アナログおやじのJazz&Audio日記

アナログ好きのおっさんが綴るJazz&Audioの四方山話です。夜な夜なレコード三昧、オーディオ三昧です。

No20.6は唄うよ

2022年01月27日 00時44分02秒 | オーディオ
 
ここ2週間ほどMC500に感けていてNo20.6には火を入れておらず、久々に聴いてみた。
始めは寝惚けた出音で、全帯域力感なく楽器に生気が宿っていない。しまった、やはり通電しない調子が悪い。純A級アンプゆえ、当然か。?これではMC500に負けている。
2時間、3時間経過するもあまり変化なし。10時間経過し驚くほどSOUNDが変化。生き生きとしたフレッシュな音。まさに蘇った。不思議と音量まで大きくなった気がする。実にパワフルで音がみっちり詰まって密度感溢れ、音場が左右いっぱいに広がる。楽器のひとつひとつが明確で、素晴らしい。
 
 
土曜日、オーディオみじんこから完成したlemo-lemoケーブルの効果もあるのかもしれない。以前も銀線で製作してもらったのだが、左側のNo20.6は長さ1Mではギリギリ。新たに長め、2Mのケーブルを作ってもらったのだ。
 
通電12時間、完全にMC500を超えた。(笑)

やっと音出しMC500

2022年01月11日 23時05分20秒 | オーディオ
三連休最終日やっと音出し、MC500。
実は去年の年末オーディオみじんこへ製作をお願したPhonoケーブルを引き取りに行った際、パワーアンプを入れ替える話を聞き、思わず「買います。」と。(笑)
以前真剣に導入を検討したこともあり、これもご縁か、と。とはいえ、接続は簡単ではない。まずは置き場所。ラックは満員、かといってスピーカーの上に置くわけにもいかず、重すぎて土台ムリだが。約50Kgあり。不本意ながら、ラックの前に直置き。
 
また、No26Lと接続するのに、手持ちのピンケーブルでは短すぎてダメ。そんなこんなで2週間ほど放置状態だった。一昨日、oud lessonの帰りにオーディオみじんこに寄り、長尺物のピンケーブルを購入しやっと聴く準備ができたわけ。
プリはNo26Lだし、スピーカーケーブルも違うし(ゾノトーン)No26.5と比較するのは不公平だが、あえて出音を比べてみると、
MC500は
緻密さが今一つ。音の密度(可笑しな表現だが)は薄く、なんとなく薄味。クールな印象。今一つ焦点がぼける感じかな。?
もちろん、プリがLevinsonだし火を入れて2,3時間の感想である。
今年は新しいスピーカーを導入予定なので、駆動するアンプ候補のひとつなのでした。(笑)

早くも帰還、No26L

2021年12月31日 14時01分48秒 | オーディオ
 
今月の7日にオーバーホールに出したNo26L当初来年2月初旬の出来上がりと、連絡を受けていたが巣籠り特需もなくなったのか、23日に早々完了の連絡を受けた。ハイファイ堂で最終チェックを受け本日到着。
 
逸る気持ちを抑え、結線を終え緊張の一瞬。
凄い、これが本来の26Lの音か。!!全帯域引き締まり力感溢れるサウンド、かつ鮮明さがまるで別物。アナログもデジタルどちらも素晴らしいが、とりわけアナロの出音にやられた。サウンドDENのCDトランスポーター&DACの導入で、CD優位になるも、アナログが巻き返した。もちろん、まだまだ音は硬いが1,2か月エージングをすれば、よりしなやかで肌触りのよいサウンドに変貌するだろう。
 
 
接続はDAC、パワーアンプ直接接続ではなく、N026LとN026.5を繋げる正統なスタイルにした。
コンデンサー、リレー、抵抗の劣化部品を大量に交換。しかもコンデンサーの液漏れで基盤が腐食していたそうな。くわばらくわばら、メンテナンスに出して良かった。
発売以来30年経過した電気製品、やはりメンテナンスは必須と改めて納得。

畏るべし、SOUND DEN

2021年12月25日 20時36分35秒 | オーディオ
設置後1週間経過した、SOUND DENのCDトランスポーター&DAC。筺体は中古品ながらレーザーピックアップは新品に換装されており、エージングが必要で毎日3~4時間、今日は朝から鳴らしっぱなしにしている。(笑)
 
