山で鍛える

修行・訓練・山行の記録用

浅間山(前掛山)攻略戦

2014-04-18 16:31:20 | 修行・訓練
【浅間山(前掛山)】
標高 :2,524m
メンバー :2人
天気 :晴れ
駐車場/登山口:浅間山荘登山口→浅間山(前掛山) ※ピストン
標高差:1,329m(累積標高差)
距離:約12.8km


お取引先の登山における大先輩と2人で行ってきました!
0430に所沢で待ち合わせての出発です。

順調に車を走らせ、0650くらいに登山をスタートしました!


登山口付近は雪は全くなかったです。


長野のリスはなんか違うぞ…



御年59歳にして、かなり軽快なフットワークです(笑)。
けっこうなペースでぐいぐい上って行きます。


しばらくすると残雪が出てきました。


写真は一の鳥居だったかな?二の鳥居だったかな?
登山口→一の鳥居→二の鳥居→火山館を目指してく感じのルートです。


いい景色です。





雪を歩くのは初めてなので、この日のためにトレッキングポールを買っておきまして、初のトレッキングポールを持っての登山になりましたが、まあ便利ですね。
年配の人が持つものという先入観から、自分が持つ気はゼロでしたが、こうしていざ使ってみると
かなり便利ですね(笑)。バランスも取れますし、足腰への負担軽減にもなります。
何より雪道を歩く上では必需品なんだなと身を持って学びました。




いよいよ雪が多くなってきました。


この辺からMさんはアイゼンつけてました。


1時間半くらい歩いたのかな?
火山館に到着しました!


ここに居た管理人、すごいぶっきらぼうで態度悪でした…。
やり取りしててちょっとイラッとしましたね。
偉そうに…。

もうサッと出てやりましたよ。1分も滞在しないで。




しばらく平原(雪原)を歩いたら、景色が抜けて右手前方に頂上が見えてきました。


後ろを振り返るといい感じの景色です。


ここがこの山の頑張りどころですね。もうすぐ頂上って感じのまま1時間くらいキツメの勾配を巻ながら延々と行軍していきます。忍耐力が問われます。


ようやく巻き道が緩やかになってきました。


これはたぶん、立入り禁止の『浅間山』の写真かな。
もう目の前(距離にして1km)にあるのにこっちは入れないんです。
自己責任で失礼します!ってパターンもありますが、今日のところは止めておきました。


こんな感じで規制されています。


おやつ休憩。


Mさんからもらったこの塩ドライトマト、ビックリするくらい美味しくて、ほっぺがツーンッとして体に美味さと塩分と糖分が染み渡りました…。次から絶対買おうっと。完全にドライトマトは食わず嫌いでしたね。


さあ、前掛山頂上に向けて出発です!
この辺からは風速10~15mの強風で、飛ばされそうな区間もありました。
※予報では25mでしたが、予報ほどではなくて本当に助かりました。


この辺は吹きさらしで指先、耳が壊死寸前でした(笑)。
この日の為に買ったようなカリマーボマNSジャケットは実に大活躍でした。
●完全に風をシャットアウト
●中間着まで汗でびしょびしょでもこの驚異の通気性のおかげで、少し涼しくなるとインナーが乾きます!
●転んだ際(後述しますが)にかなりの砂利や小石に擦りながら倒れました(しかも3回も)が、無傷でした!※パンツは擦れて破けた箇所あり。
●雪や氷をガン弾きです。
●個人的にはデザインが最強なんですけどね。


