あなたの想いはあなたそのもの

おばあちゃんの知恵袋!

良寛 ありのままの自己を見つめて

2016-05-22 15:21:57 | 日記
現代はものがあふれる時代

技術革新が進み私たちは
スマホを手放せないでいる

江戸時代中期(1758~18831)

今から約200年前

新潟県出雲崎に名主の家の
長男として生まれる

7人兄弟の長男 名前は栄蔵

子供の時から素直で好奇心旺盛

論語ばかりを一生懸命詠んでいた

18歳で名を文孝と改め名主見習いを

しかし名主の仕事はさまざま大変

自分には向いていないと想い悩み


全てを捨てて違う世界へ飛び込む力が
本当の才能を引き出すことがある


自分はどうしてもこれはイヤ

自分はこちらへ行っきたい

その自分の直感力


それは先の見えない未来へ
決意を持って臨む決断力が必要


18歳で曹洞宗の寺に入り出家し修行する

22歳で岡山県の円通寺へ

そこで禅の本質である空や無心を探求


円通寺に来たりしより
幾回か冬春を経る
衣垢づけば手づからあらい
食尽きれば城門に出ず 
門前千家のむら
すなわち一人だにも識らず
かつて高僧伝を読みしに
僧はかなりに清貧なりき


円通寺に来てから何度かの
冬と春を経験しました
衣が汚れれば自分で洗い
食べるものがなくなれば
山を出て町や村に入り
托鉢をしました
問題点にはたくさんの家が
ありましたが親しくなった人は
一人もいません
いつだったか禅の高僧伝を読んだことが
ありますが僧侶たるものはいずれも
清貧に生きています


清貧


世間の苦悩や悲しみのもととなる
欲望を超える道が清貧だと直感

ボロボロの身なりで托鉢

この身なりのせいで盗人と間違われ
牢に捕らわれの身になったことも

良寛は縁を大切に生きている

縁とは様々な条件が集まること

それを慌てず冷静に観察する

受けたものを冷静に受け止める

成るようになる


禅の教えの空や無心

その実現方法は清貧


清く貧しいことは
楽しく豊かなこと


豊かな暮らしを知る良寛だからこそ



捕らわれた時も良寛は人のせいにすることなく
この身なりのせいでは仕方がないと言う


その後に良寛は修行を成就したと認められ
印可の偈を授かる


34歳で諸国行脚の旅に出る

5年間の托鉢の旅を終えた良寛


春も過ぎたがまだ帰る
気持ちになりません
ほととぎすは故郷に帰れと私に勧めます
しかし帰りの旅はまだまだ問題があります
いつあの故郷に帰ることが
できるのでしょうか

我が命はどこからきて何処へ行くのか
考えてもその始まりがわからないし
終わりもわかりません
だから現在もわかっていないのです
縁によって転変する生も掴みようが
ありませんがその中にこそ
我という真実があるのです
まして是だの非だのと争うのは空しい
いささかも分別を差しはさむ隙はないのです 
ただ今の縁をよしとし大切にして
生きるだけです

自分の生き方を探して良寛は旅を続けた

生涯を乞食僧として過ごす


旅の間は僧としてたく鉢をして
食べ物や金銭の施しを受けて歩き

何も持たない暮らしを
誰よりも楽しんだ一人の僧


旅をすることで自分と対話する

自分が本当に求めているものは何か



清貧の旅の中で全てが削ぎ落とされ

しがらみが消え見えて来るもの


清貧の中にこそ見えて来るもの



それが良寛が見つけ出したかったもの



全ての執着をなくした時に
見えて来るもの


それが良寛さんの自由な世界


そこに良寛がいた



寺を持つ訳ではなく

肩書きにこだわる訳でもなく

無一文のどん底暮らしをしながら

誰よりも幸せだった人



その名は良寛さん



お金や富に縛られず
自分と向き合う大切さを


ありのままの自分

肩の力を抜いて現実を楽しむ

この世の中に生きながら
全てのことをよかったにする

その良寛の漢詩500
俳句は100 
和歌は1400




その中の良寛の言葉

袖裏の粛鞠直い千金
謂う言は好手
等匹なしと
箇裏の意旨もし相い問わば
一二三四五六七

袖の中の手鞠は千金の価値があります
言ってみれば私が一番上手です
その心を問う人がいたら答えましょう
1234567さ


肩の力を抜いた良寛の言葉

良寛の自由な世界

現代だからこそステキですね




(○´∀`○)



毎日を楽しく有意義に過ごせるような
さまざまな情報を発信しています

ブログ名
あなたの想いはあなたそのもの

下へスクロールして
ポチッとお願いします





↓↓↓




 





変わる世界の支援の仕方

2016-05-22 13:22:03 | 日記
世界では異常気象による災害や
紛争が増え食料などが不足し
人道的援助の必要性が高まっている

避難民は増加の一方

そういう人たちに食料そのものではなく

電子マネーや現金やクーポン券など

食料引き換え券を給付するシステムが

世界的に普及している




一方的に食料を送るのではなく

ほしいものを買ってもらう



食料援助と言えば米や麦や豆やトウモロコシ


同じものがあふれ出す

給付するにも人手がいる



クーポン券なら地元にお金がおちる

難民を受け入れる地元に還元できる



災害直後や紛争中は食料支援は欠かせない

しかし時間が経過して来ると
それぞれ必要なものは変化する



国連WFPでは
現金や電子マネーなどによる食料支援は

2009年 19か国110万人1000万ドル
2012年 シリア周辺5か国の難民
     190万人 13億ドル
2013年 フィリピン台風被災者50万人
2014年 56か国890万人15億ドル

これだけ大きな支援が今は
現金や電子マネーで支給されている



世界的には現金支給が普及

しかし日本では法律で
現物給付しか認められていない



でも世界の流れは変わって来ている

配給に関わる人のコスト削減

地元経済の活性化

そして何より人間としての尊厳のため




人道的支援も時代と共に変化

よりニーズに合った支援へ




その形は更に進化

人の目の中の色

虹彩

指紋のように一人一人が違う

指紋より偽造が困難

そして一生変わらないため

生体認証に使われている



ヨルダンなどでは3年前から
レバノンやイラクでも
190万人以上が難民登録に


そして虹彩認証に対応したATMで
現金を下ろせるようになっている


これは避難所だけではなく
街の中にバラバラに避難している

そのため支援が届きにくい

銀行のキャッシュカードでは不正が



そこで虹彩認証による支援が



この虹彩認証は更に進化

虹彩認証でショッピングまで



難民はWFPから毎月14ドル~28ドル支給

買い物をすると虹彩認証によって
銀行口座から自動的に支払いがされる


この仕組みだと現金を奪われない

カードを紛失しない

偽装ができない



支援のあり方が変わって来ている



しかし一方では避難することも出来ない
たくさんの人々がいることも忘れてはならない



明日5月23.24日トルコのイスタンブールで

世界人道サミットが開催



日本は災害大国

支援のあり方を真剣に考えなくてはならない

日本には技術がある

その技術を使って出来ることを




(○´∀`○)




毎日を楽しく有意義に過ごせるような
さまざまな情報を発信しています

ブログ名
あなたの想いはあなたそのもの

下へスクロールして
ポチッとお願いします






↓↓↓