困った。
LPが聴けなくなったのだ。!!
CDにこんな音が入っているか、と思うほどに万華鏡の如く音楽が鳴っている。LPを聴くと音の粗さが耳についてしまうのだ。滑らかさと、きめの細かさが生の音に近似しているのだ。
以前使ってたSA-1の再生音が、どこか詰まった感じだったがどこまでも伸びやかに、空間への余韻がたなびく様は見事。とりわけベースの音がリアル。かつて聴いたことがない。
世界で最初にCDのクロック精度の重要性を提唱したSOUND DENの藤本社長。素晴らしい。社長曰く、このシステムを導入されたお客さんはアナログプレーヤーとLPを処分されてます、との発言も頷けるほどに説得力ある再生音である。
 
SACDいらんな。
ESOTERICもAccuphaseも比較にならんなぁ。

仕上げはCDトランスポーター

2021年12月19日 21時32分28秒 | オーディオ
ヤフオクで落札したLevinsonのプリアンプ、No26L特段問題ないものの、ノーメンテナンスのためフルオーバーホールへ。完了は年明け2月との御託言にて、代打CounterpointのSA3を引っ張り出した。球と石のハイブリットアンプでこちらはハイファイ堂にて購入したフルメンテナンス品。一聴すると26Lより緻密でパワフルかな、とも感じるが少し盛り過ぎな感もあり。これはこれで値段を考えればなかなかのもの。
 
 
最近、CDの出音よりあきらかにアナログ優位でデジタル系の更新が必要かもと考えていた。折も折、以前ウーファーユニットの再着磁や、エッジの張替え、銀線ケーブル類などでお世話になった広島のSOUND DEN製のPhilipsのプロ用ピックアップ(アルミダイキャスト製CD専用メカPHILIPS CD-PRO2)を使ったCDトランスポーターが在庫2台と聞き、試聴をと藤本社長に連絡。本日、持参頂き試聴となった。
 
 
 
 
参りました。(笑)
今まではDENOのSA1を使いそれなりに満足していたが、次元が違った。左右の分離が圧倒的で音像が実に綺麗。ボリュームを上げても煩くならず、楽器のリアリティが凄い。
ちなみにDACはプリを通さずNo26.5にダイレクト接続である。
 
特筆すべきは人の声。
ライブ録音に収録されている酒場の騒めきが実にリアルであたかも現場にいるかのような臨場感。
 
気が付いたら、注文書にサインしていた。(爆)
しかしお値段が---。
来年分も使ってしまった。
これでオーディオは打ち止めにしなければ。(自爆)

ケーブル沼続く

2021年11月27日 10時19分02秒 | オーディオ
手を加えると良くなるのはオーディの常。
以前はあまり気にしていなかったケーブル類の重要性を感じるこの頃である。電源ケーブル、スピーカーケーブルと交換し残るはプリアンプ、パーアンプ間並びにPHONOケーブルだ。とりわけ、後者はカートリッジの微弱信号を扱うので重要。愛機SP-10IIは発売からすでに30年以上経過するも、ケーブル類は無交換。稀に左Chが接触不良で音が出なくなることがあり、替え時だな、と。
 
 
すっかりお馴染みとなったオーディオみじんこでまたまたお世話になった。
LEMo-LEMOケーブルは銀線を奢ってみた。(笑)PHONOケーブルはオーディオみじんこ推奨のケーブルである。
 
先週の土曜日、オーディオみじんこへ製作を依頼していたPHONOケーブルと、LEMO-LEMOケーブルを引き取りに秋葉原へ。
逸る気持ちを抑えつついそいそと帰宅。(笑)
SP-10IIはクソ重い鉛入りの大阪ケーブルのケースに収容されているので、友人にお手伝い頂き、PHONOケーブルを交換。これが難儀、外すのは簡単だが入れるのがたいへん。悪銭苦闘して挿入。
 
 
LPに針を落とすと---。
一聴して情報量が増えたことを実感。より音がリアルに響き、また一歩ライブ、生の音に近づいた。
PHONOケーブルの交換に続き、LEMO-LEMO(Old LevinsonはLEMO端子が標準)ケーブルをNo26LとNo26.5間に挿入。RCA変換アダプターが音をネグっていたのがわかった。
一音一音の粒立ちが良くなり立体感が増し、音はより前に出てきた。拘りの銀線仕様、大満足、大正解である。
 
ケーブル交換前に聴いたPinkfloydの『鬱: A Momentary Lapse Of Reason』がまるで別のアルバムに聴こえた。!!45rpmのLP、さすがのサウンドでリミックスされより、ギルモアの意図した音に近づいたようだ。
 
荒川さんありがとうございました。!!

