まき子の酒

日本酒が好き。純米酒が好き。そんな飲兵衛が「母親」になってしまいました。今はムスコを飲兵衛へと英才教育中?!

蒸気機関車!@ Durango(デュランゴ)

2012-09-30 19:54:19 | アメリカ大旅行

デンバーからアクセスしやすい国立公園ということで、
前の記事 メサ・ヴェルデ国立公園 に行ってきたのだけど、
その玄関口として訪れたのが Durango(デュランゴ)という街。

メサ・ヴェルデまでは車で1時間くらい、デンバーからもフライトで1時間、という
アクセスにとっても便利。


というワケで、しばしデンバーから離れて、空の旅♪

この辺がロッキー山脈の麓か~~~。わははー、何もな~~~~い(笑)。

デンバー ←→ デュランゴ は、ユナイテッド航空が一日6本飛ばしているのだけど、
どの便も毎日ほぼ満席なんだとか。

まぁ・・・飛行機も小さいし(プロペラ機並み)そりゃ満席にもなるわな。

飛行機から降りたら自分たちでキャリーインした荷物を受け取って、空港の建物まで歩いていく。
滑走路なんて細い1本しかない小さな空港だし、
このなんとも言えない "のんび~り" した感じがイイな。


でも、このデュランゴという街は、ただのメザ・ヴェルデ国立公園への玄関口ではなく、
自然がいっぱいで、意外と観光しがいのあるところみたい。
この日も平日なのに観光客がいっぱい!


近くの山は紅葉しててキレイ♪


遠くに見える山も、またちょっと面白い!


私たちが泊まった Durango Downtown Inn というホテルの真裏には、
川も流れていて、すんごいゆったりした感じ。 

このアニマス川では、カヌーとかカヤックなんかも人気あるみたい。


でも!

やっぱりなんといっても、この街のウリは、これだぁ!
ただの鉄道の線路ではない。
蒸気機関車、SLが、実際に今でも走っているのだー!

Durango(デュランゴ)とSilverton(シルバートン)という街の間を走っている、
その名も Durango and Silverton Narrow Gauge Railroad 。(HP

本当はコレに乗ってみたかったのだけど、今の時期は一日2往復しかしてなくて時間が合わず。
でも後で、駅に到着する蒸気機関車を観に行くことに。


ちなみに、メサ・ヴェルデ国立公園へは翌朝早朝行くことにしていたので、
デュランゴに到着したこの日はまったりと街を観光。

街並みも、なんだか「古き良き」って感じがしていいなぁ~♪


ランチは 「地ビールのレストラン探してみようよ!」 ってことで、
街並みを楽しみながら散策してると、あったあった♪


ほんっとに、アメリカってどんな田舎の街に行っても、地ビールレストランがあって嬉しい♪
デュランゴのこんな小さな町の中にも3軒ほどあって、選んだのは
Carver Brewing Co. というところ。


テラス席もあるけど、この日もすんごい良い天気で日差しがあっち~~~ぃ!
ってことで店内で。

ほほほ♪ Pale Ale  バッファローウィング だ~~~い♪

ここのバッファローウィングは、ディープフライしてなくて、ローストしてある感じ。

もう一つ、この地域の郷土料理っぽい Nabajo Taco (ナバホ・タコ)を。

普通、Tacoっていうと、もっと薄いトルティヤみたいなのに具材が包まれてるけど、
これは分厚いピザみたいな感じで、具も上にど~ん!と乗ってる。
$7 って安いけど、なかなかのボリュームだ。


さてさて。
お腹を満たしたら、デュランゴの駅までレッツゴー!


駅に近づくにつれて、年季のあるホテルが立ち並んでたりして良い感じ♪



そして、これが駅舎。



まだ蒸気機関車が到着する時間ではないから、中は静か…。
でもチケット売り場とか、なんかイイ雰囲気っ! 思わず興奮しちゃう。


黒板には、時刻表がかかれている。

この日は、5:45PM と 6:30PM に、シルバートンから帰ってくるみたい。
(1番下の時刻は、この時期はお休み)

駅舎の中にはお土産屋さんがあったり、ちょっとした見所になってる。



でも、
この駅舎を線路側に抜けたところに 狭軌鉄道博物館 があって、そっちがすんごい見所満載!



中は工場みたいに広~い!


