SHAンパンでもいかが?

「最終楽章 気分はAdagio」
77歳の一人暮らし。

『置かれた場所で咲きなさい」』

2025-03-07 15:22:00 | 日記

これは
シスタ―渡辺和子
ご著者のタイトルですが
マザーテレサの言葉で
あったようですね

長年、
ピアノを学ばれていた
お若い方が
ご主人さまの転勤に伴い
東京に移られましたが
お幸せな生活ぶりを
時々お伺いしていました

ところが
突然、喪中はがきが
届いたのです
驚愕のあまり連絡すると
彼女は心臓弁膜症を発症し
パ―キンソン病と確定
されたのですが
その2ヶ月後にご主人に
膵臓ガンが見つかり
6ヶ月で旅立って
しまわれたのです
とても仲の良い
ご夫婦でしたので
残された彼女は
泣き暮らしていた
ようですが
家を引っ越し
お仕事を見つけて
病と闘いながら
生活をはじめました

何よりも
彼女を支えたのは
音楽だったようです
薬が切れると
左手は全く動かなくなるし
杖も必要な生活との
ことですが
先日、ある演奏会で
心を込めて
演奏をしている
動画を送信してもらい
胸がいっぱいに
なりました

そして昨夜は
3月末の私達の演奏会に
来てくれるとの
連絡があったのです
「どんなに手が
動かなくても
工夫して音楽を
続けようと思います」との
言葉にこちらのほうが
勇気づけられます

大きな悲しみ苦しみを
乗り越えていこうとする
彼女の姿に
昨夜は眠ることが
できませんでした

まさに
置かれた場所で
大きな花を
咲かせはじめて
いるのです