アナログおやじのJazz&Audio日記

アナログ好きのおっさんが綴るJazz&Audioの四方山話です。夜な夜なレコード三昧、オーディオ三昧です。

511、最高

2019年06月30日 22時09分06秒 | オーディオ









通電8時間経過。前言訂正である。レンジ広く、ガッツあるサウンドでもう最高。!!Levinsonいらんなぁ。(爆)先週聴いたN026Lより明らかに上質。おしいのは、CD、SACDの出音に比べLPの出音がイマイチな事。カートリッジケースを見たら、TYPeIIIがあるではありませんか。!!すっかり忘れていた。さっそく103と交換。半年以上も火を入れてなかったので詰まった感じでイマイチ。511はゲインが低く、TYPEIIIだと23時の位置でもさほど煩くない。ここはやはりトランス噛ませて103で聴くべきかなあ。

620Bが朗々と謳い始めた。!!

AGI Model511見参

2019年06月30日 13時34分16秒 | オーディオ




プリアンプを入れ替えた。AGIのModel511である。今までプリアンプはLuxmanのC06α、C10。パイオニアのC5、ONKYOのP-309。そして直近はAcuphaseのC-200Lと国産ばかりで海外製品は初めて。発売当時日産の初代フェアレディZ(S30)やマツダのRX-7(SA22C))がpoor man's PorschePoorと揶揄?されていたようにpoor man's Levinsonと言われたが、たしかに音色的にはML-1に似ている。当時Levinsonは100万円オーバー、かたや511は25万円だったから、そう呼ばれたのだろう。もちろんそれだけコストパフォーマンスが良いという意味でもある。

一聴して音の太さ、濃さに驚かされた。
C-200Lも国産機としてはアメリカでの販売を考えた太め、濃い目の音造りなはずが、まるで醤油味である。濃厚なソースとの違いとも表現できる。C-200Lが2Hの鉛筆ならこちらは2Bの鉛筆である。彫が深く、一音一音メリハリがハッキリ。620B本来の音なのか、いやはやこここまで音が違うとは。!!

JAZZを聴くには最高である。


もちろん、レンジは明らかに狭いし高域は抜けておらずHiFiとは違う音だが、生っぽさ、ライブ感が断然優れ音が一音一音生きている。造りも国産に比べれば簡素、いや有態にいればチープ。また重量が軽すぎてラフに扱うと、簡単に動いてしまう。(笑)PHONO回路もMM onlyなのでMC cartridgeは使えない。とはいえ、103なんでボリュームを上げれば聴けないことはないが、やはり大味になる。音色からしてヘッドアンプではなくトランスかな。?
それとも44でも買うかな?

プリアンプ、パワーアンプ、スピーカーすべてUSA製品となった。
オーディオは文化と納得である。


Levinsonは招くよ

2019年06月23日 09時46分40秒 | オーディオ












昨日はオーディオ好きの友人と上野で待ち合わせ。遅い昼食後、オーディオ屋さんへ。先週予約をしていたハイエンド専門店、Audio Dripper 東京である。
LevinsonやCello、Studerなどかつてのハイエンド機がずらりと並ぶ室内は壮観。Cassinaと思しき豪華なソファーで試聴。おまけにお茶とコーヒーのサービスまで。(驚)お菓子付き。およそオーディオ屋さんらしくない。実はlevinsonのNo23Lがお目当て。プリアンプはなんと VIOLA CADENZA。このアンプ定価210万円である。スピーカーはJBLのEVEREST D66000。総額900万オーバーとまぁ、なんともバブリーなシステム。がしかし、音は---。VIOLA、とんでもないドンシャリアンプで驚いた。プリをLevinsonのNo26Lに替えたら音激変。まともなった。さらに、パワーアンプをLevinsonのNo20に交換。この組み合わせが本日のベスト。でもあえて、自分の現行システムと入れ替えるほどの差はなかった。それを確認できただけでも良かった。(笑)システムが違うけど、以前同行した友人所有のML-1を聞いた時は、これぞLevinsonと思ったのだが。もっともVIOLAはメンテナンス完了から2日しかたって経っておらず完全なエージング不足だし、Levinsonも通電時間が短いそうだから、本来の力は発揮していなかっただろう。No23Lはやや低域を誇張した音色で、帯域バランスはあきらかに中低域寄りだったのに対し、No20は素晴らしいバランスで全帯域過不足なく、力が漲りワイドレンジ。後者はフルメンテナンスを施したアンプだそうで、キチンと手を入れれば過去の名器は現代のハイエンドアンプを軽く凌駕する力があると再認識した。


