YB&YBRダイアリー

中国ヤマハのYB125SPとYBR125でバイクライフを満喫するブログ
(自己責任を伴う整備・改造を多く含んでいます)

GWは足周りのフルメンテナンス

2016年04月29日 | YBR125整備

普段から気になる箇所を整備しつつ走らせている我がYBR号。
一度くらいはいっきにあちこち整備して、数珠つなぎの整備サイクルを断ち切ろうと
思いたち、GWを利用して実行してみた。
本日初日は「足周り」をメインに朝から忙しくメンテナンスしたよ。

まずはチェーンとドライブスプロケット周辺の大掃除。

ノンシールチェーンは灯油どぶ漬け洗浄が気軽にできるのがいいね。
実はシールチェーンも同様な掃除ができるんだけど、メーカーが長時間の漬け置き
はやめてと注意書きしてる話が一人歩きして、一般的にはシールチェーンの灯油掃除は
絶対ダメという話にすり替わっている感じがする。
ちょっと灯油程度で浸透するようじゃOリングの役目が無いんじゃない?
むしろ泥化した細かい砂埃の研磨作用のほうが悪影響になる。

掃除したら容器の底に厚さ5mmほどの泥が堆積してたよ。

スイングアームとブレーキペダルのピボット部の清掃とグリス塗布。

幸い固着していなかったので、拭き掃除とグリスアップだけで済んだ。
ブレーキペダルも動きがかなり軽くなったよ。

リアブレーキの整備とホイールベアリングのグリス詰め

分解掃除したりブレーキカムのシャフトをグリスアップ。
ついでにホイールベアリングも軽く拭き掃除してグリスを詰めなおした。

リア周りを組み直してから、今度はフロント周りの整備。

ブレーキキャリパの掃除とブレーキピストンのもみだし。
ブレーキフルードは昨年10月ごろにG型フォーク換装時にやったから、まだ奇麗
なのでそのままにする。
フォークオイルは交換したよ。
G型フォークに替えてから初のオイル交換だ。
約8000キロ走ったフォークオイルは真っ黒。w
謎の中国製透明オイルが入っていたけれど、粘度が近いG-10を入れてあげた。
排出量や細かい調整の結果、G型フォークに関しては155cc入れて油面高が200mm
付近に落ち着く感じだった。
スポイト式油面調整器にて200mmぴったりに合わせておいたよ。
ついでにフロントホイールのベアリングもグリスアップしておいた。

せっかくだからワイヤー類の注油とスイッチ機構部の掃除とグリス塗布もやった。

ワイヤーインジェクターでクラッチとスロットルのワイヤーに注油。
スイッチは中を掃除してから可動部にスプレーグリスをひと吹きしてウエスで
余分を拭きとった。
共に動きがなめらかで軽くなったよ。

この他にあちこちの掃除やら確認で午前10時から6時間もかかって午後4時ごろに
作業は完了した。

本当はエンジンヘッドのバルブ関係の摩耗確認やオイル交換もやりたかったんだけれど、
今日のところはこれでおしまい。

足周りの整備をいっきにやったので、しばらく手間のかかるメンテナンスはやらず
済むはずだ。
新車の頃のように連休は走り回って楽しみたいな。



2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (miggy)
2016-05-01 18:58:20
灯油どぶ付け放置はダメだが、それなりの量ならいけるんですよね。サービスマニュアルに書いてありました。市販のチェーンクリーナーだってテレピン油みたいな臭いしますしね。
返信する
時間 (雷太)
2016-05-01 20:22:34
漬け置きって安易に許しちゃうと何日も漬け込む人がいたりするんでしょうね。
そもそもNBRのOリングがちょっと灯油くらいでへたるようじゃ、チェーンクリーナにも負けるでしょう。
とりあえずその場での掃除程度の時間ならOKだと思ってます。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。