今から18年前、ブサイクなパピヨンが実家に来た。
当時、私はすでに大学のために上京していたけど、まだ実家にいた高校生の妹が見初めた。
ブサイクってのは…
「胴が長い!」
「パピヨンたる耳の毛が少ない!」
っていう“見た目”の問題。
でも妹は、ブリーダーの庭で走り回ってるパピヨンの子供達の中で、「一番元気に走り回ってるあの子いい!!」って直感的に思ったんだそう。
顔はとーってもかわいいんだから!(←親バカならぬ、犬バカ?)
「ルイ」って名付けは、分かりやすい。
パピヨンを飼い犬として愛したフランス王「ルイ14世」からとった名前。
私は東京にいながらも、帰省するたびにルイに会えるのをすっごく楽しみにしていたし、3年前に生まれたムスコもいつしかルイが大好きに。
まだ1歳になる前から「きゃっはー!!」って追いかけ回したり…
「いやーー!」ってもがくルイに、「だいしゅきー!」ってぎゅーしたり…
でも、とうとうお別れの日が来た。
お盆休みの帰省で、実家に到着したその日に急変。
明け方に息を引き取った。
もう18歳という高齢だから、けっこう前から覚悟はしていた…
していたけど…
やっぱいなくなると辛い。
でも、誰より辛いのは、18年間ずっと付き添って来た母だと思う。
そんな母が、一番辛い時に、そばに居てあげられてよかった。
このタイミング…ってのが不思議に思う。
帰省した日の朝までは、元気に散歩して、元気に食べて、元気にウンチもしたそう。
ねぇルイ、もしかして、私が帰省するまで待っててくれた?
あんたの大好きなお母さんが「少しでも辛くないように…」って、私や妹が帰省するまで頑張ってくれた?
最後の最後までありがとう。
上京した私たち娘の代わりに、母のそばにずっと居てくれてありがとう。
母の “3人目の子供” でいてくれてありがとう。
ありがとう…言い足りないくらい。
彼も幸せだったんじゃないかな?
それにしても、理想的最後だね。あやかりたい。
お母さん、寂しくなるね。
妹さん、見る目あったって事だよね!
それにさても、太陽王の名前からとは…
この後暫くしたら、また飼うの?
ちょっと胴が長くて毛が少ないだけで。
でも健康で元気で長生きしてくれて、
妹は見る目があったな!って今でもみんなで言ってます。
私とムスコが居なくなったら母も寂しくなると思います…
頻繁に電話してあげよう!
実家ではもう飼わないって言ってます。
動物を飼うのって何かとお金もかかるので…
その代わり?!に神戸で飼う?!なーんて話はしてます。
ご愁傷様です。
お母さんさみしくなりますね。
若にとっても物心ついて、初めての死との出会いでか?確か去年はひいおじいちゃんがなくなられた記憶が、、。。
庄助の周りにも、ペットロスの人が何人かいて、買いたいけれど、今度は自分よりペットのほうが長生きしそうとか70代後半になると面倒みられないかもということであきらめてた人、何人かいます。
家に着いた時はまだ行きていたワンコが、翌朝は亡くなっていた…というのを目の前で見たのは初めてです。
ペットロスが一番心配ですが、かといって母が飼うのはもう体力もお金も厳しいので、母の家の近くに住んでいるいとこか飼う!なんて話もあります。