SHAンパンでもいかが?

「最終楽章 気分はAdagio」
77歳の一人暮らし。

リラの花

2023-11-28 09:26:00 | 日記

ロシアの5月、
リラの花が咲き乱れ
甘い香りが漂います。

ラフマニノフの
生家や別荘は
春になると
リラが満開
だったようです。

ラフマニノフは
1902年、
従妹と結婚した時に
ピアノ伴奏付きの歌曲を
作曲しましたが
その後、第5曲目の
「リラの花」を
ピアノ独奏用に編曲
しました。

ラフマニノフの
シンボルともいえる
「リラの花」
後半は
ピアニスティックで
華やかなこの曲は
人気となり
ラフマニノフの
ソロ・リサイタルの
定番となりました。

1908年頃から1918年まで
匿名のファンから
どこで演奏をしても
白いリラの花束が
届くようになりました。
贈り主はロシアのマダム
フェルカ・ルソーだった
ようです。


白いリラの花