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松下村塾 世界遺産に登録

2015-07-06 12:34:33 | 日記
2015年7月6日 
明治の産業革命遺産群が
世界遺産に登録

その中に山口県萩市の
松下村塾(しょうかそんじゅく)も



吉田松陰(しょういん)


幕末の時代を駆け抜けた
日本の新しい時代を
呼び覚ました

松陰がいなかったなら
今という形の日本はなかったかも

松陰の教えた松下村塾は
たったの2年足らず
そんな僅かな時間の間に
萩の若者たちの心に
風穴を開けた

それは次第に嵐のような
大きな力となって
日本の国を動かした


新しい日本の国の幕開け



1842年、幕末の長州藩の萩
長州藩士の玉木文之進が
松本村の自宅で開いた
塾が始まり
松陰の叔父であり
松陰も幼い頃に通っていた
しかし玉木文之進が官職に付き
多忙になり、この塾は閉鎖

だが松陰の外叔の久保吾郎左右衛門が
塾を継承し若者たちを教育


1856年3月
松陰は野山獄から実家の杉家で
謹慎処分となったが実家の
幽囚室で講義を始める

1857年11月
杉家の家族は庭先の小屋を
修理し松陰に塾を引き継がせた



松陰は一方的に講義するのではなく
塾生の意見を聞くなどの
対話を重んじ、各人の個性や能力を
尊重し、可能性を引き出した


長州藩の藩校、明倫館は
武士の子供しか入学できなかった
しかし松下村塾は町民や農民など
身分の隔たりなく受け入れた

1858年7月
長州藩の公認の塾となる

1858年末
安政の大獄で松陰が再び投獄されると
志士たちは京や江戸で
活動することとなり塾は閉鎖

1892年(明治25年)まで
しかし松陰亡き後
兄、梅太郎が松下村塾を再興し
その役目を果たした
兄、梅太郎は晩年、松陰や長州の
志士たちを慕って全国から訪れる
人々に塾を案内するのを
楽しみにしていたという


その松下村塾が世界遺産の仲間入り


この世界遺産
松下村塾
そして吉田松陰という人物が
存在しなかったなら
今、私たちが住む日本という
国はなかったかも



そんなことに想いをはせて
今日の世界遺産の登録を
喜びたいと想うのです



ヽ(^o^)丿



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