今宵の一枚はGato BarbieriのAPASIOJADO、レーベルはPolydor。録音は1982年2月。このアルバム、先日取り上げたRICHIE CALL/ALTO MADNESSの中の一曲が気になったから。勘の良い人ならお気づきですね。そうLast Tango in Paris。かのMarlon Brandoが主演し、大胆な性描写で話題となった映画のsound trackがまさにこの曲。正直Gato Barbieriといえば、うLast Tango in Parisしか知らない。fusionsのもののアルバムである。B面は冒頭のVocalが入るTerra me sienteだけちょっと趣きが違い個人的にはこの曲が好き。
tsが前面に出るのだが、sound全体のあくまで一部として機能し、浮いていない。この辺が同じsaxでもRICHIE COLEのALTO MADNESSと違うところ。
音はなかなか聴かせる。いかにものfusionだが聴き込むと随所にBarbieri節ともいうべきポイントがあり、妙に魅かれる。
Personnel
Gato Barbieri(ts)
Gary King(bass)
Chris Parker(drums)
Joe Caro(guitar)
Bill Washer(guitar)
Eddy Martinez(keyboard)
Minu Cinelu(perc)
Frank Ferrucci(syn)
side A
1.Latin Lovers
2.Que Pasa
3.Last Tango In Paris
side B
1.Terra Me Siente
2.Angel 6:40
3.Tiempo Buono
4.Habanera
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