また月曜ですねぇ。
しかもいよいよ10月下旬ですよ。
皆さま、いかがお過ごしでしたか。
まかろんの今日のびっくりはですねぇ・・・
うーん、仕事ではあったのですが、あんまり面白くないなぁ、ネタ的に。
なので、えーっと、
Trick or Treat! (お菓子くれなきゃ、いたずらするぞ!)
・・・ びっくり、した?
ごめんなさい、今日ネタなかったです・・・
さあ、今日はタビィはどうなるでしょう?
2013年10月1日~ブログ直接投稿 「黒猫タビィの物語」 その21
タビィは 大広間の床に
ひざまずいてる自分に 気づいた
汗でローブは ぐっしょり濡れて
床についた手は 震えてた
身体の奥に 何かが鈍く脈打っていた
<つづき>
おや やっぱり手に入れたかい
傍で かすれた老婆の声
汗まみれの 南の魔女が
荒く息をしながら タビィに言った
他の連中も 自分の分は守ったようだね
見ると 広間は一面血まみれ
つぶれた臓物や死体で 埋まってた
全身を侵すような 血の匂いの中
魔女や黒騎士たちが 荒い息で
汚れきった床に 座り込んでた
西の魔女は 金の髪をふり乱し
汗まみれの 滑らかな白い顔に
緑の目を ぎらつかせていた
北の魔女は いっそう蒼ざめ
小さな青灰色の目だけが きらめいていた
金の髪の黒騎士は 片膝をつき
床に立てた黒い剣に すがっていた
直立した黒い剣の方が 主人に見えた
黒ローブの魔道士は 宙の一点を見据えてた
熱を帯びた冥い目は やつれた細い顔で輝いてた
黒い僧服の黒司祭は
いかつい身体を縮めこみ
組んだ両手に頭を低め 嗚咽と涙を流してた
血と汗で汚れた 震える身体は
いくぶん小さくなって 見えた
一人として 床に這い
汗にまみれ 朦朧とし やつれ
巨大な痛みを呑む 苦しみと
それを与える世界を憎み圧する 冥い喜びに
うち震えない者は いなかった
痛みと恨み 滅する力を・・・
タビィは 耳の奥で
風のような声を 聞いたと思った
けどそれは わき上がる力のうねりに紛れ
すぐに 頭から追い出された
息をついた南の魔女は 口をゆがめた
<つづく>
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しかもいよいよ10月下旬ですよ。
皆さま、いかがお過ごしでしたか。
まかろんの今日のびっくりはですねぇ・・・
うーん、仕事ではあったのですが、あんまり面白くないなぁ、ネタ的に。
なので、えーっと、
Trick or Treat! (お菓子くれなきゃ、いたずらするぞ!)
・・・ びっくり、した?
ごめんなさい、今日ネタなかったです・・・
さあ、今日はタビィはどうなるでしょう?
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タビィは 大広間の床に
ひざまずいてる自分に 気づいた
汗でローブは ぐっしょり濡れて
床についた手は 震えてた
身体の奥に 何かが鈍く脈打っていた
<つづき>
おや やっぱり手に入れたかい
傍で かすれた老婆の声
汗まみれの 南の魔女が
荒く息をしながら タビィに言った
他の連中も 自分の分は守ったようだね
見ると 広間は一面血まみれ
つぶれた臓物や死体で 埋まってた
全身を侵すような 血の匂いの中
魔女や黒騎士たちが 荒い息で
汚れきった床に 座り込んでた
西の魔女は 金の髪をふり乱し
汗まみれの 滑らかな白い顔に
緑の目を ぎらつかせていた
北の魔女は いっそう蒼ざめ
小さな青灰色の目だけが きらめいていた
金の髪の黒騎士は 片膝をつき
床に立てた黒い剣に すがっていた
直立した黒い剣の方が 主人に見えた
黒ローブの魔道士は 宙の一点を見据えてた
熱を帯びた冥い目は やつれた細い顔で輝いてた
黒い僧服の黒司祭は
いかつい身体を縮めこみ
組んだ両手に頭を低め 嗚咽と涙を流してた
血と汗で汚れた 震える身体は
いくぶん小さくなって 見えた
一人として 床に這い
汗にまみれ 朦朧とし やつれ
巨大な痛みを呑む 苦しみと
それを与える世界を憎み圧する 冥い喜びに
うち震えない者は いなかった
痛みと恨み 滅する力を・・・
タビィは 耳の奥で
風のような声を 聞いたと思った
けどそれは わき上がる力のうねりに紛れ
すぐに 頭から追い出された
息をついた南の魔女は 口をゆがめた
<つづく>
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