オーディオ巡りは続く。Audio Dripperを後にし、お次はハイファィ堂へ。こちらはオーディオドリッパーとはうって変わり、狭く雑然とした店内。試聴椅子はなんとパイプ椅子。(爆)えらい、違いだ。
以前から気になっていたAGIのModel511(プリアンプ)を発見。まだ値札もついていない。さっそく試聴。スピーカーはUREI 813A。パワーアンプはYAMAHAのBX-1。これにはまいった。!!UREIが良いのかだろうか。?持参したCDを聴くと実に気持ちが良い。気持ちが昂るのだ。発売当時ハイスピードアンプと謳われた511。自分のパワーアンプSA/3と相性が良いのでは、と直感。願わくばUREI の813Aも欲しいなぁ。しかし、いくらなんでもデカすぎ。奥行きや高さはともかく、幅が787mm。拙宅は幅1,200mmのラックを挟んで620Bを設置、実測すると残念ながら813Aは物理的にムリと判明。約2,500mm足りない。お値段もリーズナブルだしおしい。(爆)

oudは招くよ

2019年05月25日 00時06分56秒 | オーディオ








ついに手に入れたMy oud(ウード)、先週の土曜日から我が物となり毎日欠かさず弾いている。余韻が非常に綺麗に減衰し、いつまでも聴いていたくなり、すっかり虜に。素材の樹は薔薇この辺も音色の違いに、反映しているのかもしれない。

音楽の才能の欠片もないし、楽譜も読めない音痴なおじさんだが、オーディオで鍛えられた?耳が上達の手助けになっているようだ。今や爪弾かないと、なんだか一日が終わらない身となった。

毎日生音に接していると、オーディオの音がどうにも平板でつまらなく聴こえてくる。オーディオフリーク、オーディオバカとしては、悩ましい限り。余韻が綺麗で、彫が深い音の再生ができるアンプは---。などと妄想が始まってしまった。

やはりLevinsonかなぁ。(^^);

平成から令和ヘ

2019年05月01日 23時05分51秒 | オーディオ






















年号も平成から令和ということで、オーディオシステムの変遷を振り返ってみたい。あいにく画像が散逸し、欠落している部分もある。初期のアンプ群の画像がない。1989年にL-10(SP)を導入したのだが、当時のプリアンプはC-06α&E-06(どちらもラックス)、パワーアンプはB-2302V(サンスイ)でアナログプレーヤーはBL91(マイクロ)、アームが1503IV(オーディオテクニカ)、カートリッジが103(デンオン)、CDPはD-500X’S(ラックス)だった。今考えると、サンスイとラックスではど考えてもアンマッチ。(笑)B-2302Vはサンスイのフラッグシップ(今でも)だったが、47KLgの重量と300W+300Wのパワーをもってしても、L-10には役不足。SPユニットの磁力でTV画面mmん位が滲むほどの化け物SP。C-10、B-10II(どちらもラックス)でやっと十全に鳴り始めた。片チャン46Kgのモノーラルアンプ。パワーは500W+500wである。プリアンプもプリにしては重量27Kgと並のパワーアンプクラス。どちらも弩級である。今では考えられないが、当時(1999年)は、個人的にバブル真最中で、新品をキャッシュで購入。定価で300万近いから我ながら呆れる。

当時はコンクリートの集合住宅にいたせいか、L-10が生き生きと鳴り響き大に満足したものだ。

その後なぜかアンプ群がラックスからアキュフェーズに替わった。プリがC-240、パワーアンプがM-100である。おなじ500W+500Wながら大人しいアンプで、L-10とは音色も合わず欲求不満が募る日々だった。ならば、とパワーアンプをマッキントッシュのMC402に替えるもM-100に輪を掛けた大人しさで落胆。早々と叩き売ってしまった。今考えると、ノーメンテだったC-240が原因か、と後悔頻りである。

