SHAンパンでもいかが?

「最終楽章 気分はAdagio」
77歳の一人暮らし。

ピアノの魔術師

2022-04-11 23:14:00 | 日記
「フ、フランツ、わしは
女のことが心配だ。
お前の女のことが、、、」
とつぶやいてリストの
父がこと切れたのは
彼が16歳の1827年の
夏のことだった。

パガニーニを目標に
ピアノの腕を磨き、
超絶技巧と持ち前の美貌で
聴衆を魅了。
ことに女性は魔法を
かけられたように酔いしれ
失神者も続出。
史上有数のレディキラ—
だったようです。




1865年 ロ—マで僧籍に
入ることになりそれ以降は
次第に宗教的なものに傾倒。




巡礼年の第3年は
1883年に出版されました。
作品の多くはリストが
挫折し憔悴しきっていた
頃に作曲されたもので
レスタティ—ボ風な
単旋律を使用した
禁欲的な雰囲気の作品です。
良く演奏されるものは
「エステ荘の噴水」
終曲は「Sursum Corda」

1886年 74歳
ドイツ バイエルンで逝去