YB&YBRダイアリー

中国ヤマハのYB125SPとYBR125でバイクライフを満喫するブログ
(自己責任を伴う整備・改造を多く含んでいます)

XTZ125とXR125Lの電装系

2015年03月06日 | バイク一般

もう3月になってたのにネタ不足きみです。w
ちょっと興味津々だった中国版XTZ125やXR125Lの机上調査をしてみたよ。

XTZ125の中国パーツカタログを眺めてたらレクチファイヤーレギュレーターの部品
番号と設置位置に目が止まった。

XTZ系でおなじみのレギュレーターが中国産ではYBR系と同じ電流容量(最大能力10A)
に変更されたと同時に設置位置がフレームの右前に移っていた。
ライト強化やグリップヒーター、USB電源などの電装アクセサリーを追加するのに有利に
なったって事かな。
ただし配線の太さは不明だから調子に乗って追加し過ぎると問題が起きるかもしれない。
放熱関係で設置位置を風通しの良い場所に変えた事はたいへんよろしいと思う。
ついでに南米系のパーツカタログを調べてみたら、2013年型以降の南米型も中国産
同様に変更された
う~ん、中国産XTZはスペック上では旧型XTZより少しパワーダウンしてるけど、キャブ
ヒーターが装備されたりジェネレーターが2011年式以降のYBR系と同じ12極になって
たりで、見えない部分で改良されてる感じだ。
ヘッドライトのバルブもH4型だったのでHID・LED化も容易だろう。

XR125Lも興味があったので英文サービスマニュアルをダウンロードして眺めてたら
カタログスペックじゃ分からない特徴が判明したよ。
なんとXR125Lにもキャブヒーターが付いている。

ケーヒンPD22系の強制開閉キャブでキャブヒーターは黒いカバーに隠されていたのだ。
このカバーって走行風を遮断するし雨滴から電線などを保護するので、こんな気配りに
さすがホンダだと思う。
キャブヒーターを無視すればPD24(PZ27)への換装も当ブログで紹介したCG125や
CGL125同様に楽な部類だと想像できる。

サービスマニュアルを読み進めて行くうちにニュートラルスイッチの構造からある事を思
いついた。

CG125やCBF125のシフトインジケータースイッチに換装して配線をすれば、初心者
にやさしいシフトポジションインジケーターが付けられるようになるね。

そしてタオバオで後付用の汎用インジケーターを見つけた。

でもこれを付けたから転ばなくなるとか無いから単なる盆栽の域だと思うけど、大して
効果が無いアーシングや無駄に高品質なプラグキャップに付け替える盆栽よりは実用
的かもしれない。

YBRネタが無いので他車のパーツカタログやサービスマニュアルを眺めてみてたけど
色々勉強になった。
特にサービスマニュアルに関してはホンダ系の内容と画像説明がわかりやすくて、似た
ような構造のエンジンでの工具の当て方の勉強に初心者はぜひ一度見てみると良いか
もね~。