今宵の一枚は本田竹廣の浄土。録音は1970年、レーベルはTrio。このアルバムジャケット、御大本田竹廣がなんとヌードになっている。いやはや自分のアルバムに裸で登場するpianistいやplayerは見たことも聞いたことがない。録音が菅野沖彦のTrio jazzシリーズだから、悪いわけがない。素晴らしい出来栄えである。「浄土」を聴くとまさに浄土で聴くが如くのsaundで驚かされる。他の三曲とは全く違い、いかにも日本的でまさに土着Jazzである。
菅野録音、例によってnaturalで音場が綺麗に浮かび上がる。左右の分離が自然で見通しが良い。余分な夾雑物がそぎ落とされた感じで、一音一音が瑞々しい。強靭な本田竹廣のpianoを良く捉えている。
side A
1.Jodo
2.Lazy dream
side B
1.The way to brooklyn
2.Second country
(personnel)
本田竹廣(piano)
Reggie Workman(bass)
日野元彦(drums)
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