かつては鉱山でも栄えた街なので、その時の展示物なんかもいっぱい。




蒸気機関車も。でっか~~~い!!








蒸気機関車なんて興味はほとんど無かったのに、
実際にこうして観に来るとなかなか楽しいではないですか(笑)。
しかも 無料!ってのがありがたい。


さてさて。
そんなこんなで街のアチコチを歩いて楽しんでると、蒸気機関車が戻ってくる時間に。

すると、静かだった線路にも、働く人たちの姿が現れて、なんだか賑やかになる。





再び、駅まで戻って待ってると、6:30ちょうどくらいに、
「インディージョーンズ」ちっくなBGMが駅舎に流れ始めるではないか(笑)。
いいねー、テンションがあがりますっっ!

蒸気機関車を観に来るお客さんも駅舎にいっぱい。


そして・・・

きたよー!!

(このお姉さん、1人で来てて、しかもすんごい真剣!!(笑))

目の前を ”しゅっしゅ” ”ポッポ” と…もくもく煙をあげて、
すっご~~い大迫力!!!

大量の木炭や、あちこちの部品がなんだか面白くて、思わず間近で眺めちゃう。
たのしーーい!!
こりゃー、誰でも「鉄子」に「鉄男」になっちゃうよ。

それにしても、書いてて思ったけど、
日本語で表現しようとすると、幼い頃の絵本にあったのとおんなじで
 "しゅっしゅー ぽっぽ" なんだな(笑)。

シルバートンから乗車して帰ってきた人たちも、いっぱい乗ってる!


片道3時間という距離だから今回は断念したけど、
その途中の山の景色とかもすごく良いらしい…いいな~~~~。


メサ・ヴェルデに行くついでに…なんて思ってた街だけど、
予想以上にいろいろ楽しめちゃった♪
 

それに夜のお店も、意外により取りみどり!

最初「田舎の街だし、レストランも大したところはなさそうだな~」と思ってたけど、
とーんでもない!
やっぱり、それなりの観光地だから、良さそうなお店もいっぱい。

Open Table とか、地元の情報を色々チェックして、
初日は Ore House というお店へ。


1972年からOPENのみたいで、年季の入り方も、賑わい方も、ステキ~♪


アペタイザーに頼んだ クリームマッシュルームソテー が旨い!地ビールに超合う!


そして、
相方が「ステーキ」「ステーキ」とうるさいから、前日もステーキ食べたのに、この日も(笑)。

ドーン! と Rib-Eye を食べちゃいました♪

でも、びっくりしたのはサイドで頼んだ アスバラガス 。

で……でか過ぎ!!!
いくらアメリカンサイズっていったって、限度ってものがあるだろ~~~(笑)!
って突っ込みたくなっちゃう。
でもコレがなかなか美味しいのだ。


2日目、メサ・ヴェルデに行った日も、事前に人気店を調べて予約していた、
Ken & Sue's というお店へ。

ここは色んな創作料理があって若い人たちに人気が高いみたい。

おお!入口にある写真には ダン・マリーノ が!!


中に入ると、カウンターはいっぱいで、確かに若い人たちの常連が多いって感じかな。


出される料理も、ちょっとオシャレな感じ。
ドリンクを頼むと、どのお店でもたいてい出してくれるパンも、ちょっと変わってる~。



連日のステーキに、胃がちょっと疲れ気味で、この日は軽く…
とはいっても、バッファローウィング は食べたい私たち(笑)。

んがしかし。
「ん?? バッファローウィングって味じゃないよね。」 と相方。
食べてみると、確かに…何というか、中華っぽい…酢豚っぽいソースだ。
"あの酸っぱ辛い" 味ではないけど、まぁこれはこれでオモシロイ。

もう一品、フライドカラマリ(イカの揚げ物) も頼んでみる。


こんな容器に入ってきました~(笑)。

これも、やっぱり中華風の味だし、
このお店は、ちょっとアジアを意識してるっぽい。

相方は「なんで中華~~?やだー。」みたいなこと言ってるけど、
そりゃーどこもかしこもステーキステーキばかりなお店じゃ、地元の人も飽きちゃうだろうから、
こういうお店も流行るんだろう。

私的にはどちらのお店も、満足満足~♪


ちなみに、地ビールのお店でもう一軒行きたかった Steamworks Brewing Co. は、
19:00近くにいったら、既に激混み!待ちの人たちもいっぱい!

