えっと、連休最終日でした。
皆さま、楽しく過ごされましたか。
今日、まかろんはちょっと大きめの100円ショップに行ったのですが、
ハロウィン関連コーナーに、お子さん連れのご家族が何組もいて、
「このマントがいいかなー」と品定めしてたり、
子供はもう頭にハロウィンの帽子やら飾りをつけてたり、で、
やっぱりハロウィン、根付いてるよね!
・・・でも、あの子供たち、どこであーゆー衣装使うんだろう?
おうちでパーティ?学校で集まりがあるとか?
近所に理解があって、回らせてもらえるとか?
まかろんが小さかった頃は、
ハロウィンってものが世間に全然知られてなかったので、
今どきの日本の子たちがどういう風にハロウィンしてるのか、
知らないんですよね。
まあでもとにかく、もっともっと一般的になって、
大人も子供もウキウキワクワクドキドキできると良いな、と思います。
さ、ハロウィンがやっぱり一般的だと分かったところで、
今日のタビィはどうなるでしょうか?
2013年10月1日~ブログ直接投稿 「黒猫タビィの物語」 その14
ようやく 二階に辿りつくと
タビィは小さく 息をついた
左右に暗い廊下が続く 真ん中は
大きな異形の像の 石柱が二本
その向こうに 大きな広間が広がっていた
<つづき>
ここかと タビィは中に入った
石造りの大広間 松明が暗く燃えていた
魔女に魔道士 異形の怪物
こうもりたちが 暗がりではためく
奥には大きな椅子が 皆を見下ろしてた
おや東の その身体はどうした
ぬめりとした声が 近づいた
ヒキガエルのような つぶれ顔の老婆
あんたは南の とタビィは言った
沼地の住み心地は いかがかな
おうおう やっぱりあんた東だね
猫の気配がだいぶん するが
南の魔女は 淀んだ目でにたりと笑う
若い男でも喰ったかい
無駄なあがきと思うがね
タビィは 黙って魔女を見下ろした
魔女は しげしげタビィを見回す
魔女の力を 男の身体でどう使う
付け焼刃じゃ どうにもならんよ
馬鹿なことを したもんだ
まあ死なないよう 頑張りな
南の魔女は 向こうを見やる
ほれ北と西のも 大張りきりさ
北は 大の男嫌いだし
西は 大の男狂いだし
つられて そちらの方を見ると
ばさばさ白髪 長身の老婆と
波打つ金の髪の 若い女が
それぞれ こちらをじっと見ていた
若い女は目が合うと 微笑みながら寄って来た
<つづく>

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皆さま、楽しく過ごされましたか。
今日、まかろんはちょっと大きめの100円ショップに行ったのですが、
ハロウィン関連コーナーに、お子さん連れのご家族が何組もいて、
「このマントがいいかなー」と品定めしてたり、
子供はもう頭にハロウィンの帽子やら飾りをつけてたり、で、
やっぱりハロウィン、根付いてるよね!
・・・でも、あの子供たち、どこであーゆー衣装使うんだろう?
おうちでパーティ?学校で集まりがあるとか?
近所に理解があって、回らせてもらえるとか?
まかろんが小さかった頃は、
ハロウィンってものが世間に全然知られてなかったので、
今どきの日本の子たちがどういう風にハロウィンしてるのか、
知らないんですよね。
まあでもとにかく、もっともっと一般的になって、
大人も子供もウキウキワクワクドキドキできると良いな、と思います。
さ、ハロウィンがやっぱり一般的だと分かったところで、
今日のタビィはどうなるでしょうか?
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ようやく 二階に辿りつくと
タビィは小さく 息をついた
左右に暗い廊下が続く 真ん中は
大きな異形の像の 石柱が二本
その向こうに 大きな広間が広がっていた
<つづき>
ここかと タビィは中に入った
石造りの大広間 松明が暗く燃えていた
魔女に魔道士 異形の怪物
こうもりたちが 暗がりではためく
奥には大きな椅子が 皆を見下ろしてた
おや東の その身体はどうした
ぬめりとした声が 近づいた
ヒキガエルのような つぶれ顔の老婆
あんたは南の とタビィは言った
沼地の住み心地は いかがかな
おうおう やっぱりあんた東だね
猫の気配がだいぶん するが
南の魔女は 淀んだ目でにたりと笑う
若い男でも喰ったかい
無駄なあがきと思うがね
タビィは 黙って魔女を見下ろした
魔女は しげしげタビィを見回す
魔女の力を 男の身体でどう使う
付け焼刃じゃ どうにもならんよ
馬鹿なことを したもんだ
まあ死なないよう 頑張りな
南の魔女は 向こうを見やる
ほれ北と西のも 大張りきりさ
北は 大の男嫌いだし
西は 大の男狂いだし
つられて そちらの方を見ると
ばさばさ白髪 長身の老婆と
波打つ金の髪の 若い女が
それぞれ こちらをじっと見ていた
若い女は目が合うと 微笑みながら寄って来た
<つづく>

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