SHAンパンでもいかが?

「最終楽章 気分はAdagio」
77歳の一人暮らし。

モ—ツァルトと日本

2022-10-02 23:23:00 | 日記
モ—ツァルトの
亡くなる年の3月に、
旧友で劇場経営者の
シカネ—ダ—の依頼で
オペラ「魔笛」を
書き始めました。
9月に完成し、
モ—ツァルト自身の指揮で、
初演を飾りました。

このオペラは大ヒットし
モ—ツァルトの死後には
ますます評判が高まり、
「魔笛」の印税で
息子は広大な土地と館を
買い求めて、
「モ—ツァルト2世」を
名乗ったのですが
大成することは
ありませんでした。

   ✨✨✨✨✨

このオペラの冒頭で
登場する
王子タミーノは
日本の「狩衣」を着けて
舞台に立つようにと
モ—ツァルトは
指示をしています。






日本を知っていた
モ—ツァルトに
とても親しみを
感じます。

1625年に
オ—ストリアの貴族の
クリストフ・カ—ル・フェルンベルガ—は
世界一周の途中に来日し、
20日間ほど、
九州の平戸に
滞在したようです。
その折に、有田焼や
漆器、着物などを
持ち帰ったので
モ—ツァルトも日本の
ことを知ったのでしょう。

そしてその有田焼を
真似たのが
1718年、ハプスブルク王朝
の栄華の中で誕生した
オ—ストリアを
代表する名窯の
アウガルテンでした。

  ✨✨✨✨✨

ウィーン滞在中に
アウガルテンの工房を
訪ねました。
絵付けなどをゆっくり
拝見したあと、
とてもリ—ズナブルだった
大皿を買ってしまいましたが
美しい白磁のルーツが
有田焼だったとは
目からうろこです。


   ✨✨✨✨✨

余談ばかりになりましたが
「魔笛」については
又、そのうちに。

  
  ✨✨✨✨✨✨

「魔笛」より
パパゲ—ノ&パパゲ—ナの
二重唱。(3‘22")





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2 コメント

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磁器 (たこちゃん)
2022-10-03 08:42:31
おはようございます。

魔笛というと、なかなかフレーズがでてきませんが
パパゲーノ、パパゲーナで、あ、あれか!
里中満智子が、オペラを漫画化していて、
サロメも、読みました。

白磁や青磁、中国のものだと思っていましたが、
ヨーロッパのものは有田焼がルーツ?
ボーンチャイナは逆輸入??
陶磁器や骨董には興味も知識もないけれど。

40年前のアメリカ留学の時のガイドブックには、
現地で買ってかえるとお得なものとして
ディナーセット、バースデーカードなんかが
あがってましたっけ。
もちろん貧乏留学生は買いませんでした。
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Unknown (m-sha)
2022-10-03 15:10:45
こんにちは。

凄いっ!
漫画であるのね。
知らなかったです。
おくれているなぁ〜〜〜。
サロメは聖書で読みました。
(笑)

大きなお皿、パジャマなどで
グルグル巻きにして
持って帰りました。
お値段は忘れてしまったけれど
お安くなっていて吃驚。
白いから和食にも使えると
思いましたが
まだ出番はなく食器棚の
隅にあります。💦💦

今朝も庭掃除を少し。
40分位かな?

ピアノは終わりましたか?
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