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樋口真人県警本部長
　福岡県警は11日、1998年に組員に指示して元脇之浦漁協（現・北九州市漁協）組合長を射殺したとして、特定危険指定暴力団「工藤会」（北九州市）トップを逮捕しました。「壊滅に向け、不退転の決意」「オールジャパン、オール日本警察で工藤会対策に臨む」と福岡県警の樋口真人本部長決意を述べました。
　現在、県警職員の３割に当たる３８００人態勢の捜査本部を設置し、群馬、山口、長崎県など全国から駆け付けた５３０人の屈強な機動隊員を動員しています。
　樋口本部長は会見で県民に対する「お願い」も読み上げた。「工藤会に対する恐怖心から、警察への被害相談や情報提供ができず泣き寝入りされている方がいると思うが、この機会に勇気を出して相談してほしい」と要請しました。


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