すごいな~~~、この人気っぷり。
でもデンバーのレストランで、ここのIPAを飲んだらすんごい美味しかった…
また出会いたいな♪


以上、デュランゴ記でした~!

他にも、ホテルで出会ったヴァージニア在住のご夫婦と一緒に散策したハナシとか、
散策中に食べたアイスが旨かったハナシとか(笑)、
実は大慌て!フライトダブルブッキングでねばねば粘って搭乗とか、
思い出は、もっともっといっぱ~~~い♪ 










--2012年アメリカ旅行記--
● 生観戦! Denver Broncos vs Houston Texans 
● そこで生きた人たち Mesa Verde Naitonal Park メサ・ヴェルデ国立公園
● SL大迫力 の Durango デュランゴ 
● いつかゆっくりと Rocky Mountain National Park 
● 623gステーキ ELWAY'S
● 旅行記の〆…デンバーという街
 

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4 コメント

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Unknown (庄助)
2012-10-01 12:06:27
朝コメントしたつもりだったのですが、、。

木造の駅舎、蒸気機関車 西部劇の世界ですね。お決まりのステーキにバッファローウィング、、アスパラはアメリカンサイズ ステーキより大きく見えますね。(笑

西部の田舎町いいですね~。
返信する
◆庄助さん (まき子)
2012-10-01 12:21:13
あら、、そうなのですね、なんか不具合があったのかなぁ・・。
またコメント入れてくださってありがとうございます。

都会は交通の便もあるからいつでも行けるけど、
こういった街はなかなかきっかけもないだけに、何気に貴重な体験ができたな~って思います♪
蒸気機関車を乗りにいくためだけにも、また来てもいいかも!
って思いました。

ステーキのサイドで頼んだアスパラガスでしたが、
店員のお姉さんも「一人じゃ食べきれないわよ!」と言ってたのは
ビンゴでしたね~~。
まじでステーキよりも長かったです。
返信する
青梅にも (麹塵)
2012-10-02 21:57:51
鉄道公園が昔からあるので、SLはお馴染みだよー・・・動かないけどね 笑

でも、同じSLでも、日本とアメリカでは、雰囲気と言うか何か違うな。
この駅舎の感じやSLの感じTDLで経験したものと良く似てる。流石TDL、その特徴を良く捕らえているな。

クリームマッシュルーム、確かにビールのお供に良さそうだけど、量が多いねぇ。 笑

正規審判になったら、番狂わせが減ったね!
ブロンコスもガッチリ勝って、気持ちのいい週明けを送ってるんじゃない?!

俺が聞いたSL乗車経験者の話では、トンネルでは絶対窓は閉めるが鉄則だそうだ。
開けておくと面白いくらい真っ黒になるそうだよ! 笑

返信する
◆麹塵さん (まき子)
2012-10-02 22:54:34
ここでは、実際にSLが走っている…というのと、
私たちは乗れなかったけど、
やっぱりシルバートンまでの渓谷を走る「車窓の旅」の光景が、
本当に素晴らしいんだそうです。

こういう場所に来ると、
アメリカ生まれのディズニーランドっていうだけに、
その特徴は、ホントによく捉えてると思います!

ちなみに、実際に観光客が乗ってるSLを見たわけですが、
後方の車両は窓がないんです。
実際に乗ってないから分からないんですが、
トンネルがない所を走るのかなぁ。


それにしても、やっぱりさすが正規審判…って思います。

でもブロンコスが勝ったのは…

というか、ある意味、ココで弱小レイダースに負けてたら、
心底やばいっすよ…(汗)。
37 vs 6 で圧勝!って喜んでる人もいるかもしれないけど、
ここで接戦とかしてる方がヤバかった…。

なので、今の心境としては「ブロンコスは弱くはないんだな」程度です(笑)。

特に麹塵さんもご存知、今年のブロンコスはスケジュール的にもちょーきびしい!

スティーラーズにはなんとか勝てたものの、
ふつーに強い、ファルコンズにテキサンズには負けたので、
来週のペイトリオッツ戦も私は負けると踏んでます。

そんなねー…移籍一年目でいきなり上手く(スーパーとか)いくわけないっつーーの!!
と、相方の鼻先をへし折らないと、やってられません(笑)。
返信する

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