そうこうしている間に私生活が激変。オーディオどころではなくなり、一切の機材を売り払い冬の時代(2009年から2014年)に入る。

2014年やっと落ち着いた生活を取り戻し、再びオーディオを再開。当初はスピーカーにS-955(パイオニア)、プリアンプにC-222(アキュフェーズ)パワーアンプにM-77(パイオニア)、CDPはパイオニアのPD-T04、アナログプレーヤーにGT-2000カートリッジは不変の103の布陣。その後2015年1月に620Bを導入した。早いもので5年目である。アナログ系は現在も変わりないが、アンプ群は目まぐるしく変わった。プリがPRA-2000Z(デンオン)、P-309(オンキョー)、C-5(エクスクルーシブ)、現行のC-200L(アキュフェーズ)。パワーアンプが、M4(パイオニア)、POA-3000(デンオン)、HMA-9500(日立)、A3(テクニクス)M-08(ラックスマン)、L403?(アムクロン)、MZ-1(パイオニア)、そして現行のSA/3(スレッシュホールド)である。

結局いかに620Bを鳴らすかに腐心した4年間だった。





MC500は招くよ

2019年04月29日 15時34分09秒 | オーディオ




ハイファイ堂のサイトを見ていたら、MC500が格安処分価格が売られており、これは買うべしと押っ取り刀で駆け付けた。4344を同じMcIntoshのC40との組み合わせで鳴らした。CDPはDENONの1650AE。一聴してガッカリ。重く、音離れが悪く、音色が暗い。4344の影響かもしれないがとにかくとても買う気がしない。とりわけ高域の再生に難あり。シンバルが綺麗に抜けずシャンシャンではなくカシャカシャで、全く余韻が広がらない。まあ、プロアマ含め過去の経験からすると、4344が良い音で鳴っているのはおよそ聴いたことがないから致し方なしか。もちろん、CDPも普及機だしセッティングの問題もあろが、この音は頂けなかった。

担当のN氏も620Bとは合わないだろうの結論に。McIntoshよりLevinsonでしょう、とのご託言。たしかに620B使いでMcIntosh派は見たことがない。真空管か、ALTECのアンプとの純正組み合わせが多い。


オーディオは奥が深い。

Threshold SA/3見参

2019年04月03日 23時00分08秒 | オーディオ







プリアンプ、CDプレーヤーと順次機器交換を行ってきたが最後に残ったパワーアンプ。やっと交代完了となった。Accuphase同士が良いのではと、P500L、P800を考えたがいずれも予算オーバーで断念。ふと目に着いたのが本機、Threshold SA/3である。Thresholdは35年ぐらい前に知人宅で4000をMcIntoshの2255と鳴り分けて4333をドライブしている音を聴いた記憶がある。前者はcoolで切り込み鋭く、後者はrichでhotなサウンドと、その違いが手に取るように判別出来た。620Bと音色が合うかなぁ、と危惧したが問題なし。どちらもUS製品でほぼ同世代の製品である。重さは30Kgにも満たないが、フロントフェイスが妙に大きくラックに入るギリギリの大きさで縦にも長い。A級アンプだが、例のステイシス回路にて数時間鳴らしっぱなしでも、放熱フィンほんのりと暖かくなる程度だ。

一聴して鮮烈。切れ込み鮮やかとはいかないが、音がrefreshされより緻密に。一音一音に力があり音の粒子が生き生きとしている。JAZZも良いのだが70年代、80年代のROCKとの相性抜群。Pink Floydの「The dark side of the moon」、10CCの「The original soundtrack」が素晴らしく、とくに「狂気」はsound effectが実に効果的に再生され聴き応えあり。

620Bの相棒は目まぐるしく変わったがやっと伴侶を得たようだ。

DENON DCD-SA11見参

2019年03月17日 01時22分59秒 | オーディオ




プリアンプのお次はCDP。昨年からTASCAMのCD-RW5000を使用していたがなんせロートル。(笑)音質的にもプロ用とはいえ、元来CD RecorderでありCDPではないし、当然SACDの再生は不可能。となるとやはり、本来のCDPが欲しくなるというもの。ESOTERICを狙っていたがいかんせん高価。中古とはいえ、程度がよく、それなりの機種は20万円オーバーである。MARANTZも考えたがデザインが好みではない。必然的にDENONとなった。CD-RW5000と一番の違いは筺体の造り。ラックマウントタイプで実用一点張りの前任者と違い、無骨ながら重く分厚い筺体は、いかにも良い音を奏でそうで頼もしい。トレイのガッチリした構造も魅力的である。

肝心な音は如何に。?
再生当初は寝惚けた音だったが音量を上げ数時間鳴らしっぱなしにすると、本領発揮。重心が低く、アナログライクな出音である。音の分離、厚みも素晴らしく買い替えた甲斐があった。本日12時間以上稼働し、さらにスムーズな音を奏でている。

さて最後はパワーアンプ。どうしたものか。?

