初めてのミュンヘンでの夜 を体験した翌日は、早朝から観光スタート。
朝早くの観光客が居ない時間に、とりあえずアチコチ動き回って地理感覚をつかみ、
ランチやディナーに向けて、美味しそうなお店もクンクン嗅いで、目星をつけておくのが行動パターン。
ミュンヘンはドイツでも大都市なのだけど、カールス門 をくぐると、素敵な旧市街地が広がる。
テナント自体は東京やアメリカでもありがちなショップが並んでるけど、やっぱり建物が違うな~。
ミュンヘンで一番古い教会 ペーター教会の塔 の300段以上の階段を、はぁはぁ言いながら登れば、
これまた素晴しい景色!
ミュンヘンのシンボル2つ ブラウエン教会 と 市庁舎の塔 が綺麗に見下ろせるし(左写真)
とにもかくにも、ずーっと広がる赤い屋根が、「ミュンヘンに来たぞー!」 という感じ。
その市庁舎の塔にある仕掛け時計 Glockenspiel も、また見もの。(再び写真合体技・・微妙にズレてます(汗))
11:00になると “カーン・・・カーン・・・” “チャンチャラチャラチャラ♪” と人形たちが動き出す。
真下から見上げると小さく見えるのに、なんとこの人形達、等身大 だそう!!!
それが 32体 も動くんだから、どれだけ大規模な仕掛け時計なんだか。
さて。
この仕掛け時計を見終わったら、さっそく ランチ!ビール!ソぉーセぇージ!
向かったのはPAULANER というミュンヘンビールのお店PAULANER im Talへ。
日本でも看板に「EBISU」とか「KIRIN」って謳っているように、
ドイツの酒場も、こうしてメインで取り扱ってるビールの銘柄の看板が出ていて分かりやすい。
さて! ビール♪ビール♪
Hefeweizen(ヘフェヴァイツェン) と Dunkel(デュンケル) を。
実はこのPaulanerはフランクフルト初日のランチで飲んだのと同じ銘柄なのだけど、
ヘフェヴァイツェンもデュンケルも、この日がお初。
デュンケルの黒ビールらしい濃厚で旨うまな深い味わいもいいし、
酵母の爽やかシュワっと感がありつつも適度な重みがあるヘフェヴァイツェンもいいな~~。
甲乙つけがたい。どっちも美味しい!
つまみは、本場ミュンヘンでは絶対に食べたかったもの Weiβ Wurst (白ソーセージ) を!
キター!!これこれこれこれ!! ミュンヘンの大名物!!
茹で汁と一緒に、大きな蓋付きポットに入ってくる。このぶっといの2本で4ユーロだから、やっぱり安い。
白ソーセージは専用の Suβer Senf という、甘いマスタードをつけて食べるのが一般的。
ちなみに、現地の人たちは、白ソーセージの腸皮をきれいに剥いて食べているのだ。
まず縦半分に切って、そこからナイフで中身だけしごき出すようにペロリンっと。
ふむふむ・・・と見よう見まねでやってみたけど、なんかグチャグチャになった・・・(汗)。
結局、腸皮も一緒に食べたけど、個人的にはこの皮のシコシコした食感も好きなんだけどなー。
もう少し、おつまみ追加。
Nurnberger bratwurst という、ニュルンベルク焼きソーセージと
Leberkäse という、 ドイツ風ミートローフ を。
ニュルンベルクソーセージは、小指くらいのサイズで、カリカリに焼かれているのが特徴。
8本で最小単位・・・(汗) もちょっと小単位があると嬉しいんですが。。。
ミートローフといわれる料理は、なんだかハムっぽい!?
周囲がカリカリに焦げて焼きあがってるから、何か特別な造り方があるんだろうな。
合わせてビールも、もういっぱーい♪
プレミアム ピルスナー という、ちょっと高めなものを注文。
泡もくりーみぃながら、味のバランスのよさにもびっくり!!
ピルスナーならではの「飲みやすさ」がありつつ、自分好みの「濃厚さ」もあって、飲み応えアリ。
昼酒で良い感じになったら、次は レジデンツ へ。
って、「レジデンツ」って何?!と最初思っていた自分。
要は、 王様たちの本宮殿 。
「城」みたいな外観ではないけど、中は、それはそれは・・・ゴージャスすぎて、口あんぐり。
ルートヴィヒ2世も美的感覚はすごかったみたいだけど、
そもそも、その血筋の ヴィッテルスバッハ家 ってのは、相当ゴージャス好きだったんだろうか。
この大きな宮殿を見るだけでも1時間以上。
この後も、電車は使わずテクテク歩き、絶対に行きたかった美術館 ノイエ・ピナコテーク へ!
と、その前に、喉が渇いたー(笑)!!
日が当たって気持ち良さそうなテラスで、みんなビール飲んでたから、
自分もついつい Hofbrau(ホーフブロイ) の Hefeweizen をぐびっと。
ババシャツ着て、セーター着て、コート着て、手袋しつつも、
ミュンヘンのテラスのビールって、おいし~~~い!!!
この美術館、建て直しされたのが最近なので、モダンな建物になってるけど、
なんと ルートヴィヒ1世が建てた美術館なのだ!
ゴッホのひまわり、セザンヌの自画像などなど、
他にもフランス印象派からドイツ印象派、20世紀初頭の絵画まで、ココもかなり見ごたえあり。
美術館から街中へ戻って ヴィクトリアエンマルクト という出店広場に行くと、
これまた、すんごーい光景!!
中庭に置かれたデスクでは、飲んでる人でいっぱーーーーーーーーい!!!
なんか、ミュンヘンの真髄を見た感じ。
こんな光景を見てて、黙ってるワケがない自分。
えへ!
