SHAンパンでもいかが?

「最終楽章 気分はAdagio」
77歳の一人暮らし。

ロマンス

2022-04-26 22:58:00 | 日記
今日は午後から
雨が降ったり止んだり。
夜は本降りになりました。

朝のうちにお医者さまに伺い
お薬を頂いてきました。
ラヴェンダーが一杯


  ✨✨✨✨✨


ショパンコンクールで
堪能したピアノ協奏曲第1番の美しい2楽章
「ロマンス」ですが
1830年、20歳の時の作品で
コンスタンチアを思いながら
書いたものです。







初演は1830年の秋、
ポ―ランドを離れる時に
ワルシャワでの告別演奏会で
演奏されました。
その折、コンスタンチアも
ロッシ―ニのオペラの中の
カヴァティーナを歌って
賛助出演しているのですが、
ショパンは友人に
『彼女は純白のドレスを
着て、髪に薔薇の花を飾って
いた、、、。」と
書き送っています。


まるで夜想曲(ノクターン)に
オ―ケストラをつけたような
作品ですが
この楽章について彼は
『ロマンチックな、静かな、
やや憂鬱な気分のもとに
つくられ、春の美しい月の
夜のような、懐かしい思い出を呼びさます感じだ。
ぼくはヴァィオリンの
弱音器を使うように書いた。
良い効果が出るだろうか』
(河上徹太郎氏訳)
と書いています。