まいにち、てしごと。

日々の手仕事を書き散らす

編み機の沼、続き。

2019年10月02日 | 編み機
編み機の沼へようこそ。

何を作るか決まってもいないのに毛糸爆買いで毎度おなじみ笛木なつみです。

またまた編み機についての独り言です。

つまんないかと思うのでスルーして大丈夫なやつです(笑)

さて、前回はあみむめものお話でした。

今回はもう一台所有している編み機です。






ブラザーの編み機、オートLです。

うちの父の義姉が所有していたもので、新品だそうです。

しかし経年劣化で中身は大変な事に。


針は錆びだらけ、本体も錆びてるし、何だかわからん砂利がザラザラ出てくるし(笑)

これを復活させるために父親を巻き込んでのオーバーホールが始まります(笑)

まずは取説がなかったのでブラザーに電話したらコピーしたものが送られてきました。


のちに父の実家を掃除した時に説明書が出てきたっていうオチ…

本体を分解して、錆びを落とす事に。

錆び落としに汗だくになりながら挑む親子。



とにかく針押さえさえ直せば編めるんじゃないかという安易な考えで、また隙間テープとサテンリボンの自作の針押さえをこさえました。

ベラ針は一本一本磨くのにうんざりして、とりあえずサンポールにぶっこんでみた。

何度か水をかえて洗うとまぁまぁ綺麗に。


これを戻して説明書とにらめっこしながら編んでみる事に。


組み立てるとこれは魚でも釣るのかしらというような出で立ち。

でも編み地はとても綺麗。




ただ問題はキャリッジが重くて重くて、簡単にシャーシャー動かない。

相撲でもとるかの勢いでせいや!と押さないと進まない。

おかしいな、私編んでるだけなのにと汗だくになりながら相撲をとる。

油が切れているから?

調べて見てもさっぱりわからないので、そっと仕舞いました(笑)



また暇な時にでも出して編んでみようと思います😅

せっかくパパン巻き込んで整備したんだから、使いこなしたいところ。

そんなこんなで寝かせて置いた編み機。

復活させました!



結局のところ、何が原因かなんですがズバリ油です。

キャリジをひっくり返して潤滑油スプレーでくまなく注油。

可動しなかった部分が可動するようになり、本体にも油をさしたら見事に蘇りました!

それがこちら





驚くほどキレイに編めました!!

色々と調べてるとベラ針が錆びてるのも原因のひとつとのこと。

ただこのブラザーの編み機に関してはメリヤス針の生産が終了しているため、ヤフオクで本体ごと部品取りのために落札しました。
メリヤス針を新品で買うと高額なんですが、本体毎ジャンク品で買うと1000円くらいです(笑)


メリヤス針めちゃくちゃキレイ!!


キャリジにも違いがありました。
上が元々のやつ、下が落札したやつ。
めっちゃキレイですやん。






案の定針抜き棒はボロボロだけどそれは想定内。
シルバーリードさんから針抜き棒を取り寄せました。
ブラザーに対応しているかどうかが心配でしたが、これといった差は無く問題なく使用できました。
試し編みでセッティング。
ばっちり編めました!!




二台揃うと壮大ですね(笑)
部品取りのはずが二台とも使える状態になりました。
そこで気になったのはゴム編み機。
ブラザーのこの編み機のゴム編み機はどこを探してもなくて、ようやくメルカリで一台だけ発見!
ちょっと高かったけど買ってしまいました。



セッティング終了。


こんな風にキレイなゴム編みができます。


さらにはゴム編みからメリヤス機に移してメリヤスが編めます。



メリヤス機だけでもゴム編みできるんですが、一度解いてひっくり返さないといけないので、この手間を考えたらはるかに手編みの方が楽です。

ゴム編み機も手に入れていやはや満足。

たまに言うこと聞かなくて四苦八苦しますが、作品の幅が広がりそうです。

それではまた今度。


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