また Imbiss (日本でいうなら “立ち食い蕎麦” みたいな、ソーセージスタンド) で、買っちゃった。
Landshuter Hochzeits Weisse という銘柄の Dunkel に、
再び 白ソーセージ 。
両方合わせても5ユーロ♪
賑やかなテラスに腰を落ち着けて。
すると、隣で同じように飲んでた地元のおっちゃんに、
「あんた日本人? 飲みっぷりいいねぇ。」 と、カタコトの英語で話しかけれられ、
こちらも、カタコトの英語で 「ミュンヘンはビールが最高!いえーい!」 って言うと、
なんだか意気投合!
お互い、何言ってるか、よく分かってない状態なのに、なんか盛り上がっちゃうあたり、
さすが飲兵衛同士!?
最終的に 「また会おうね!」 なんて、抱き合ってホッペにちゅっちゅって。
こんなフレンドリーな感覚、いいなぁ(笑)!!
そんな、盛り上がった気持ちのまま 「夜飲みにいっちゃう?!」 と、
ミュンヘン最後の夜のお店へ行く事に。
Altes Hackerhaus という名前のお店、
飲めるビールは Hacker Pschorr ハッカー・プショーア !
ミュンヘンが属するバイエルン地方の雰囲気満載。
最初は Hefeweien と Dunkel 。
ふあー、やっぱし、どっちも美味しい!!
さて。
おちついて、メニューを見よう。
このディナーで、ミュンヘン最後なのだ。
と!!
とうとう発見!!
Leberwurst !!
レバーのヴルスト、ローマ字で読める名前のまんま、レバーのソーセージ!!
これも食べたかったんだー!!
なかなか見つけられなかったけど、とうとう出会えた。
どんなのソーセージかなぁ?!って思ってたら、こんな風に、平たい輪切り。
が、これ。
外側は食べられないプラスティック?の皮で固定されてる レバーペースト みたいなのだ。
ソーセージみたく固まってないので、パンに塗ったり、野菜に塗ったりして食べるのだけど
うーーまーーいーー!!(涙)
なんなんですか、この美味しさ!!日本のレバペに似てるけど否なる、激しく自分好み!!
2杯目には Dunkel Weiβe
Weiβe ヴァイス とは、小麦から作られるビールのことで、白っぽい色をしてるのが特徴で、
その黒ビール Dunkel 。
最後にふさわしい、濃厚な香ばしい香りありつつの、ミュンヘンらしい爽やかビア。
はぁーー飲んだなぁ~。
ミュンヘン6大ビールのうち4種類。
Augustiner(アウグスティーナー)
Paulaner(パウラーナー)
Hofbräu(ホーフブロイ)
Hacker Pschorr(ハッカー・プショア)
6大ビールではないけどLandshuter Hochzeits Weisse も。
Löwenbräu(レーヴェンブロイ) はきっと日本でも飲めるだろうけど、
Spaten(シュパーテン) が飲めなかったのが心残り。
でも、またきっとどこかで飲めるだろう!
ずっとずっと行きたかった南ドイツ旅行、念願かなって、本当によかった!
行ってよかった!!
そして。
また行きたーーい!!
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亀カップをお風呂に入れてみたい!! (笑)
昨夜のひこ孫はまだガチガチだった。。。
ほんとに美味しかったです。
このつまみも、添加物などなどをつかって無いそうなので、
もちろん作り置きすることはできず。
新鮮なのが食べられます。
ドイツ人ってなんだかお固い感じするけど(あくまでイメージ)、やっぱり飲んでるとフレンドリーなんだ!あぁ~私も行きたい。行ってビール飲みながらドイツ人と盛り上がりたい~
まっきーは「ビール、ソーセージ」の連呼だけど、日本にくる外国人も「スシ・ニホンシュ」って連呼するようになるといいな♪
トイレ混んでそう…ってやはりそっちへ(笑)
こっちではウインナーが色々問題になってます。
本場のおいしいソーセージが食べたい!
でも、だいたいレストランと美術館ですませちゃった。
中休みの美術館に一番お世話になったかしらん。
なんやかんやと、大都市だから、田舎みたいに困る事はないよ~。
ドイツ人って、お堅いっていうか「愛想ない」の。
店員さんも。
でもそれが普通なのに「店員の態度がイマイチ」と言っている日本人も多いらしい。
でも、ちょっと話しかけると、とーってもフレンドリーになってくれるのだ。
一緒に盛り上がったおっちゃんたちも、すんごい良い人たちで♪
しかし、ミュンヘンの街中の、「昼間からみーんな飲んでるテラス」には、
ホントにびっくりしました!
聞いてはいたものの、「これほどまでに?!」という感じです。
日本ではソーセージが問題になってるのですか・・・
ドイツでは変な添加物を使ったりしないみたいなので、
どの料理も、もちろんソーセージも本当に美味しかったです。
まき子さんが昼酒を飲んで美術館めぐりをするのは何で?と思っていたらトイレを拝借するためだったのか!
>「アンタ日本人?飲みっぷりいいね~」
って、誰に向かって言っていると思っているのでしょうか。恐ろしい。うわばみを超える「日本酒界のアナコンダ(ナショナルジオグラフィック社認定)」と言われているのに。
とはいえ、確かに「トイレ」が確実にあることを見越して、
1日の観光ルートをこのように計画しました(笑)。
さて。。。
帰国したら、そのアナコンダ、
naoさんに襲いますのでよろしくです(笑)。
ビール苦手な私は無理!ってくらいビールの
画像が沢山でしたね!!って、今回は飲みに
ドイツ行ったのね?マッキーらしいは。。。
今は現実に戻り、しおれています...(苦笑)