アナログおやじのJazz&Audio日記

アナログ好きのおっさんが綴るJazz&Audioの四方山話です。夜な夜なレコード三昧、オーディオ三昧です。

Dave digs DISNEY/The Dave Brubeck Quartet

2017年02月02日 01時27分36秒 | ジャズ






今宵の一枚はDabe Brubeckのdave digs Disney、録音は1957年6月。レーベルはColumbia。Dave Brubeckと言えば、take 5が余りに有名だが、負けず劣らずA面冒頭のAlice in wonderlandも名高い。Keith Jarrettのように引き込まれるような耽美的な可憐さ、Oscar Petersonのような流れるように流麗で、思わず唸ってしまう上手さはないけれど、Brubeckの演奏は体が弾む。自然とリズムを取りたくなるのだ。これは彼の演奏だけでなく、Paul Desmondのasとの相乗効果である。いや、むしろPaulのasこそ、なんとも言えない心地よさの源泉かもしれない。とにかく理屈抜きに楽しい。これぞJazzの醍醐味である。

録音は可もなく不可もなくだが、各楽器の音色は魅力的だ。当然と言えば当然だがやはりpianoの音が出色。


personnel

Dave Brubeck(piano)

Paul Desmond(as)

Norman bates(bass)

Joe Morello(drums)


side A

1.Alice in wonderland

2.Give a little whistle

3.Heigh-ho


side B

1.When you wish upon a star

2.Somebody my prince will come

3.One song