そして登頂!
Mさん元気すぎです。
私はアイゼンなしで登頂出来ました!ローカットのカメレオンで頑張りました(笑)。


うーん、実にいい山だ。
地上とはかけ離れた気温でおそらく0℃前後なのでは?
こういう非日常感が登山の醍醐味の一つです。


こっちからも立入り禁止の火山口&一番のピークに行けるんだろうな…。


火口方面。踏み跡が見えますね。やっぱ行く人いるんだね。


寒いし風が強いんで、最低限の滞在で下山を開始しました。


風が弱いところで休憩です。
Mさんがコーヒー作ってくれるって言うから。
行動食でカロリーも補給しとかなきゃいけませんしね。


イイデスネェ、ユキヤマデコーヒーブレイク
お湯を沸かしてくれて、


熱々のコーヒーをご馳走になりました!
最高の瞬間ですね。頑張って早起きして、頑張って上ってきて良かった。


甘栗で栄養補給。
2人でおやつを交換っこしました(笑)。


コーヒーと合うというクッキーも頂いてしまいました。


さあ後は下るだけです。

この後、下りは滑り落ちそうなので、雪や氷を避けてガレてるところを歩いていたら、砂や小石が浮いてて3回連続してモロに転んでしまったので
この日どころか人生初のアイゼンを装着して下山しました。
これは全く滑りませんし、雪や氷の中をガンガン歩きたくなっちゃいますね!
感動しました!


これがアイゼン。アイゼンと言っても簡易的なやつですけどね。
火山館でアイゼンを外して下山しました。


雪山歩くと白内障になるから、サングラス必携との指令が出たので、前日急いで好日山荘に買いに行って、これまた登山では初のサングラスです。
そうしたら、必携品だと口うるさく言っていたMさんが「あっ!俺サングラス忘れちゃった!」だって。
おいおい(笑)。


何を見つけたんだか、ぶつぶつ言ってます。


二の鳥居からは行きと違うルートで滝を見ながら沢沿いに下りていきました。
冬の間は凍っていたんでしょうね。


楽しい登山ももう少しで終わってしまいます…。


登山口近くの川の色。
すごい錆鉄色ですよね。

下山完了~!
12時40分くらいだったかな?
上り→3時間10分
休憩→30分
下り→2時間ちょっとくらいのタイムだったと思います。


登山後は「天狗温泉 浅間山荘」に寄っていきました。
すごい錆鉄色のお湯で、タオルも染まっちゃいましたが、温めで気持ちのいいお湯でした。
登山の後の温泉は最高ですね。
Mさんとは初登山&初裸の付き合いでした。
帰りの車は達成感と安堵感と親近感から、結構女子みたくペラペラおしゃべりしながら帰ってきました。





新中央航空 ~調布⇔神津島~

2014-04-18 13:35:43 | 旅行・お出かけ

調布飛行場から朝一のフライトで神津島に行ってきました!
調布飛行場使うのも初だし、プロペラ旅客機に乗るのも初めてです。
※セスナは数回スカイダイビング時にあり。
前夜から楽しみで楽しみでしょうがなかったです(笑)。
遠足前の子どもみたいな感じですね。

空港も形式的に警察や警備員が居たり、結構適当な手荷物チェックとかあったりと
やっつけ加減が最高でしたね。


遠目だとすごく小さく見えますが、




近くにきても小さいッス(笑)!


19人乗りです。行き帰りとも一番前の席でした。


一丁前にこんなランプもついております。
コックピットとの仕切りはこの蛇腹のドア。
会話も丸聞こえです。
※プロペラの爆音がすごくて、機内放送はほとんで聞こえません(笑)。


なんかウケるぜ、ドルニエ228!


多摩川→横浜→江の島→大島→利島→新島→式根島と結構な低空を飛んでいくので、
景色見てるだけで楽しかったです。
ホントあっという間に着いちゃう感じです。


写真は形から見ると利島かな。


無事に神津島空港に到着!

それにしても小さい空港ですな。
調布からわずか30分ちょっとで着いちゃいました。


島はのんびりとした雰囲気で、空港前の原チャリも鍵が付けっ放しですからね。
ちなみにタクシーは3台、信号機は1台、ランチ食べれるお店は3軒のみですから。

調布からのプロペラ機でのトリップ、言葉ではうまく言い表せないんですけど、感覚的になんかすごく楽しかったです!

【まとめ】
●40分弱のフライトとはいえ、トイレが無いのは精神的にちょっと怖いですね。
●低空飛行なので景色が見れて楽しい。
●プロペラの爆音、ハンパなくうるさい(笑)。会話は不可能です。
●あっという間に着きます。
●荷物チェックとかホントいい加減でウケます。
●金属探知機も壊れてるんじゃないかと思うほど、誰の何にも反応しません。
●エアチケットもありません。レンタカー屋に呼ばれるように向こうの持ってる紙で名前呼ばれたりチェックされます。