかった。それがこの後で証明される訳である。

コンビニ弁当で昼食を摂り、暫くはSと雑談、後は満潮前後1時間の時合を狙うのみだ。今日の満潮は14時28分なので、13時30分頃~15時30分頃までが勝負時である。過去の実績からして、特に満潮前後の30分、13時58分~14時58分が良く釣れる時間帯でもある。

正しくその13時58分、またしても足元に仕掛けを落としていた竿が揺れる。リールを巻き上げているとメバルかなとも思ったが、姿を見ればアイナメだった。20㎝程度の小型だが、Sがカレイと一緒に煮付けにすれば良いと言うので持ち帰ることにした。

そして14時13分、遠投し起き竿にしていた竿を引いてみると、明らかに海底でカレイが翻る感触が掌に伝わって来る。竿を引いても重いし、リールを巻いても重い。Sにタモ、タモと言うがどうも反応が鈍い。端から釣れるとは思っていない反応だったが、漸くカレイの姿が海面に出てからSもタモの準備、今日は台船が2台入って来たこともあり釣り場が狭いので、他の竿のラインにも絡む。漸くタモで掬い揚げると33㎝の尺ガレイだった。たまたま左手の海浜公園内で私が揚げるのを見ていた子供や親等数人が駆け寄って見に来た。

私の予感通り2枚目をゲット。それも約束通りの満潮前後30分内の釣果である。これでやっと今シーズンのカレイも開眼した次第である。やはり築港のホームは裏切らなかった。後は何のプレッシャーも無く釣り続けるだけ。この勢いで来春の春ガレイまで突き進みたいものである。

旧暦:10月23日
場所:徳山築港
時間:06:10~15:40
天候:曇り時々小雨
外気温:6時7℃ 12時12℃
風 :北風
月齢:22.2
潮   :小潮 満潮07:15潮位91cm 干潮14:28潮位255cm
狙い目:カレイ
釣り方:サーフ
餌   :アオムシ・ホンムシ
釣果:26、33㎝カレイ2・キス3・アイナメ1
釣友S=キス4

今日はおかしな天気だった。朝方は7℃と気温は低かったが、北の風が弱く大して寒くは無かった。しかし8時過ぎ頃から急に曇って小雨がばらつきだした。太陽が顔を出さないと流石に寒い。この後は納竿時まで小雨が降ったり止んだり、北風も強く吹いたり弱くなったり、太陽も顔を出したり隠れたりで、結局防寒着を脱ぐことは無かった。来週からは本格的に寒くなるようで、いよいよカレイシーズン突入である。

今日のSは精彩を欠いたが、流し釣りをしていた竿をSが上げて見ると、ハリスから切られていた。仕掛けはヒラメ仕掛けであり2本の針が付いているもの。それがハリスの途中からぷつんと切れていた。これはフグの仕業ではあり得ない。恐らく、ヒラメが食っていてそのままハリスを食い千切ったに違い無いということになった。それにしても惜しいことをしたものである。

【11月27日過去の釣行記録】
・2004年上関港、17:30~19:30、大潮、釣果=アジ大漁
・2010年洲鼻港防波堤、06:10~11:20、小潮、釣果=小メバル4・タナゴ2・ギザミ5

【この日の釣り情報】
・2004年上関港(商工会前防波堤)、昼間、大潮、釣果=25cmカレイ3
・2005年大島居守、夜、若潮、釣果=メバル3
・2005年新日鉄波止場、昼間、若潮、釣果=カレイ1
・2018年上荷内島沖、06:30~14:00、中潮、釣果=9.5㎏ハマチ1・ヤズ1

【旧暦10月23日釣行記録】
・2007年12月02日、櫛ヶ浜港防波堤、18:25~21:30、小潮、釣果=メバル3・アジ4・シマイサキ5・キビレ3・ハゼ2
・2017年12月10日、徳山築港、07:00~11:00、小潮、釣果=カレイ1・ハゼ5・キス2・イイダコ1・チヌ1
・2017年12月10日、徳山漁協前、早朝、小潮、釣果=F氏、33、37㎝カレイ2

 

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