みなさん、おはようございます。今日散歩するのは文化ゾーンの一角、鹿児島市立美術館です。特別展や常設展を観によく出かけます。立派な美術館です。ちょうど、明治維新カウントダウン事業の一つとして2月12日まで「さつま→かごしま~幕末、明治の郷土美術」をやっています。明治維新という近代化の波が、薩摩焼や薩摩切子などの工芸品や絵画等に与えた影響を探りますよ。
その市立美術館の外庭の片隅に可愛らしい石像があることをご存知ですか?タイトルに書いた「持明院さあ」、「じめさあ」と呼ばれています。島津家18代当主家久の正夫人「亀寿」さん、じめさあは,器量には恵まれなかったようですが、人柄が良く、周りから敬愛されていたそうです。そんな「じめさあ」を慕って、毎年命日の10月5日には鹿児島市の広報課の女性職員がじめさあをお参りしてお化粧をしています。ちょうど西郷隆盛の銅像の築山の裏手にあたります。市立美術館に行ったら美術鑑賞のついでにお立ち寄りください。今日で鹿児島散歩は364回、次回でちょうど1年になりますね。
-鹿児島市城山町4番36号