予定調和の如く

2021年11月27日 09時53分37秒 | オーディオ
No26Lに助っ人登場である。
どうも以前聴いた記憶と照らし合わせても、今一つ納得がいかない。とりわけアナログが。
原因は解っている。
昇圧手段、つまりトランスがよろしくないのだ。MCで聴く場合本来、No26Lは内臓のMCカード(要はヘッドアンプ)か外付けのJC-1や、No25を使う事が前提である。もちろん電気的には何ら問題ないのだが、トランスとヘッドアンプとは自ずと出音が違うの自明の理。
 
で、JC-1AC導入。(笑)
ヤフオクでかなりの美品のJC-1(AC)が出品されており、思うわず札を入れた次第。なんとワンオーナー品で、前オーナー曰く、「大事に使ってやってください。」との御託言。
 
結線音出し。
いやはや、ビックリ。クリアーで力強い出音。なにより分離が素晴らしい。これこそNo26Lの音である。
なんだかCD聴く気がしなくなってきた。
 
しかし今月は散財したなぁ。来月のカード請求額が恐ろしい。(自爆)

調子に乗って---

2021年09月28日 01時13分45秒 | オーディオ
本日、No26L見参。
ヤフオクでミントなコンディションのNo26Lが出品されており、お値段もリーズナブルで思わず札を入れた。高くなって落とせないかなぁ、と思いきやあっさり落札。金額が伸びずスタート価格から僅かなアップで事足りてしまった。極美品とのコメントだったが、偽りなし。素晴らしく綺麗な個体である。驚くべきは元箱、梱包材もさほど劣化しておらず十分実用に耐える。
 
 
さっそく結線し音出し。
電源オン直後は寝ぼけた音で「ありゃりゃぁ。」しかしCDとLPを交互にかけること2時間。徐々にフォーカスが合い始めた。レンジは広く無いがドスの効いた低音が響き始めた。
 
 
 
まだまだこれから。

電線マンになりそうだぁ

2021年09月12日 16時46分01秒 | オーディオ
昨日は先週に引き続きオーディオみじんこに向かう。スピーカーケーブルを新調したので汎用電源ケーブルではNo20.6に申し訳ない、というもの。(笑)
分厚い出音で満足しているのだが、モヤっとしやや鮮明さに欠けるサウンドを、ソリッドではなく締めてスッキりさせられれば、と荒川さんと相談しながらケーブルを選択。オーディオみじんこのスタンダードモデル、Helixにした。
 
 
帰宅後さっそく接続すると、大正解。狙い通りクリアーでハッキリした音に。
電源ケーブル交換での音の変わりように驚き、先ほどCDPとプリアンプ間の電源ケーブルも替えてみた。CDPはDENONのSA1なので、付属のケーブルもそれなりのレベルだが、交換してまたまた違いに驚く。(笑)
 
より鮮明でなにより定位がグンと上がった。かつ全帯域タイトになり丁度良いバランスである。

No20.6降臨

2021年09月05日 20時14分03秒 | オーディオ
パワーアンプにNo27.5Lを導入しガンガン鳴らすも、どうもソリッド過ぎて620BがまるでJBLのような鳴り方に。ALTECの持ち味である、軽くポ~ンと出る中高域が重くガッツある中低域になり、これはこれで聴き応えのあるサウンドだが、長時間聴くには疲れるし、本来のAKTECサウンドではないなぁ、と。今までのベストな組み合わせは、AGI511&Threshold SA-3でいかにも乾いた軽い中低域。迷っていたところ、一週間ほど前にハイファイ堂でNo20.6(国内では20.5の名称で流通、当該品は並行輸入品にて型番が20.6)が出品されているのを見て思わず、「これだ。」と閃いた。(笑)
 
 
 
なぜか売れず(それなりに高価ではありました)にて、意を決して先週の木曜日(9月2日)に試聴し、筺体も綺麗だったのでお買い上げ。昨日、oudのレッスン帰りにハイファイ堂により、SP端子を確認。なぜならNo20.6はフィッシャー端子、変換アダプターが点いているも、バナナ端子向け。僕のSPケーブルはただの撚線。当然装着できず。あいにくハイファイ堂には在庫がなく、オヤイデ電気、テレオン、ヨドバシデンキ秋葉原本店で探すも、ずべてアウト。さてどうしたものか。
最後の砦、オーディオみじんこへ。自作派ご用達のお店で店主の荒川さんはご存知の方も多いか、と。オーディオ界では有名な方。なんと「わかりました。では、ケーブル作りましょう。」と即決頂き、1時間半で特注ケーブルを作成して頂いた。!!線材を決め、端子を選び、長さを決めとフルオーダー。
 
