まき子の酒

日本酒が好き。純米酒が好き。そんな飲兵衛が「母親」になってしまいました。今はムスコを飲兵衛へと英才教育中?!

昼酒祭り!@ 酒商熊澤 × 灘菊 × 黒十バール(神戸・三宮)

2018-11-27 03:32:17 | 日本酒を飲む @ 西日本

神戸って、色んな「○○通り」という見所があるのだけど、その中の一つが「トアロード」

…なんだけど、個人的にはその大通りより、トアロードの西や東に1本、2本入った路地の方が好き。特に、トアロードの西側にあるエリアを「トアウエスト」というのだけど、今回の目的地もそこ。

向かったのは、昼酒が楽しめる 黒十バール (こくとうばーる)。

「そば処 堂源」の目の前。この辺りは昼から飲めるお店が多くて嬉しいのです〜うふふ〜♪

でも、実は黒十バールさんに行くのは初めて。今回の目的は「灘菊昼酒祭」なのだー!

このイベントは、酒商熊澤 × 黒十バール × 灘菊酒造 !!

灘菊酒造さんは姫路の酒蔵さんなのだけど、少し前から酒商熊澤でも置くようになって初めて知った。知れば知るほど、随分と由緒ある蔵元さん。(HP

その灘菊から杜氏のミサさんが来てお酒を振舞ってくれるイベントに、酒商熊澤はお酒の提供、黒十バールさんは美味しいアテと場所を提供。

で、私、“酒商熊澤でバイトしてるんだったら、スタッフとして働けよ” って感じなんですが。。。






オモイッキリ “お客” トシテキチャイマシタ、テヘ!!!
(だって、はっしー店長が「人手は大丈夫っすよ」っていうんですもん〜〜)


黒十バールさんの前は何度か通ったことがあるけど、いつも賑わっていて、女性のお客さんが多い感じ。

中に入ると、確かにオシャレー!道路側の壁も、なるほど、開閉できるスライドガラスの扉なんですね。

“バール” と謳うからにはそういうおつまみがあるんでしょ〜、と言っても、ここは「日本ならでは」のおつまみばかり。おでんと炭火焼がウリみたい。


お酒は、ミサさんが注ぎに廻ってくれる。

前もお店で偶然ご一緒できることになって、色々話をしたけど、すんごいサッパリザックリした方で、聞けばなんでも答えてくれる。

酒蔵っていう家を継ぐことになった三女ってことで、当時は風当たりも強かったんじゃないかなーと思うけど、そんな苦労話もあっけらかんと話してくれるから、なんだかこっちも「あはは」って笑って聞けちゃう。


ちなみに、灘菊の今の主力商品は生酒が多いので、基本的には冷たいので出されるのだけど・・・


酒商熊澤ブースではお燗もできるようにセッティングされてるのが素晴らしい〜〜!さすが、はっしー店長!


酒商熊澤ブースだけはキャッシュオンだったけど、それでもお客さんがいっぱい。



それに、久しぶりに、この2人のタッグが見られて、個人的にちょー嬉しいんです!!

タッグというのは、「元」酒商熊澤の女将りーちゃんと、その旦那はっしー店長!!

いつもお店に行けばこの2人がムスコも構ってくれて、本当に居心地が良くて、私も酒商熊澤のスタッフ一員に受け入れてくれて、とにもかくにも神戸に来てからとってもお世話になってきた2人。

だけど、りーちゃんは10月末に酒商熊澤を卒業。この日は、りーちゃんが酒商熊澤ブースを手伝いに来てくれたのだ

もうほぼ公になってるから書いちゃうけど、はっしー店長も12月いっぱいまで。あちこちで「この2人が居なくなったら酒商熊澤はどうなちゃうの?!」って声は聞く…

聞くけど…


頑張ります!!!
私はムスコが幼稚園を卒業するまでの、もちょっとの間は、裏方でしか働けないけど、新しく店長代理で入ってるマリさんだって、長身でかっこいい女性なんですから〜!(と、さりげなく営業(笑))


でも、りーちゃんとはっしーの独立も応援したい。


近況を聞いたら、トアイーストにお店の場所も決まったんだとか!わんだふぉー!OPENしたらムスコ連れて行きますね♪


っと、話がずれましたが。

黒十バールさんは「おでん」がウリってことで、この日は限定の 姫路おでん なるものが登場。

酒粕 or 生姜醤油 なのだけど…

私は当然!酒粕で〜。

写真は、一人者同士、相席させてもらった酒商熊澤の常連のおじさまと2人分。でもこのボリュームで500円って安い!1串に5種類も刺さってるし、一個一個でかいし。

そして何と言っても、おでん出汁と絡んだ酒粕がお酒のアテになる〜〜〜。これだけで2合は飲めるわ〜〜〜。

というわけで、キャッシュオンで 初しぼり のお燗をはっしー店長にお願い。うすにごりの、こういうお酒をお燗で…っていう感覚は、まだまだ少数派かも知れないけど、美味しいものは美味しいんですよー!!


途中で、杜氏ミサさんのお話も入る。

造りの話はもちろんだけど、やっぱりお米の話って、熱が入って面白いなぁ。

ワインだってまずは葡萄造りからはじまる。それと同じように日本酒もやっぱりお米は大事。でもワインと違うのは、日本酒はその年々のお米に合わせて造れるということ。

逆の見方をすれば、毎年、造り方を変えなければいけない。それが杜氏さんの大変なところなんだろうな…

いろんな縁があって知った灘菊、地元(姫路)ということもあって、これからも応援したい酒蔵さんです。


【酒商熊澤】
神戸市中央区北長狭通4-4-151F
078-333-0087
15:00〜
定休日:月曜

【黒十バール(こくとうばーる)】
兵庫県神戸市中央区北長狭通3-12-3 リーストラクチャー・トアウエスト 1F
16:00〜(土日祝は12:00〜)
不定休

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4 コメント

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Unknown (庄助)
2018-11-27 06:29:02
大女性活躍の会ですね。^^

灘菊飲んだことあります。(笑
ミサさん、この方なんですね。

>女将りーちゃんと、その旦那はっしー店長!!

いい関係で円満退社、独立されるんでしょうか。
返信する
■庄助さん (まき子)
2018-11-27 08:30:29
灘菊、いかがでしたでしょうか(笑)?
ミサ杜氏に会うのは2回目でしたが、やっぱり蔵元さんと話すと楽しいです♪

りーちゃんとはっしーは、ずっと前から独立を考えていたそうで、そんな二人の背中を押したのは我々(酒商熊澤)のboss(笑)です。
ご心配なく、いい関係ですよ〜♪
日本酒はだいぶ私にも任せてくれることになりそうなので、
あれやこれやを仕入れたいなー!と妄想中です(笑)
返信する
Unknown (ローリングウエスト)
2018-11-29 07:10:05
神戸の裏道歩き楽しいですよね。奥が深く穴場も沢山あるんだろうなあ・・。この路地歩き、もっとやってみたかったと今更ながら後悔していますよ。
返信する
■ローリングウエストさん (まき子)
2018-11-29 07:50:26
トアウエストは、もうすっかり観光地になってしまったんですが、
それでも路地の奥は深いですね〜。
観光地が来ないような住宅街の路地も面白いですよ♪
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