なんとこれが今年初登山です!!
年末の安和岳(沖縄)以来です。
奥多摩にある川苔山(川乗山)に単騎にて行ってきました!
実は登山前にアクシデントが…。
奥多摩のイレブンに、山行で一番大切な水(いろはす)を買おうと思い立ち寄ったら、
財布がない!
自分の間抜けぶりにひどく落ち込みました…。
交番で1,000円くらい借りようかとかいろいろ考えましたが、
車の中やバッグの中を徹底して小銭探ししてみました。
でも、ない!1円もない。
振ってみてもチャリチャリと音もしません…。
最後に着替え用のトートバッグのポケットのチャックを開けてみたら
8,000円入ってました!
命拾いッス。マジ助かりました…。
これにていろはす4本とお菓子やらを買って無事に登山に臨めることになりました!
これを教訓にこれからは予備の登山靴と1,000円くらいは用意しておこう。
日原街道、川乗バス停手前の路肩に車を停めて0645スタート。
自宅からはオール下道で1時間40分くらいかかりました。
30分ほどこんな感じで舗装された沢沿いの林道を上っていくのですが、
勾配も緩やかなのでウォーミングアップには丁度いい感じです。
ふと沢を覗いてみたら…
鹿が木の実を食べてました!
日陰は雪が全然融けてないなぁ…。
山の中は大丈夫かな?
そして登山口に到着!
そしたらいきなりコレ。
入口に通行止って…。
ここまで来て引き返せねー…。
初心者じゃないし、
40のオッサンですから
自己責任で
し、失礼しまーす…。
だーれも居ない山の中を黙々と上っていくのですが、
熊さんの目覚め含め、一人でこの広大な山の中ってのが怖いですね。
順調に歩いて行くと
ついにというかまたしても通行止のトラロープが…。
し、失礼しまーす…。
たしかに危ねぇ。
沢の真上に雪が広範囲にあるのですが、踏む場所を間違えるとズボッって足がハマり、下手すると冷たい沢の中に落ちそうです。
何とか百尋の滝まで到着。
ここからが急登に。
冬の間に鈍って重たくなった体にはキツイ!
かつ崖っぽいところを歩いていく感じで注意が必要です。
よろけて転落死→しばらく誰にも死体が発見されない→かわいそう、です。
この山の頑張りどころです。
急登が終わり、ほぼ平坦な道になり
これがなんと1kmくらい続きかなり助かりました。
雪に覆われてるところは踏み跡もほとんどなく、
ルートを失います。
今考えたら運命の分岐でした。
左手もしくは直進と頂上へのルートが2通りありましたが、結果直進は完全にアウトだった模様なので、
左手に進み助かりました。
※とはいえ左手もこの後、ある個所がものすごくヤバかったですけど…。
これ見えます?
高さ1500cmくらいの標識がずっぽり埋まってます。
このあたりだけ1.5mの積雪が融けずに残っているのです。
ルートは全く分からず、勘だけで雪中行軍していきました。
途中足がモモくらいまでズボッと落ちるところもあり、危ない場面も数度ありました。
雪を抜け、木こりの通る道が見えてそこをひたすらに上って行きました。
しかし頂上までの距離くらい歩いても一向に着かないため、ものすごく不安でした。
が、何とか抜けて、ある登山道に合流。
そこでこの「川乗山」の矢印を見た時は最高に嬉しかったですね。
地味な上りが続きますが、迷ってないだけで幸せです。
もう雰囲気的に頂上は間近です。
見えてきました!
そして頂上に到着!
0915でしたので2時間半もかかったんですね…。
20分くらいは迷ってましたし、思ってたルートより遠回りで登ったはずです。
晴れてるけど、ちょっと靄がかかってましたかね。
びしょびしょのシャツを着替えカロリー&糖分補給。
止まってると寒いですねー。
頂上はこんな感じで結構広いです。
さっきの分岐標識にあった足毛肩の岩経由は完全に危ないみたくて
結果良かったです。そっちに進んだらここまで来れたか全く分かりませんからね。
10分ほど休んで下山を開始しましたが、
ここが私が今回通りたかったルートです。
通行止と書いてありますが、
し、失礼しまーす(゜-゜)
こっちの方が彷徨って上って来たルートより断然ショートカットです!
