やっぱり男どもには任せられん ＠ 雪山ソルトレイク

COLTS負けました。　はい、あっさりと。
あんなに　「プレイオフ進出だー！！」って大騒ぎして喜んでたのに、
ジンクス通り、プレイオフ初戦で、コロっと“勝てるはずの相手”に負けました。
（↑レギュラーシーズン中にMVP取ると、スーパーボウル制覇できないってのに、ペイトンMVP取っちゃった。）
あまりにもショックで、タイトルに関係ないけど、冒頭に書いちゃった。。。はぁ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。


あーあ。勝って気持ちよく飛び立つはずだったのになぁ。
超ブルーーーーー、超暗ーーーーーい我々、しかもまた朝4時起きで、超テンション低ーーーーーー。

だが、そんな我々が向かった先にあったのは・・・


「それくらいで落ち込んでないで、さあいらっしゃい。」　と言わんばかりの
スッコーーン！！　と抜けた青空！白い雪山！！再び大自然！！
　
すごいすごいすごーい！！
真っ白で綺麗な山脈・・・それが、ばばーん！と目の前に広がる壮大さ・・・感動ものだ～！
ここは　ユタ州のロッキー山脈　ド真ん中。

何しにここに来たかって、もうお察しのとおり。
全米でも最高と言われている、北海道はニセコよりもスゴイと言われている、冬季オリンピックも開催された
SOLT LAKE CITY　ソルトレイクシティ　へ、スノーボードのために来ちゃいました！！

雪山でのスノーボードが大好きな相方の意向もあり、
シーズン中に一週間滞在、っていう大旅行計画を立ててしまったのだ。
（ミニPCを持ってきたから、リアルタイムで更新できるかなー・・・元気があれば。）


海外のスキー場は2度目だけど、ソルトレイクシティは、またその規模が半端ない。
日本のように、スキー場近くに宿があって、すぐに行ける感じとは違い、
なにやらシャトルバスとか、列車とか、スノーバスなどなどを使ってスキー場へ向かうのが通常だとか。


ちなみに。
旅行といえば、いっつも計画を立てるのはいつの間にか自分。
今までの大なり小なりの旅行は、すべて自分が飛行機の時間やらホテルの場所やら
クーポンやらを旅行会社の人と手配してきた。　別に嫌いじゃないし、むしろ好きかも。

が、今回に限っては、相方が随分ウキウキと計画を立ててくれているし、
事務所同僚で友達でもあるアメリカ人　レニー　が、一緒に従弟と来てくれるというから、
男3人で話し合ってるみたいだし、英語面でも心配なしだし、と、完全にノーマーク。

安心しきって、ただ付いてくのって、楽チンだ～。


と、思っていたら、それが大間違いだったことが、後々判明する。

我々がホテルから使うのは、こんなTRAXという列車の駅。
　
雪に覆われた線路が綺麗だ～。

と、のんびり風景なんかを写真に撮りつつ　「今日はどのスキー場から行く？」　と聞くと、
「んん～、よくわからん」　とな。

まず、列車の行き方からして、いきなり躓いているではないか。

時刻表と行き先を眺めながら、あーでもないこーでもない、と言っている男２人。

あのー・・・せめて、どこのスキー場に最初に行くか、事前に決めとこうよ。（ソルトレイクにはいっぱいあるので）
しかも、聞くと、どうやったらスキー場に行けるか、バス路線や列車の時刻表とか調べてないし。

もたもたしていると、もう時間は午後を回ってしまったので、
もう滑れる時間も少ないかも、と見込んで、レニー曰くナイターをやってるらしいスキー場へ向かうことに。

が、やっぱり。
「あれ？この駅にあるって聞いた番号のバス停がない？？？」
「（私）　ちょっと見せて・・・。この駅って、もう一個先の駅では。。。」
「間違えた！次の電車は・・・があと30分来ない（汗）」

バス停に着いても、やっぱりよく分からない男勢。

そこら辺のバスの運転手さんにいろいろ聞いて、なんとか行く方法は把握。

でも。
「（私）ところで、行くのは良いけど、帰りはどうやって？」
「Nnnn…I don't know...」

・・・って、おいおいおい（汗）。
行き当たりばったりも、やって楽しい場合と、まじめにヤバイ場合もありますってば。
しかも、さすがソルトレイク、すんごい寒～～い中、外で待ってると死にそう(>_<)。


もーだめ！
あまり、しゃしゃり出てはいけないと思ってたけど、もー黙って付いて行ってらんない。

電車とバスで取ってきた時刻表と路線地図を見直してみたら、ぜーんぜん難しいことないじゃん！

「帰りは、これとこれとこれをこーやって乗り継いで行くから。」
「明日行きたいスキー場はどこ？　それなら、ここからこう乗り継いで行く感じでどお？」
って、結局アレンジしてしまった。

「だははー、すまんねー、最初からまき子にアレンジしてもらえば良かったわ。」
って、褒めて持ち上げても、もう時既に遅しですっ。

結局、向かったスキー場　BRIGHTON　になんとか着いたのは、15時。

ひゃっほうー！！
前途多難で何とか着いたけど、これで初滑りだぁ～～！

しかも、ナイター♪ナイター♪
と、レニーがチケット売り場へ行って、カウンターのお姉さんに聞くと。

「え？日曜日はナイターやってないの？」

あはははははははー。
もう笑うしかありません。
どんなけ行き当たりばったりやねん。

ちなみに、このスキー場のデイタイムは16時まで。
かくして、移動3時間、滑るのは1時間という、初滑り開始。

でも、なんやかんやとあったけど、
やっぱり、この壮大なスキー場で滑ってると、今までの苦労を忘れてしまう！！
　


それにしても、この日は、何回
seriously?
No way!
Are you kidding me?
（いづれも　「うそだろ？」　「まじで？」「冗談でしょ？」）　という言葉がみんなから発せられただろうか。

今だから言えるけど、思い返すと、思わず笑ってしまう。

このメンバーだから、お気楽な感じで、なんとかなったんだろうな。
これもまたひとつの良い思い出だぁ。


そして、この日の最後に感動したのは、白い山脈に生える夕日。

さてさて。
また明日はどんな波乱が待ち受けているのかな。
楽しみな旅は始まったばかり。