久々に新顔登場

2019年01月30日 00時32分33秒 | オーディオ






例年、寒い時期になるとオーディオの虫がムクムクと動き出す。ご多分に漏れず、今年もそんな季節になった。A-10IIでそれなりに満足していたのだが、なんだか変に品よく、そしてなにより音が「軽い」ことが、気になっていた。CDよりLPを多く聴くので当然かもしれないのだが。ご存じA-10シリーズは価格からは考えられない、下手なセパレートアンプを凌ぐ実力の持ち主だが、そこはそれやはりプリメインアンプ。どうしてもプリアンプ部は貧弱にならざるをえない。まして強力な電源部が売り物のA-10シリーズ、ネックである。

白羽の矢を経てたのがAccuphaseのC-200L。以前使ったこともある斬新なデザインのC-240も考えたが、こちらは発熱が多く劣化した個体がほとんどで、おまけに肝心なヘッドアンプが逝かれているケースが大半でさらにメーカーメンテナンス対象外。すでに補修パーツがないのだ。対して前者はまだメンテナンス対象機種であるのもポイント。もちろん、C-280シリーズも視野に入れたがいかんせん高価。

ヤフオクやハイファイ堂のサイトを連日目を凝らして見ていると、絶好の獲物発見。ほとんど競うこともなくあっさり落札。几帳面なオーナーさんで、なんと落札後2日の本日到着。綺麗で頑丈な元箱に収納されていた。経年変化を考えると、キズや擦れはなく極上。取扱い説明書もパリッとしたもの。


A-10IIはプリとパワーのセパレート機能がついていてパワーアンプとしても使えるのだ。はやる気を押さえ、もどかしく結線。いざ、音出し。一聴して違いにビックリ。重心がグッと下がり、一音一音が濃く重い。音が重いなんておかしな例えだが本当にそんな感じなのだ。より実在感ある音といえる。嬉しいことにCD、LPどちらも同じ傾向である。ワクワクしてレコードを聴きまくる。1984年製で所謂Accuphase Soundを色濃く持つ世代である。ワイドレンジ化した無個性で痩せた、最近の同社のつまらない音作りとは一線を画す音である。

どうやら620Bと相性が良いらしい。
こうなるとお次はパワーアンプ、M-1000かA-60が欲しいなぁ。

使い方がわからん

2018年05月27日 13時33分23秒 | オーディオ





一昨日、新しい仲間が加わった。TASCAMのCD-RW5000である。真空管アンプ導入のため売却してしまったSA-60の後釜である。俄かに出色の音を奏で始めたA-10IIでLPを聴き直すも、ひと段落。CDも聴きたくなったわけ。(笑)とはいえ、単に再生機能のみ持った機器を購入してもおもしろくない。再開した生録音の音源をテープではなく、別のメディアに置き換えたかったこともあり、CD Recorderの導入となった。メディ自体の長期保存性を考えれば、CDよりtapeの方が利点があるかもしれないが、なんせ再生する機器が最早、中古でしか手に入らない。中古機器もオーバーホールはほとんど不可能。SONYを始めかつてのメーカーがDATの製造販売を中止してから、すでに15年以上経過し補修部品も払底している。

とはいえ、音質から見たDATの魅力は捨てがたい。
録リ溜まるだろうDAT音源をなんとか生かそうと選択したのが、プロ用機器。プロ用とはいえ、民生用と事情は同じだがそこはそれ、手持ちのDATであるDA-P1も、終了しているはずのメンテナンスをメーカーが対応してくれたのだ。あわよくば、同じようにメンテナンスをお願いできるかも、と虫の良い考えで、思わずポチリ。

ところが大きな問題が。取扱い説明書がない。事前に承知していたとはいえ、どうやって録音したらよいか操作方法がわからない。原理は同じだろう、とばかりに動かすことも考えたが、トラブったら元も子もない。まずはメーカーに取説の在庫問い合わせですな。