本日、午後2時過ぎNo20.6無事到着。
配送の方と一緒に運びセッテイングし、音出し。一聴して分厚い音にビックリ。しかも27.05Lのソリッドさは姿を消し、ゆったりとしった出音。しかし極めてトルクフルで圧倒された。同じメーカーでこうも違うか、と驚き。クルマに例えるなら、3Lの911から8Lのviperへ、と言った感じ。プリアンプがcounterpointのSA3。これはこれで悪くないが、できればML-1かML-7もしくはNo26SLに替えたいなぁ、と思案中。
 
 

22年ぶりの-----

2021年08月24日 06時27分55秒 | オーディオ
1週間前にオーダーしたブツが到着。22年ぶりの新品オーディオ機器が来た。!!もちろん、高価なモノではないがなんせ新品。
 
モノはMCトランス。
プリアンプはSA3。ヘッドアンプは実装されていない。MCカートリッジを使うには、必然的に外付けの昇圧手段が必要になる。本体のプリアンプは真空管&半導体のハイブリットタイプ故、ここはヘッドアンプではなくトランスだな、と。LevinsonのJC-2も考えたが、なんせ高いしメンテナンスしないと使いものにならない。第一タマが、ない。
 
過去にDENONの320,340を使ったいたが元々安価にも拘らず、すでに中古のみ。いろいろ物色するも定価46,000円ながら、吉田苑(オーディオ専門店)が他を寄せ付けない安価で販売中と判明し、思わずポチリ。
 
phasemantionのT-300である。
ここ10年ジワジワ人気が高まっているブランドである。T-300は財布の軽い身拙者でも手が届く、というもの。真黒な筺体はいささか色気に欠けるが、プリ、パワーアンプとも真黒な色合いなので許す。(笑)
 
 
TYPEIIIだと整理され、どこか物足りない音だったが俄然元気な音になった。103てこんなにパワフルだっけ。?よく考えたら原因はケーブル。RCAに秘蔵の拙宅では一番お高いRCAケーブルを奢ってみたから。テストにと、カナレに替えてみると、全く音が違う。落第である。いやはや、ここまであからさまなに差が出るとは。!!
 
電線マンではないのだがケーブル交換のメリットを認めざるを得ない。

行っちゃえ、Mark Levinson

2021年07月12日 22時45分47秒 | オーディオ

またしても、いやいつもの衝動買いである。

先週の日曜日、oud lessonの帰路、遅い昼食をと御徒町で下車したのがいけません。(笑)予定調和の如くフラフラとハイファイ堂へと足が向いてしまい、何気に店内を見回すとなんとNo27.05Lが2台鎮坐。しかも一台は失礼ながらハイファイ堂にしては驚くほど綺麗な個体。さらに、メンテナンスはLevinsonの修理にかけては日本一ともいわれる、元リザイエの宇佐見さんの手が入っている、という逸品。買わずに何とする。(笑)不見転で、試聴なしである。ここで気が付いた。(ウソ)現用のAU-X11はプリメインアンプ、パワーアンプダイレクト端子はあるものの、プリアウトはない。つまりNo27.05Lだけでは、聴けないのだ。もちろん、CDPダイレクト接続の手はあるものの、DCDαSA-1には、ボリュームがない。もちろん、No27.5Lにはアッテネッターの装備なし。

必然的にプリアンプが要る。

ML-1Lが以前から欲しかったのだがそうそう都合よくお目に掛かれないし、お安くなったNo27.5Lとはいえ、そこそこな金額故、仮にモノがあっても買えないが。(爆)何かないかなぁ、と周りを見ればメンテナンス済みのカウンターポイントのSA3.1があるではないか。!!言わずと知れた真空管と半導体のハイブリットプリアンプである。こちらも不見転でお買い上げ。

昨日、到着。

軽いと思ったNo27.5L意外に重い。なんとかラックに収めるも、後で取説を見たら36Kgもあった。通りで重いわけだ。

音出し。

一聴して音の濃さに驚く。AU- X11も国産しては分厚く濃いサウンドだが、まるで次元が違う。とにかくこってりと分厚い。AU-X11がHBならさしずめ4Bである。ややハイファイファイ感には欠けるきらいはあるものの、リッチなサウンド。SA3.1の支配力が想像以上に大きいのかもしれない。ハイブリットとはいえ、真空管な響き。1時間程度鳴らすと、重心がやや下がり浮ついたところがなくなってきた。音像がより立体的になる。特筆すべきは、楽器の分離と存在感が際立つこと。小編成のトリオだと極めて明確にわかる。例えばWalts for Debbyの場合、Evansのpianoとlafaroのbass、Motianのdramsの対等に鳴るのだ。しかもより有機的に繋がり音ではなく音楽として耳に届く。

