会派視察6日目
フィンランドの首都ヘルシンキから北へ170㎞、1779年に築かれたフィンランド第3の都市タンペレ市を訪問しました。今回の訪問では5月に本県を訪問されたタンペレ市の各種団体の方からの依頼を受けての訪問となりました。
最初にタンペレ市の南側に位置するカンガサーラ市を訪問しました。カンザサーラ市議会議長や市長、市民の皆さんからから歓迎を受けました。この市は議会から市長が選出されるシステムとなっています。現在九州国立博物館で開催されている東山魁夷もこの地を訪れ「白夜光」という作品を書いていますが、その地も訪問する事が出来ました。アートセンターの中に議会や美術館、食堂や図書館が併設され小さな町の主要施設がコンパクトに集まっています。
(写真:カンザサーラ市長や議会の皆さんとの意見交換)
その後に「タンメルボイマ焼却プラント」を見学させて頂きました。北欧でも一般家庭ごみもエネルギーとして活用します。フィンランドの環境対策やごみ対策などの意見交換を行いました。その後施設の中を見学させて頂きました。
(写真:タンメルボイマ焼却プラントでは環境について意見交換)
次に「タンペレ技術大学」を視察し、この大学の特徴と「循環型経済」について2名の講師から講演を受けました。その後は施設を見学しました。
(写真:タンペレ技術大学では講演を聞かせて頂きました)
昼食はタンペレ市主催で行われ、タンペレ市副市長も参加され、今後の交流について依頼を受けました。今年の秋にタンペレ市商工会議所主催の経済ミッションが本県を訪問する予定です。本県の観光業界や経済界、大学関係者との交流を開催したいとの事です。併せて今秋にアジア美術館でフィンランド展が開催されます。ヘルシンキだけではなくフィンランド全体で交流が進むことを願っています。
(写真:タンペレ市の副市長と意見交換を行いました)
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