タイヤ交換前に愛用の空気入れに改良を加えたよ。
元々は自転車用手押しポンプで今や廃業してしまったメイダイ製。
小学生の頃から愛用してるのでかれこれウン十年経ってるけれど、中のポンプカップやホースを交換
しながら現役で大活躍している。
メイダイポンプは昨今の輸入安物品と比べてかなり頑丈にできてるので、自転車マニアの間でも古い物
をだいじにメンテしながら愛用してる人が多い。
ホースは外径8mmのエアー配管用に変えてある。
ゴムに比べて膨らみが無くてしっかり入れられるし耐久性抜群。
ナイロンやポリウレタン製でホームセンターのエアーツール売り場でも切り売りされてる汎用性の高い
ホースだ。
先端には自転車用の米式アダプターを付けていた。
このままバイクやクルマの米式バルブに使えるし、自転車の英式や仏式バルブには、さらにアダプターを
付ければ良い。
ところがこのアダプターがちょっと曲者で、外す時に引っかかりがあり、せっかく入れた空気がシューシュー
抜けてしまう時が多々あった。
そこでコンプレッサー用エアーツールのタイヤチャックに交換して付け外し作業の改善をしてみる。
ワンタッチで付け外しできるタイヤチャック。
AP タイヤクリップチャック 1/4 350円也。
ところがこれに外径8mmホースは細すぎて付けられない・・・
そこでエアー配管用の継手とシールテープも用意した。
これもホームセンターのエアー配管売り場で見かける。
8mm用ワンタッチ継手は0.9MPa(900kPa)まで耐えられるので、せいぜい300kPa程度しか使わない
バイクには余裕の規格だ。
チャックのホースニップルを分離する。
継手のサイズは1/4インチ(2分)という規格で、色々な継手を組み合わせられるよ。
継手のネジ部に配管用シールテープを4~5周巻く。
これでしっかり気密が保たれる。
タイヤチャックにネジ込む。
スパナを2本使ってしっかり締め込む。
ポンプのホースを差し込む。
ワンタッチ継手は差し込むだけでしっかり気密保持される構造なのだ。
抜きたい時は赤い部分を押しながら抜くわけだけど、ちょっとコツがあるので詳しくは継手メーカーのサイト
かエアー配管関係の資料でも検索して勉強すると良い。
これで簡単にタイヤへの脱着が出来るようになった。
一度使ってみると使いやすさに感動し、タイヤの空気圧管理を気軽に実行できるようになるだろう。
あ゛、自転車はどうしよう?
手持ちの米式→英式アダプターが適合しなくなったので困ったな。w
倉庫にもう1本、サブタンク付の自転車ポンプがあったのでそれで行おう。
色々継手を組み合わせて取替え式にしてもいいけれど、そこまでやるほど頻繁に使わないのでこの
ままメイダイポンプはバイク専用で働いてもらう事にした。
後で調べたらこんな米式→英式変換アダプターがあるようだ。
こんど自転車屋さんに寄って買っておこう。
雨が降らない内にタイヤ交換を終えねばならない。 つづく