今宵の一枚はビル・エバンズのInterplay。録音は1952年7月、レーベルはRiverside。異色の顔合わせだろうか。フレディー・ハバードが加わってるのだ。凡そビルとは合わない気がするのだが。事実、怪演といっても過言ではないほど、強烈な存在感があり、Quintet全体のサウンドを引っ張っている。ジム・ホールとエバンズは相性が良さそだが、なぜか二人とも影が薄い気がする。特筆すべきはパーシーピースのbass。自分が知るパーシー・ヒースと大きく印象が異なる。とにかくよく唄うbassである。drumsのフィリー・ジョージョーンズも良い。二人のリズムラインが非常に強力でフレディーのtpと相まって、ビルを煽りまくっている感じだ。
ギターがジムでなくウェスモンゴメリーだったらずいぶんと趣が違っただろうなぁ。
side A
1.You and the night and the music
2.When you wish upon a star
3.I'll never smile again
side B
1.Interplay
2.You go to my head
3.Wrap your troubles in dream
(personnel)
Freddie Hubbard(tp)
Jim Hall(guitar)
Bill Evans(piano)
Percy Heath(bass)
Philly Joe Jones(drums)
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