SHAンパンでもいかが?

「最終楽章 気分はAdagio」
77歳の一人暮らし。

Waltz New Year

2008-01-24 15:47:48 | 日記
M氏がいらして下さいました。
今年はじめての作品は「ワルツ」です。

まるでモーツアルトのようなシンプルさ。
弾いてみると実に清清しい透明な音。
どうしてこんな素敵なフレーズが頭に浮かぶのでしょうか?


色々お伺いしてみると
きっかけは大震災。
阪神間が大揺れに揺れたあの日、
M氏の奥深くに終い込まれていた引き出しが開いて
封印されていたものが表に飛び出したようです。

崩れたままの芦屋のライブ・ハウスのピアノで
頭にこびりついてる音を弾かれたところ、
作詞をなさる会SHAの同僚の方が
トイレット・ペーパーの切れ端に
詩を書き付けて走り出てこられその場で曲が完成。
すぐに発売されたC・Dは1万5千枚売れ、
筑紫哲也氏のNEWS23で
震災の暗い話題の中、
暖かいニュースとして報道されたそうです。

又、夏川りみさんのためにも1曲書かれたそうですが、
250万枚売れているとの事・・すごい!!

私など3歳半から音楽をやっていますが
作曲などとてもできません。
これはこの方に与えられた特別な才能です。

今日はそんなお話をお伺いした
貴重な朝の時間でした。