１通の手紙。

１番目の子がひとり暮らしを始めて１週間・・・。

あれから別件でモーリーの妹にメールした時、妹も実は娘のことが
心配で心配で、入学式のあった日の夜は寝付けなかったらしい。
その夜から、娘の生まれて初めてのひとり暮らしは始まりました。

何せ娘は両家の初孫にして、妹にしてみれば初姪。
あまり物事に動じないタイプの妹までが心配だというのだから
親のモーリー夫婦が心配じゃないわけがない。

それはそれは、毎日電話しても足りないくらい心配は尽きないのだけど、
そこをグッと我慢して、ここは手紙を１通書いて出してみました。

思えば。
モーリーも学生の頃、親元を初めて離れて寮生活をした時、
さすがにホームシックにかかりました。
自分が決めたはずの寮生活なのに、何か物足りないような
寂しい気持ちになって、母がよこした手紙を読んでは泣いていたっけ。

あの手紙、大事にしていたのだけど、さてどこにしまい込んだのか・・・。
内容もすっかり思い出せず・・・。
今、もう一度読んでみたい気持ちです。


モーリーが娘に書いた手紙には、入学式に出てみて、あの頃の母の気持ちが
わかったような気がしたことや、親としてこの学校に入学させることが
（もちろん卒業も）娘にしてやれる最後のことだと思っている、ことなどを
書きました。

まぁ、とにかく正直に今のモーリーの気持ちを書きました。

モーリーは親孝行という言葉は嫌いなので、親に感謝っていうことは
抜きにして、親の気持ちを知ってほしいだけです。
モーリーも、今まで親がしてくれたこと以上のことを親に出来ない。
この年になって、親という存在の大きさを感じています。


今日、デジカメの写真をプリントしていて、あらためて写真を見ていると
じ～んときますね。
もちろん１番目の子だけじゃなく。

新しい制服を着込んだ子供たちは、卒業式より違う顔つきです。


こうしていると、先月マッキーのライブに行った事も遠い出来事のような・・・。

その時、一緒に行った友達がプレゼントしてくれた紅茶をゆっくり
飲みながら、今日は過ごしています。

一連の行事終わりました！

３月から始まった子供３人の卒業式、子供の進学準備、入学式などなどの行事は
４月７日にすべて終了しました！

３人それぞれ、書類や準備品の不備がないように、目を配り気を配り
もちろん夫も出来るだけのことをしてくれて、やっとここまできました。

モーリー、それなりの疲れやストレスを感じてはいたのだけど、今月に入り
気がつけば膀胱炎に・・・（泣）
市販の薬を飲んでいたものの、完治する兆しがなかったので、昨日病院に
行って来ました。（最初から病院に行けばよかった・・・）

２番目、３番目の子までは、親として今までの経験があるので、それほど
負担にはならなかったけど、１番目の子は特に引越しの準備でバタバタ・・・。

入学式が終わった日曜日に別れたっきり、こっちから電話してないな～。
メールは時々してるけどね。
いったい何を食べて暮らしているのやら・・・（苦笑）

電話したら、そりゃ聞きたいことや言いたいことはきりが無いほどあるのだけど、
３日間母が洗濯・台所のことを一通り教えたのだもの、そこは一人暮らしを
満喫してくれなきゃ（笑）

今週１週間の間に、「弁当箱を買った」というメールがきて、
マジびっくりさせてくれたり（ほんとにお弁当作るのか？？）、学生調査書を
書くのに、「父さんと母さんの年齢を教えて～」と電話してきたり・・・。
親の年齢を知らんのかいっ！
これからも彼女は伝説を作りそうです！


こういった一連の行事があったこの春、感じたことがあります。

卒業式もそれなりの感動があったのだけど、それ以上に入学式というものが
とっても感慨深い、泣けてくる式なんだということ。

今までイメージとして、卒業式のほうが圧倒的に「＝涙」みたいな
感じだけど、ここまで成長したという実感が湧くのは入学式のような
気がします。
実際モーリーも、これまで３番目だけにいつまでも小さい、幼いと思っていた
息子が中学の制服を着た姿を見ると、

「もう中学生か～、これから大人になっていくんだな」

という思いが込み上げてきて、嬉しいような寂しいような複雑な気持ちでした。

隣りに座っていた友達も、「なんか入学式もじ～んとくるね」と
涙ぐんでいました。


２番目の子はというと、念願だった高校に無事合格して、あこがれだった
セーラー服を着てやっと入学出来るのが嬉しい反面、これからの
厳しい勉強についていくことが出来るのか不安な様子でした。

入学式でも、「文武両道」を望みながらも、大学受験を強く意識した
お話ばかりで、親も頭が痛くなりました。

入学式の次日は春休みの課題についての確認テスト、今週の土曜日は
中学校の確認テスト。
それから、高校の先生や塾の先生からも散々言われていたことらしいのだけど、
実際の授業、さすがに速いスピードだったみたいで・・・（汗）
娘いわく、

「寝る暇もない・・・」

「黒板の文字も速く書かないとすぐ消される」

みんな口々に「はやっ」と言っていたそうです。
特に数学の授業では、ゆっくり考える暇もないから、塾に行ってないとかなり
キツイらしい。

そういえば、担任の先生が入学式のＨＲで言われていたっけ。

「今までみなさんは、中学校ではそれなりの成績で親にも先生にも
　あまり怒られたこともないし、つまづいたことも少ないと思いますが、
　ここでは色んな意味で困難にぶつかって、たくさん失敗をすると思います。
　でも、成長するためにたくさん失敗をしてください。」

と。
担任は、経験豊かでとてもいい印象の先生だったので、ホッとしています。


そんなこんなで、我が家にいる子供２人～２番目の子は生まれて初めての
バス通に疲れ、３番目の子はサッカー部に仮入部してもう部活をしているので
毎日クタクタになって帰ってきます！


桜の花をゆっくり見る時間もないほど忙しい毎日だったけど、今週末は
久々にゆっくり家にいます。

気がつけば、いつのまにか花壇の花もたくさん咲いて、ムスカリは去年より
花数が多いです。