ぐんぐん下って行きましたが、
またもや雪のせいでルートが全く分からなくなってしまいました。
とりあえず沢を下って行くことに。
踏み跡がほとんど確認出来ません。
場所によってはズボッといくので、怖かったです。
雪ノ下が空洞になってたり、沢になってたりするので、薄く凍った湖の上を歩いて行くような感じです。
超おっかなびっくり。
誰かが道しるべにタオル(ハンカチ)を残していってくれてます。
こういうのめちゃくちゃ助かります。
歩いてきたとこ、登山道ではなくてTHE・沢です(笑)。
ただの沢を15分ほど下りました。
やっとあの埋まった標識のところに来ました!
これは行きがだいぶ遠回りしたことは分かりましたが、この雪が覆った沢を上って登山道を見つけることは不可能だったと思うので、これがベストだったと思いました。
ここからは行きとの完全ピストンになりますので、不安もなく早足に帰れましたが、
まあ復帰戦にしては結構距離があり疲れましたね。片道8kmくらいかな。
結局下山したのは1115頃でしたので4時間半の登山となりました。
リハビリには丁度良かったかな。
これは、一から鍛えなおさないとダメですね。
この三ヵ月で体重の増加とトレーニング不足により、キツイキツイ。
来週は雪山(浅間山)に行くのですが、
とても不安が残る山行でした。
6月中には完璧な体力を作りあげたいなと。
ゴールデンウィークも飲み食い旅行じゃなくて、山行に切り替えじゃ!!
帰りはいつもの「もえぎの湯」のヌルヌル風呂で疲れを癒しヌルヌルになってから帰宅しました。
【川苔山(川乗山)】
標高 :1363.3m
メンバー :1人
天気 :晴れ
駐車場/登山口:川乗バス停→川苔山 ピストン
標高差:954m
総歩行距離:12.4km
年末の安和岳(沖縄)以来です。
奥多摩にある川苔山(川乗山)に単騎にて行ってきました!
実は登山前にアクシデントが…。
奥多摩のイレブンに、山行で一番大切な水(いろはす)を買おうと思い立ち寄ったら、
財布がない!
自分の間抜けぶりにひどく落ち込みました…。
交番で1,000円くらい借りようかとかいろいろ考えましたが、
車の中やバッグの中を徹底して小銭探ししてみました。
でも、ない!1円もない。
振ってみてもチャリチャリと音もしません…。
最後に着替え用のトートバッグのポケットのチャックを開けてみたら
8,000円入ってました!
命拾いッス。マジ助かりました…。
これにていろはす4本とお菓子やらを買って無事に登山に臨めることになりました!
これを教訓にこれからは予備の登山靴と1,000円くらいは用意しておこう。
日原街道、川乗バス停手前の路肩に車を停めて0645スタート。
自宅からはオール下道で1時間40分くらいかかりました。
30分ほどこんな感じで舗装された沢沿いの林道を上っていくのですが、
勾配も緩やかなのでウォーミングアップには丁度いい感じです。
ふと沢を覗いてみたら…
鹿が木の実を食べてました!
日陰は雪が全然融けてないなぁ…。
山の中は大丈夫かな?
そして登山口に到着!
そしたらいきなりコレ。
入口に通行止って…。
ここまで来て引き返せねー…。
初心者じゃないし、
40のオッサンですから
自己責任で
し、失礼しまーす…。
だーれも居ない山の中を黙々と上っていくのですが、
熊さんの目覚め含め、一人でこの広大な山の中ってのが怖いですね。
順調に歩いて行くと
ついにというかまたしても通行止のトラロープが…。
し、失礼しまーす…。
たしかに危ねぇ。
沢の真上に雪が広範囲にあるのですが、踏む場所を間違えるとズボッって足がハマり、下手すると冷たい沢の中に落ちそうです。
何とか百尋の滝まで到着。
ここからが急登に。
冬の間に鈍って重たくなった体にはキツイ!
