年々歳々 ささやかな日常

「年々歳々 花相似たり 歳々年々 人同じからず」
日常の身辺些事を画像とともに

桃の節句の篭の飴

2009-03-05 | Weblog
フォト五七五をまねて

《 捨てられぬ 思い出の飴 ホワイトデー 》       
《 またしまう 桃の節句の 篭の飴 》

   

晴れたので、我が家のおひな様を片付けました。
この写真の雛菓子は、20年以上前にいただいたものです。

やさしい笑顔のおじいさんで、ご自身のお孫さんの幼い頃を懐かしむかのように、リハビリの待ち時間に、ウチの子供たちと遊んでくれましたっけ。手ぬぐい1本で「いないいないばぁ」をあんなに楽しめるなんて、まるで魔法のようでした。
ミシミシと音を立てる廊下、すきま風が吹き込む古い木造の建物。かつての結核病棟(隔離病棟)が当時の仮のリハビリ室でした。スポーツジムのような今のリハビリ室とは隔世の感があります。お名前も存じ上げない方ですが、お元気でいらっしゃれば、もう90歳は超えていらっしゃるでしょうか・・・

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