SHAンパンでもいかが?

「最終楽章 気分はAdagio」
77歳の一人暮らし。

長すぎる楽劇

2023-02-16 06:44:00 | 日記

ワ―グナ―の舞台祝祭劇
《ニ―ベルングの指輪》の
第3幕の幕明けに演奏される
「ワルキューレの騎行」 
です。

この曲は甲冑に身を固めた
ワルキューレたちが
翼のある馬にまたがって
空中を駆けめぐるようすを
えがいた勇壮な音楽で
単独で演奏される機会も
多い有名な曲です。
(6‘11")



ワルキューレは北欧神話に
登場する女神たちで、
戦場で死んだ英雄たちの魂を
神々の館ヴァルハラへ届ける
役目を持っています。

   ✨✨✨✨✨

《ニーベルングの指輪》は
ワーグナーが生涯をかけた
超大作で1848年、彼が
35歳の時に書きはじめ
完成したのは
26年後の1874年、
61歳の時でした。

   ✨✨✨✨✨

序夜「ラインの黄金」
第1夜「ワルキューレ」
第2夜「ジークフリート」
第3夜「神々の黄昏」の

4部構成で通して演奏すると
15時間かかり
通しで上演するとなると
少なくとも4日間を
要します。

    ✨✨✨✨✨

チャイコフスキーが初演時、
初めてバイロイトを訪れ、
演奏会について述べて
いますが、
その文章の一番最後に
「音楽が専門である私が
精神的にも肉体的にも
疲労困憊したので、
熱心に聴かれた
愛好家の方々の疲労は
大変なものだったでしょう」と書いています。

この大作を聴くには
大変な時間と体力
か必要なので
ある時期までは根気強い
ファンだけのものでした。

しかし、F•コッポラ監督の
「地獄の黙示録」
ベトナム戦争を描いた映画で
米軍のヘリコプター部隊が
ベトコンに向かうシーンで
流された音楽は
映像よりも
強烈なインパクト
与えました。

ショルティ指揮
ウィーン•フィル
(5‘29")










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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Unknown)
2023-02-16 22:22:51
こんばんは。

寒いですね。
あたたかくなった
あとだけに
こたえますね。

ワーグナーの楽劇、
老後のおたのしみには
体力がないから
とても無理ですね。

今夜は体調がもう一つ
なので早目に休みます。

たこちゃんも
あたたかくして
おやすみ下さいね。❣️
返信する
ワーグナー (たこちゃん)
2023-02-16 18:58:14
こんばんは。

今日は北風ピューピュー、
お天気だけど、やっぱり冬。
1ヶ月ぶりの仕事に行ったので、
またまた半日以上が潰れてしましました。
これから、練習!

ワルキューレ、これもまた、よく耳にする音楽です。
その割に、題名が(?)のことも多々あり。

そんなに長い音楽会、もちろん、
途中休憩はあるのでしょうね。

それにしても、このヘリコプター群の映像の
不気味なこと。
ドローンも、気味の悪い形だなあ
と思ってみています。
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