かつ崖っぽいところを歩いていく感じで注意が必要です。
よろけて転落死→しばらく誰にも死体が発見されない→かわいそう、です。
この山の頑張りどころです。
急登が終わり、ほぼ平坦な道になり
これがなんと1kmくらい続きかなり助かりました。
雪に覆われてるところは踏み跡もほとんどなく、
ルートを失います。
今考えたら運命の分岐でした。
左手もしくは直進と頂上へのルートが2通りありましたが、結果直進は完全にアウトだった模様なので、
左手に進み助かりました。
※とはいえ左手もこの後、ある個所がものすごくヤバかったですけど…。
これ見えます?
高さ1500cmくらいの標識がずっぽり埋まってます。
このあたりだけ1.5mの積雪が融けずに残っているのです。
ルートは全く分からず、勘だけで雪中行軍していきました。
途中足がモモくらいまでズボッと落ちるところもあり、危ない場面も数度ありました。
雪を抜け、木こりの通る道が見えてそこをひたすらに上って行きました。
しかし頂上までの距離くらい歩いても一向に着かないため、ものすごく不安でした。
が、何とか抜けて、ある登山道に合流。
そこでこの「川乗山」の矢印を見た時は最高に嬉しかったですね。
地味な上りが続きますが、迷ってないだけで幸せです。
もう雰囲気的に頂上は間近です。
見えてきました!
そして頂上に到着!
0915でしたので2時間半もかかったんですね…。
20分くらいは迷ってましたし、思ってたルートより遠回りで登ったはずです。
晴れてるけど、ちょっと靄がかかってましたかね。
びしょびしょのシャツを着替えカロリー&糖分補給。
止まってると寒いですねー。
頂上はこんな感じで結構広いです。
さっきの分岐標識にあった足毛肩の岩経由は完全に危ないみたくて
結果良かったです。そっちに進んだらここまで来れたか全く分かりませんからね。
10分ほど休んで下山を開始しましたが、
ここが私が今回通りたかったルートです。
通行止と書いてありますが、
し、失礼しまーす(゜-゜)
こっちの方が彷徨って上って来たルートより断然ショートカットです!
ぐんぐん下って行きましたが、
またもや雪のせいでルートが全く分からなくなってしまいました。
とりあえず沢を下って行くことに。
踏み跡がほとんど確認出来ません。
場所によってはズボッといくので、怖かったです。
雪ノ下が空洞になってたり、沢になってたりするので、薄く凍った湖の上を歩いて行くような感じです。
超おっかなびっくり。
誰かが道しるべにタオル(ハンカチ)を残していってくれてます。
こういうのめちゃくちゃ助かります。
歩いてきたとこ、登山道ではなくてTHE・沢です(笑)。
ただの沢を15分ほど下りました。
やっとあの埋まった標識のところに来ました!
これは行きがだいぶ遠回りしたことは分かりましたが、この雪が覆った沢を上って登山道を見つけることは不可能だったと思うので、これがベストだったと思いました。
ここからは行きとの完全ピストンになりますので、不安もなく早足に帰れましたが、
まあ復帰戦にしては結構距離があり疲れましたね。片道8kmくらいかな。
結局下山したのは1115頃でしたので4時間半の登山となりました。
リハビリには丁度良かったかな。
これは、一から鍛えなおさないとダメですね。
この三ヵ月で体重の増加とトレーニング不足により、キツイキツイ。
来週は雪山(浅間山)に行くのですが、
とても不安が残る山行でした。
6月中には完璧な体力を作りあげたいなと。
ゴールデンウィークも飲み食い旅行じゃなくて、山行に切り替えじゃ!!
帰りはいつもの「もえぎの湯」のヌルヌル風呂で疲れを癒しヌルヌルになってから帰宅しました。
【川苔山(川乗山)】
標高 :1363.3m
メンバー :1人
天気 :晴れ
駐車場/登山口:川乗バス停→川苔山 ピストン
標高差:954m
総歩行距離:12.4km