SHAンパンでもいかが?

「最終楽章 気分はAdagio」
77歳の一人暮らし。

意外と人間的

2022-04-29 10:23:41 | 日記
ゴ—ルデンウィーク、
雨と風の幕開けでしたが
夕方青空が顔を出しました。

  

   ✨✨✨✨✨

ルターの宗教改革により
のちにライプツィヒの
聖ト—マス教会の音楽監督
の地位についたバッハは
日曜日毎に3年にわたって
カンタ—タを作曲、
200曲以上を完成させました。

ミサ曲や受難曲4曲
(2曲は未発見)
オラトリオなどの
おびただしい数の教会音楽と
オルガン曲や協奏曲を作曲。
17人の子供達を
育てながら、、、。


又、子供の教育用に作曲した
インヴェンション&シンフォニア。
なかでもピアニストにとって旧約聖書と呼ばれている
平均律曲集Ⅰ巻・Ⅱ巻の
プレリュード&フ—ガ。
彼一人でフ—ガと言う形式を
大完成させてしまったのです。

そのバッハの平均律曲集の
Ⅰ巻の終曲は壮大で見事に
締めくくられるのですが
Ⅱ巻の終曲は期待を
はぐらかす(笑)ように
2声のインベンションと
舞踏フ—ガ(パスピエ)に
なっているのです。

イェルク・デ—ムス氏の
講座を受けた時
「最後はとても人間的!」と
笑っておられたのが
印象に残っていますが
何を書いてもバッハはバッハ
完璧です。


こちらは1巻の終曲の
プレリュードですが
ピアノではなく
ストコフスキーの
オ—ケストラでの演奏。

昔、FMクラシックのテ—マ曲でした。
とても懐かしい。