先週木曜日の7月18日、仁子師匠のソロライブが音や金時で開催された。弟子にして後援会長兼広報部長としては、カメラを忘れるという失態を犯してしまい残念至極。(トホホ)前日に充電を終え、準備万端だったのだが。止む無くスマホによる撮影を敢行。
今回の目玉は紙芝居。
二部構成のライブ、前半は通常の歌と演奏で後半が「アリババと40人の盗賊」の紙芝居である。おもしろい、実に面白かった。琵琶による弾き語りのようで、語りの口上が福島弁というのも斬新でプログレッシブ。始めてみる艶やかな赤い民族衣装も魅力的だった。
演奏だけでなく、oudの新たな可能性に挑戦する師匠、仁子さんに拍手である。次回はなんと「アイーダ」。これも必見である。
ライブを通して印象深かったのは、唄の素晴らしさ。声に力が漲り、張りと艶が音や金時の空間に朗々と響く。彼女の声質は女性らしい優しい音色で、耳に心地よいのが特徴だが、さらに浸透力が加わり、vocalistととしての魅力が際立った。