怪しい中華油温計をYBR125につけてみたよ。
しかし、もう少し地味なデザインって無いもんかねぇ・・・w
気温はすでに30度。
走りだして信号待ちで覗きこむと針が少しずつ上ってきた。
住宅街を10分ほど進んだらやっと60度を指すので、真夏でもYBRは実に“温まりにくい”のがよく分かる。
真冬の始動直後からしばらくグズつくのが理解できたよw
30分後、ホムセンに到着。
なかなか良い油温になった。
買い物を済ませて30分後に戻って見ると油温は少し下がってる。
下がり方の傾向がつかめて、オーバーヒート時の休憩時間の目安にできるな。
国道を快走しつつ県道に入って見ると・・・
なるほど真夏でも渋滞や信号待ち無しで5千回転キープ走行なら油温はこんな感じか。
田舎道を10分ほど“快走”して信号待ち。
6千~7千回転を多用するとオイル温度も上昇するんだな。
ピークパワー近くを使うとこうなるのか・・・
最後に急坂を高回転で素早く登り、5分ほど上り坂を“快走”したらここまで上がった。
それでも100度を越えていないのに感心したよ。
坂を登り切って信号のない平坦な道を10分ほど5千回転キープで走ってから休憩地に着く。
へ~~、回転を大人しめに下げると走行風も影響してか、温度が下がるんだ。φ(`д´)メモメモ...
俺のYBR号はビッグキャブ化してるのでパワーアップのため、ノーマルYBRに比べて少々ヒートアップ
してるはずだから、これらの油温は参考にならないかもしれないが、これでも一般的に言われる100度超え
によるオイルの急速劣化は免れてるのかな?って思うと安心できた。
余談だけど今のオイルは冬に交換したホンダ G2 10W-30。
走行距離約3千キロで交換時期が来てるし、減ってて油面ゲージは下限ギリギリの悪条件だ。
休憩中にちょっと油面でも測ろうと回したら表示が少し動いた。
左回転で指示が上昇したので、試しに右回転させたら元に戻ったぞw
どうやら固定部と表示部がずれると温度指示が変わるらしく、逆手に利用すれば温度の校正ができるよ
うだな。
油温計を付け外しする時は、下部のナット部を回すようにした方が良さそうだ。
こんな構造の弱点が中華だ。
で、校正の仕方を考えてみた。
14mmスパナでナット部を固定し、信頼できる温度計と比較して大きくズレてたら表示部を回して校正
する方法。
沸騰したお湯で100度を示す方法もある。
まあ正確に計るための油温計じゃなく、参考程度にするならこんな物でも役立つだろう。
ノーマルYBRは猛暑日でも平気な仕様で、さすが南米、アフリカ、中東、東南アジアでも売れるエンジンだ
と改めて思う。
なお今回感じたのは、YBRをボアプップまですると油温上昇で真夏に100度越えする可能性が高く、オイ
ルクーラー必須になるかもしれないと言うこと。
密かな脳内ボアアップ計画は忘れる事にしようw