アナログおやじのJazz&Audio日記

アナログ好きのおっさんが綴るJazz&Audioの四方山話です。夜な夜なレコード三昧、オーディオ三昧です。

マイルス・デイビス(The new Miles Davis Quintet)

2015年06月28日 23時53分00秒 | ジャズ






今宵の一枚はマイルスのThe new Miles Davis Quintet。Round about midnightとほぼ同時期(20日後の録音)のアルバム。レーベルはprestige、1955年11月の録音。C00kin、Relaxin、Workin、Steamin、Round about mifnightと本アルバムがマイルス初期のアルバム。残念ながらメンバーは変わらないのに地味目な演奏ため、他のアルバムに比べると知名度が大きく劣る。マイルスのミュートが冴える、いやマイルスのミュートを聴くためのアルバムだろうか。上手い、ミュートかくあるべきといった演奏で、芯があって他の楽器との間合いも完璧。

コルトレーンがまだ彼本来の奔放さが出ていないのがおもしろい。ガーランドのピアノと、チェンバースのベースが凄い、マイルス以外ではこの二人が出色の演奏である。B面冒頭のS'posinのガーランドとマイルスの絡み、同じく2曲目のチェンバースのソロが素晴らしい。

side A

1.Just squeeze me

2.There in no greater love

3.How am I to know

side B

1.S'posin

2.Miles theme

3.Stablemates


(personnel)

Miles Davis (tp)

John Coltrane (ts)

Red Garland (p), Paul Chambers (b)

Philly Joe Jones (ds)



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