当然再生機能はCDのみ。出音をEsotericブランドのSA-60と比較するのは酷だが同じメーカーでもあり、比べてみた。一聴して、聴感上のレンジが違う。SA-60はどこまでも伸びていく感じで、全帯域にわたって音が広がる。対してCD-RW5000は必要な帯域だけ充足する再生音。とりわけ高域の伸びに差を感じる。一音一音の鮮度も違う。未メンテナンスでもあり、意味のない比較かもしれないが、音の違いが確認され興味深い。


新兵器登場

2018年05月20日 23時27分51秒 | オーディオ



プリメインアンプ、アナログプレーヤー、スピーカーとい至ってシンプルになった拙宅のシステム。ソースもLPとDATのみ。後者はライブ音源しかなく、ごくわずか。いやでもLPを聴かざるを得ない。となると問題がある。静電気と埃だ。埃は取り除く術はいくらでもあるが、静電気退治となると厄介である。以前は帯電防止スプレーや、ゼロスタット(ピストル式除電器)など対策グッツを駆使したが、どうにもおおげさで面倒くさい。もっとお気軽に手間暇掛けない方法はないものか、と思案。そこで登場したのが、静電気除去クリーナー。一見何の変哲もないクリーナーだが、ブラシ が導電アクリル短繊維製で帯電したLPから静電気を除去してくれる。

拙者のような物ぐさ者にはピッタリ。
なんせお手軽である。ネックは高いこと。amazonで6,200円である。made in Japanの謳い文句にやられた。ならば安心と変に納得しポチリ。(笑)MG44(カートリッジ)の半額をどう考えるかだな。

三年の間何をやっていたのか。

2018年05月14日 23時39分23秒 | オーディオ




何でも欲しくなると、いてもたってもいられなる性分、今回の真空管アンプの音色に魅せられ、自宅のシステムにも導入したいなぁ、と考えた。

あいにく先立つものが、ない。(笑)
となれば、手っ取り早いのが現行機種との入れ替え。スピーカーさえ替えなければ、機器には拘らない。音には拘るけどね。

ExcluciveC-5(プリアンプ)とEsotericSA-60(SA/CDプレーヤー)をオークションで売却。まずまずの価格で落札され一安心。さっそく梱包して発送した。となると必然的にシステムはシンプルな構成に。

スピーカーには不変のALTEC620B、アンプはC-5とMZ-1の代打でパワーアンプ替わりに使っていたNECのA-10II、アナログプレーヤーはYAMAHAのGT2000。ソースはLPのみ。(笑)A-10IIを本来のプリメインアンプとして使うのだ。

これがなんと、驚くべき結果。
620Bが見事に唄いだしたのだ。信じられないほどに。音が厚く、いかにもバタ臭いALTEC Soundを奏でるではないか。!!いやはや、いったいこの3年何をやっていたのか。とにかく信じられない思いだ。5時間ほどレコードをかけまくった。JAZZそれも1960年代から70年代にかけての録音は、まさにドンピシャリ。実に気持ちが良い。音が眼前に溢れかえっている。

SA-60の出音が見事でGT2000が役不足に思え、LPは何を聴いてもおもしろくなかった.。まさかC-5のイコライザーよりA-10IIのイコライザーが優れているとは。?いや、どう考えてもコストの掛け方が違う。片や定価128,000円こなたは780,000円である。どう考えてもありえない結果だ。ひょっとするとプリパワー間のケーブルのせいかもしれない。故長岡氏(オーディオ評論家)曰く「ピンピンケーブルで同じアンプかと思うほど音が違う。」と評していたから。でも結局相性かもしれない。

M-4から始まりアムクロン、DENONのPOA-3000、TechnicsのA-3、日立のHMA-9500、ラックスのM-08、サンスイのB-2102、オンキョウのM-509そしてパイオニアのMZ-1のパワーアンプ軍。プリアンプは当初P-309だったが、以後C-5一本。いろいろ遍歴したけどまさかA-10IIに落ち着くとは。!!


