アナログおやじのJazz&Audio日記

アナログ好きのおっさんが綴るJazz&Audioの四方山話です。夜な夜なレコード三昧、オーディオ三昧です。

Daydream

2016年08月01日 00時17分02秒 | ロック








今宵の一枚は、日野皓正のdaydream。録音は1980年、レーベルはFlying disk。フュージョン全盛時代、大いにヒットしたアルバムである。メンバーが豪華だ。Steve Gadd(ds)、Anthony Jackson(bass)、John tropea(guitar)そして1曲だけだがBob James(piano)が参加している。だが目玉は盟友ともいうべき菊池雅章(piano、synthe-bass)。個人的にはあまり好きではないフュージョンだが、聴き込むにつれ、「これもありだな。」と思えてくる。軽快なサウンドの連続だが、個々のplayerのソロが聴かせる。日野のcornetが翳むほどだが、tpではないからか。録音バランスの問題かもしれない。意図的に全体の音を聴かせるかのようなミキシングだろうか。フュージョン サウンド特有?の音録りかな。

全員達者な演奏だが、とりわけJohn tropeaのguitarが凄い。まるで彼のリーダーアルバムか、と錯覚するほどだ。
A面最後のLa hora azulがいかにもdaydreamを想起させ、印象深い。他のメンバーとの掛け合いも楽しいが、やはりプーさんとの共演となるとしっくりくる。アレンジも日野皓正、バタ臭いアルバムの中で日本的な情緒が感じられる一曲だ。

録音は普通。ややオフ気味でちょっと鮮度、ライブ感が薄い。いかにもスタジオ録音と言った感じだろうか。



side A

1.Still be bop

2.Late summer

3.Sweeter&Sweeter

4.La hora Azul

side B

1.Antigua boy

2.Gently

3.Goin' for the gold

(personnel)

Hino Terumas(tp,cornet)

John Tropea(guitar)



Anthony Jackson(bass)

Steve Gadd(ds)

Nana(perc)

Bob James(piano)

Masabumi Kikuchi(piano,synthe-bass)

他多数。






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