アナログおやじのJazz&Audio日記

アナログ好きのおっさんが綴るJazz&Audioの四方山話です。夜な夜なレコード三昧、オーディオ三昧です。

ウェス・モンゴメリー(Boss Guitar)

2015年06月24日 23時50分12秒 | ジャズ







今宵の一枚はウェス・モンゴメリー、録音は1963年4月。レーベルはRiverside。珍しく1960年代の録音、しかもステレオだ。(笑)モノーラルばかり聴いていたのでステレオは新鮮、リッチな気分になるから不思議である。モノーラルの音質には一歩譲かもしれないが、やはりステレオは良い。より一層奥行きが感じられ、音全体の骨格がハッキリ。見通しがよくなった。もちろん、この時代はマイク2本の本物のステレオ録音。マルチモノ録音にない鮮度の良さがある。一音一音音が生きているのだ。

さてこのアルバム、珍しいトリオ構成である。ギター、オルガン、ドラムとまずお目に罹れない組み合わせだ。ギターの力強くかつスピード感あるれるサウンドに圧倒される。連れてオルガン、ドラムも疾走感に満ち、とりわけ前者はイメージするところのオルガンとはまるで別物。まるで電子楽器のようで実に心地よい。テンポ、歯切れとも素晴らしくギターとの相性も抜群。


side A

1.Besame Mucho

2.Dearly Beloved

3.Days of Wine and Roses

4.The trick bag

side B

1.Canadian Sunset

2.Fried Pies

3.The Breeze and I

4.For Heaven's sake


(personnel)

Wes Montgomery(guitar)

Mel Rhyen(organ)

Jimmy Cobb(drums)


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