SHAンパンでもいかが?

「最終楽章 気分はAdagio」
77歳の一人暮らし。

レッスン料

2022-04-07 21:51:00 | 日記
1831年9月パリに到着した
ショパン(21歳)は
ラジ—ヴィウ公らの紹介で
貴族の子女のピアノ教師を
始めました。

ショパンのレッスン料は
自宅の場合は20フラン
出張の場合は30フラン。
1レッスンは日本円にすると
2万円—8万円ですが
1日に5時間ほど教えるので
10万円から40万円位の
収入だったそうです。


時計、香水、カフスボタン
白い手袋
家具も全て一流品。

召使いを雇い、着道楽で
花も欠かさず
貴族のように馬車を
保有する生活では
足らなかったようです。


最後のヴァンドー厶広場の
部屋はまるで美術館。
1849年10月17日午前2時
39歳で世を去りました。
現在は宝石店のショーメ
になっています。







『ショパンの本質は
研ぎ澄まされた貴族精神』
  
  アルフレッド・コルトー