恥ずかしながらオーディオ歴43年にして音質=投資額ではない、と痛感。

オーディオは面白いね。

オーディオは不思議(パワーアンプ交代の顛末)

2018年05月09日 01時59分43秒 | オーディオ




2,3日前から俄然、620B(スピーカー)の出音が良くなった。導入時はP-309+M-509で慣らし運転、その後2年ほど、C-5+MZ-1のコンビで鳴らしてきた。パイオニアコンビは過不足なくいかにも日本的な端正なサウンドで、それなりに満足していたのだが、やはり620BはALTEC。

スピーカーが唄いだし、もっと重心が低く朗々と鳴る音がどうしても聴きたくなり、悩んだ末にMZ-1を1か月前に売却。世界で唯一の無帰還(No NFB)純A級アンプで、フルメンテナンスを施した名器だったのだが。とはいえ、アンプは所詮黒子。スピーカーを生かす手段、要のスピーカーが鳴らなければ存在意味は、ない。

夏場の熱対策(MZ-1は純A級アンプのため、夏場はエアコン嫌いな拙者もスイッチを入れざるを得ないほど、熱くなるのだ)も兼ね代打的にNECのA-10IIを導入。初代やIIIほど剛直な音ではないものの、強力な電源部に期待したのだ。もちろん、パワーアンプとしてである。プリは相変わらずC-5。

音は、「まぁ、こんなものだな。」といった程度でMZ-1を売却した事を後悔していた。ところが、この急変である。

完全メンテナンス済みだったので、交換したコンデンサー、抵抗類へのエージング効果で俄然目覚めたのかもしれない。
いや、それ以外考えられない。

かつて聴いた620Bのサウンドを彷彿させる出音で、CDやLPを聴き直さざるをえないほど、音質、音色が違うのだ。

一言でいえば、スピーカーが消えた。
要はスピーカーを意識しないで、音が全面に展開するのだ。より、生演奏に近い感じ。全帯域力感があり、押出しよく、とりわけ、saxやtpといった吹きモノ(吹奏楽器)の音が実に響きが良く、生々しいのだ。

欠点もある。
620Bはモニタースピーカー、本領発揮とばかりソースの良し悪しが明確に反映し、ショボい録音を聴くのが辛くなった。「オーディオはソースで八割決まる。」と、かのファンダメンタルの鈴木さん(有名なアンプ製作者であると同時に、プロのguitar奏者)が言われていたが改めて実感している。

それにしても悩ましい。
これでは、次期FXの導入ができないではないか。(笑)

オーディオは不思議、と同時にこれぞオーディオの醍醐味。138,000円のアンプが600,000円のアンプより良い音奏でるんだから。

アンプ選びは悩ましい

2018年05月05日 21時21分59秒 | オーディオ
いまいち620Bの出音に納得できず、思い切ってMZ-1を売却。暫定的にNECのA-10IIで聴いている。フルメンテナンスが終わったばかりでエージング不足。1ヵ月経ってやっと音が解れてきた。とはいえ、あくまで代打。音質はやはり前任者の方が上。もちろん百も承知である。で、早く後任を、といろいろ思案中なのだ。最近定期的に出没するJAZZ喫茶「バンカ」、このお店では4343をウエスギ+サンオーディオのモノーラルアンプで鳴らしているのだが、これが実に渋くて良い感じでついつい聴き惚れてしまう。(ただしアナログに限る)拙宅から持参したLPも掛けてもらったが、大満足。アナログプレーヤーは同じくGT-2000。カートリッジが44。ナローでちょっとくぐ籠った音色なれど、溜まらない。

一気に真空管アンプコンビに刷新も視野に入れているのだが、いかんせん高い。新品は気になるモノとなると、軽く三桁の大台に乗ってしまう。中古でも片手は必定。さすがに考えてしまう。となるとやはり石のアンプかなとも考えてしまう。旧いマッキン(C32、MC2300や2105、240?)やマランツ(510)はたまたALTECの9440Aや9477Bは、なんて妄想は広まるばかり。

やはりモニタースピーカには業務用アンプかなぁ。

DATは時代遅れかなぁ。?

2018年04月18日 18時54分49秒 | オーディオ
DATの録音時間の件、なんとファントム回路の消費電力と判明。要はコンデンサー型のマイクの電源消費電力が大きく、録音時の消費電力と足すと、1時間程度しか録音できないとのこと。予備のバッテリー買うか、クソ重いACアダプターを持ち歩くしかない。(トホホ)

野外でのコンデンサーマイクの使用はそもそも前提にないようだ。もっともダイナミック型でも、2時間程度とのことで割り切った設計の様だ。

マイクをダイナミック型に替えるかなぁ?