「ちょっと原付で出かけてくる。盛岡まで」その①

このブログをご覧いただいているゴルゴ１３ファンの皆さん（いるのか？）、これをご存じだろうか？







現在９月９日まで盛岡の岩手銀行赤レンガ館でゴルゴ１３の企画展をやっているのです。




ゴルゴ１３といえば理容店や個人医院の定番だったので、自分的には小学生の時に読んだのが初ゴルゴ。


そして面白かったことから読みつづけてもはやウン十年。


多分、こち亀のパロディキャラ（ボルボ西郷や後流悟十三（ごるごじゅうぞう））より先に本当のゴルゴ１３のほうが知るの先だったんじゃないか？



そのくらいの長くファンをやっている自分としては、これはぜひ行かねば！と思いいろいろと行く方法を考えました。


ＪＲの新幹線、在来線、青春１８きっぷ、高速バス、マイカーなどなど。


また、ビジホなどで一泊してくるか、キャンプか、日帰りかなどの問題もあります。



で、検討した結果




新幹線　→　圧涛Iに早いが、往復１３０００円オーバー。高くて貧しい自分には無理


在来線　→　往復７０００円弱。楽だけど、高いかな


青春１８きっぷ　→　片道２３７０円（日帰りなら往復でも）になるけど、５枚セットなので残りを使えなければ大損


高速バス　→　往復６０００円弱。楽だけど、高いかな


マイカー　→　高速道路往復９０００円。高速道路を使わなくてもガソリン代が最低５０００円はかかる




ということで、この前購入した原付バイクで盛岡まで行くことにしました。




宿泊するかどうかも行ってからの疲労具合でその場で決めるという行き当たりばったりの感じで良いかなと。






原付といえども原付２種（排気量５０ｃｃ超１２５ｃｃ未満の原付バイク）、高速道路は通れないものの３０キロ規制はクリアできるのでなんとか行けるのではないかと思います。







とりあえず、ＦＺ４００に使用していたシートバッグを装着。







朝３時３０分に起床＆４時半ころ出発







２時間ちょいくらいでＤＡ　ＰＵＮＰの「Ｕ.Ｓ.Ａ」ならぬ「Ｉ.Ｎ.Ｋ（田舎）」で最近有名な栗原市の中心部に到着。



築館のすきやで朝食　３４０円。








その後も延々と一関、奥州、北上、花巻と走り続けて１０時ちょっと前にやっとこさ盛岡到着。







さすがに５時間以上の長距離運転で疲れたのでマックにて休憩




ほどなくして会場の岩手銀行赤レンガ館に到着。









赤レンガ館では入り口ではデューク東郷が待っていました。







（なんと翌日はさいとうたかを先生のサイン会があるらしい。さすがに行けないけど）




入場料１２００円を払って入ります。








中ではゴルゴ１３の人物像や原稿展示、さいとう先生の歴史に迫る企画展。









さいとうプロの武器模型室「武器庫」から特別に持ってきた重火器の展示。









さいとうたかを先生の仕事机付近の再現。







等身大ゴルゴも見参です。









それにしても、撮影禁止の原画類展示のコーナーは本当に凄かった。



銃や人物、車などの緻密に描かれた様子、水滴や光、銃の閃光など、生原稿の圧倒的な存在感にただただ感激。


枚数もかなりの量があり、数々の見覚えのある扉絵や実際に描かれたけれど掲載されなかった幻の扉絵など、本当に鳥肌ものでした。





ホント、来てよかったわ～





帰りには自分へのお土産としてゴルゴ１３マグ。








これで飲むコーヒーはさぞ美味しいだろうなあ。



（後編につづく）