ども、火曜日です。
いや、どーでもいい挨拶ですね。
昨日から話の展開に合わせて当ブログのテンプレートを変えてみました。
おどろおどろしいでしょ?
こういうテンプレート、となると、
いままでみたいなノンキな挨拶じゃ合わないですかね。
例えば・・・
闇の吟遊詩人、魔伽論は血の色の飲み物をすすり・・・
とかなんとか。
でもまかろん、こんな夜の時間にトマトジュースなんか飲みたくないし、
それに、
こんな中二病みたいな名前、ヤだ。
まあ、のんびり行きましょう。
さあ、今日のタビィはどうなるでしょう?
2013年10月1日~ブログ直接投稿 「黒猫タビィの物語」 その8
言うなり 魔女はナイフをかざした
さあ 栄光の血をお寄こし
タビィはいやだと 爪立てるけど
魔女のローブに からまっただけ
無駄にあがかず 素直におし
<つづき>
タビィは 魔女の手に噛みついた!
ぎゃあと言って 魔女は手を振る
魔女の手から 血が鍋にぽたぽた
だけど タビィも鍋に落っこちた
ぐらぐら煮える 鍋の中!
このまま煮えておしまい 猫め!
魔女が 金切り声あげる
混ぜ棒もって 突こうとしたとき
湯気がふわっと 立ちのぼり
99匹の猫の形を とった
湯気の猫たちに 包まれて
タビィは鍋の上 浮いていた
湯気の猫たちは 啼いていた
べっとり付いてたペンキは 溶けて
タビィの片手は 真白かった
その手は何なの 罰当たりめ!
魔女は 大声でわめいた
タビィは にゃーごと鳴き返した
湯気の猫たちは ぎゃーおと啼いた
鍋の薬が ざぱんと魔女に襲いかかった
魔女は みるみる溶けていった
床は一面 どろどろの緑
湯気は ゆっくり小さくなった
たぷんとぷんとする床に
タビィは そっと足つけた
とたんに流れ込む たくさんの声
溶し込まれた 猫の血の声
そして大きく響く 魔女の念
許せない 許せない 許せない
タビィの血肉が 湧きかえる
許せない!
タビィは大きく 天に叫んだ
許せない その声が湧きかえる
許せない許せない 何もかも
力が漲り 張り裂ける
タビィは 人間の男になっていた
<つづく>

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いや、どーでもいい挨拶ですね。
昨日から話の展開に合わせて当ブログのテンプレートを変えてみました。
おどろおどろしいでしょ?
こういうテンプレート、となると、
いままでみたいなノンキな挨拶じゃ合わないですかね。
例えば・・・
闇の吟遊詩人、魔伽論は血の色の飲み物をすすり・・・
とかなんとか。
でもまかろん、こんな夜の時間にトマトジュースなんか飲みたくないし、
それに、
こんな中二病みたいな名前、ヤだ。
まあ、のんびり行きましょう。
さあ、今日のタビィはどうなるでしょう?
2013年10月1日~ブログ直接投稿 「黒猫タビィの物語」 その8
言うなり 魔女はナイフをかざした
さあ 栄光の血をお寄こし
タビィはいやだと 爪立てるけど
魔女のローブに からまっただけ
無駄にあがかず 素直におし
<つづき>
タビィは 魔女の手に噛みついた!
ぎゃあと言って 魔女は手を振る
魔女の手から 血が鍋にぽたぽた
だけど タビィも鍋に落っこちた
ぐらぐら煮える 鍋の中!
このまま煮えておしまい 猫め!
魔女が 金切り声あげる
混ぜ棒もって 突こうとしたとき
湯気がふわっと 立ちのぼり
99匹の猫の形を とった
湯気の猫たちに 包まれて
タビィは鍋の上 浮いていた
湯気の猫たちは 啼いていた
べっとり付いてたペンキは 溶けて
タビィの片手は 真白かった
その手は何なの 罰当たりめ!
魔女は 大声でわめいた
タビィは にゃーごと鳴き返した
湯気の猫たちは ぎゃーおと啼いた
鍋の薬が ざぱんと魔女に襲いかかった
魔女は みるみる溶けていった
床は一面 どろどろの緑
湯気は ゆっくり小さくなった
たぷんとぷんとする床に
タビィは そっと足つけた
とたんに流れ込む たくさんの声
溶し込まれた 猫の血の声
そして大きく響く 魔女の念
許せない 許せない 許せない
タビィの血肉が 湧きかえる
許せない!
タビィは大きく 天に叫んだ
許せない その声が湧きかえる
許せない許せない 何もかも
力が漲り 張り裂ける
タビィは 人間の男になっていた
<つづく>

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