欲を言えば切れ込みとより彫の深さが欲しいところだが、無いもの強請り。ML-1やJC-2、もしくはCelloのEncoreを組み合わせないとね。


絶好調なり~

2021年02月14日 16時37分23秒 | オーディオ

2週間が経過したAU-X11、平日は2~3時間週末は10~12時間鳴らしだいぶ硬さが解れてきた。とりわけMCヘッドアンプは優秀で、AGI511+DENON AU-340(トランス)を完全に凌駕。LP再生はプリメインアンプとして聴くことにした。ガッツある再生音は前へ前と音が出てきて、トランス時の左右に広がる音とは対照的である。ALTECがJBLのような出音になりビックリ。

寝起きが悪いので1,2時間CDを鳴らした後、LP再生している。再生時間は後者が圧倒的に多く、レコードをあれこれ引っ張り出し楽しんでいる。


サンスイ AU-X11見参

2021年01月31日 17時19分03秒 | オーディオ
 
昨日、メンテナンスが終了したサンスイのAU -X11が到着。SAE2600のエージング不足による低域の出音が不満だったので、正月休みにポチリ。ところが当然ながら月日の経過とともにSAE2600はナイスなSoundに。(^^);
 
X11はリリース当時購入し好きな音を奏でていた記憶があり、またなんとなくAGI511と合いそうな気がしたもので。確か1984,5年。その後すっかりサンスイの音に嵌りB2302Vを購入するまでに。
 
 
今回は実に35、6年ぶりの再会。経年による劣化を考慮し、出品者からメンテナンス業者さんへ直送してもらった。リーズナブルな金額ではあるが、落札金額より高かったのは内緒で。(笑)メンテナンス+モディファイ(RCA端子交換、電源3Pインレット化)もお願いした。それにしてもX11はデカい。とりわけ全幅が半端なく、ラックにギリギリ収納、数ミリいや1ミリほどしか余裕がない。(泣)何とSAE2600より、パワーアンプより大きいプリメインアンプである。
 
まずは単独で試聴。
オーバーホール直後にて音は固くぼやけた感じ。電源投入、1時間経過で少し解れ、2時間でなんとか聴ける程度に。CDからLPにチェンジ。なんと、後者の方が俄然音が前に出て分厚くなりビックリ。
 
お次は想定した使い方、AGI511+X11(パワーアンプとして)の組み合わせ。
やはりといえばやはり、CDの出音は密度感がグッと上がり中低域の力感も出て満足な音に。ところがLPを聴くとX-11単独の方が良い。否好みの音。AGI511はヘッドアンプがなくトランス(DENON,AU340)を介すもかたや、X-11はヘッドアンプ。トランス経由では音がフワッと左右に広がり、真空管アンプ的な出音。X11は音が前へ前とせり出しグッと密度感が上がる。明瞭度もこっちが上。もう好みの問題か。個人的には後者ヘッドアンプの音が好き。ライブスポットの最前列で聴く感じそのままだから。
 
 
というわけでオーディオはカット&トライでいろいろやってみるものと実感。ただX11はフルメンテナンス済みに対し、AGI511はノーメンテナンス、ハンデあり過ぎ。ガチンコ勝負はかわいそう。とはいえ、概ね出音の傾向としては間違いなく、フルメンテ対決でも評価は変わらないことだろう。
 
正月早々早くの金欠となったので、機器の購入は控えエージングに努めたいな、と。あ、スピーカーコードは換えないと。現在、200円/Mの40年物だから。(爆)

本領発揮

2021年01月17日 11時49分48秒 | オーディオ

 

導入当初冴えない出音しか聴けなかったAGI511&SAE2600の組み合わせ、エージングが効いたのか俄然魅力的な音を奏で始めた。音の粒立ちが際立ち、元々抜けが良かったのだがより一層音の広がりが向上。困ったことも。録音の良しあしが明白(あからさま)になり、興ざめするLPやCDも続出。620Bのモニタースピーカーとしての特性が強調される結果となったのだ。

欲を言えば、低域の量感がもう少しかなぁ。締まりすぎている気がしないでもない。ケーブル類で追い込むのも限界があり(両アンプとも電源ケーブル直付け)悩みどころではある。