みなさんは、ご家庭でペーパーの学習を始めるとき、どんなふうに始めていますか?また、学習を終えた時、どんなふうに終わっているでしょうか?
小学校受験をするご家庭で、ついつい親のほうが忘れてしまいがちなのが、「我が子の本当の年齢」です
6,7歳までは、やはりお誕生月による月齢差もないとは言えません。(ただ、必死に「うちの子は、早生まれですから!!と言い訳がましくおっしゃるお母様も、どうかと思いますよ 実際には、3月生まれで身体の小さいお子様でも、とてもとてもしっかりとしたお子様もおいでになりますからね。とにかく、親からの言い訳は禁物です。正直、見ていても、聞いていても醜いですし、それが事実ではあっても、自分から進んで言うことではありません。余談ではありますが、敢えて)
しかし、幼稚園や保育園で「年長児のクラス」にいるということは、どんなに身体が大きい4月2日生まれであっても、どんなにしっかりとした子どもであっても、所詮は、5歳、6歳なんですね
じつは、私も長年、小学校受験をするご家庭のお子様方ばかりと関わって毎日を過ごしているので、誤解してしまいます。
「5、6歳は、とっても利発で、しっかりとしていて、聞く力も備わり、物事をきちんと考える頭を持った年齢だ」というふうに。
しかし、よくテレビのニュースなどで、大型連休や夏休みなどに特集する「迷子の様子」などを観てみてください
あまりにも失礼な表現ではありますが・・・世の中の、普通の5,6歳児は、とても幼稚で、「子ども子どもした様子」をしているものですよ。
迷子になってしまった、というパニックの心理もあるからですが、係の方に名前を聞かれても、鼻をたらしてびーっと泣いているだけだったり、名前はかろうじて言えても、「誰と一緒に来たの?」など、とても簡単な質問をされても、全く答えられずに、「あのね・・・あのね・・・」だけを繰り返す子どもだったり・・・
要するに、小学校受験を考え、その受験準備をしているご家庭の4歳児、5歳児、6歳児は、とてつもなく、「普通ではない」のです。
そして、普段から、みなさんはその「普通ではない」賢い子ども達の親として生活をしているために、すっかり、我が子がまだまだ幼い子どもである、ということを忘れてしまっているのですよ わかっていましたか?
とにかく。どんなにしっかりとしていても、小学校受験をする、という条件を取っ払ってしまうと、みなさんの子どもも、単なる「子ども」です
どんなにペーパーを解く力が育っていても、聞く力、表現する力が備わっても、一皮剥けば「子ども」なんですね・・・
この年齢の子どもは、総じて、「誉められると嬉しい」という感覚、「叱られると悲しい」という感覚も持っています。
ペーパーで花丸をもらうのが嬉しいと言っている子のうちの半分以上は、がんばりが評価されたこと、自分の優秀さを認めてもらえたことを嬉しいと思っているのではなく、「きっとママが喜ぶだろう、ママが誉めてくれるだろう」と思うから、嬉しいのですよ。
ということで。
ペーパーも、ダラダラっと始めて、ダラダラっと終わるのではなく、その子ども達が大好きなママの「おまじない」「呪文」のような言葉によって学習時間を始め、また、労いの思いを込めたひとことによって学習時間を終える・・・こういうことで、子どもの志気が高まり、充実感でいっぱいになったりするのです
家庭学習を始める時にも、ただただ、ドリルを机の上に持ってきて・・・
「さあ、座って!」
と言ったかと思ったら、すぐに。
「・・・ねえ、この間の数の問題、忘れてない?」
などと声をかけたとしたら・・・やる気も失せますよね
そして、終わる時も。
「・・・いいわ、もう終わろう ママも疲れちゃった。・・・ほんと、あなたって、観覧車、苦手よねえ・・・」
などと言われたら・・・明日、あらためてやる気になる子どもは、よほど奇特ですよ
何でも良いのです。
「さあ、始めましょう」
と声をかけて、ハイタッチのパチンをするだけでも、子どもは喜びますよ、きっと
そして、終わった時にも、出来のほうは5,6割だったとしても・・・
「あなたは頑張れるようになってきたわよね、すごいすごい ママもびっくりよ。こんな感じで頑張れば、明日は、きっと、もっといろんなことがわかるはずよ 今日の苦手だったところも、もう1回、明日、ゆっくりやってみようね」
と言って、ハグハグ・・・良くできました!と言うだけで、子どもはきっとうれしいはずです
相手は、大人ではないんです
いえいえ、これが、中学受験をする子ども達でも、言葉かけの内容こそ違っても、やっぱり母親のひと言はうれしいもの、なんですよ。
ぜひ、始める前と、終わる前の儀式、おまじない、呪文・・・
考えて、実行してみてくださいね。きっとママ自身も、めりはりのある時間になるはずですよ
小学校受験をするご家庭で、ついつい親のほうが忘れてしまいがちなのが、「我が子の本当の年齢」です
6,7歳までは、やはりお誕生月による月齢差もないとは言えません。(ただ、必死に「うちの子は、早生まれですから!!と言い訳がましくおっしゃるお母様も、どうかと思いますよ 実際には、3月生まれで身体の小さいお子様でも、とてもとてもしっかりとしたお子様もおいでになりますからね。とにかく、親からの言い訳は禁物です。正直、見ていても、聞いていても醜いですし、それが事実ではあっても、自分から進んで言うことではありません。余談ではありますが、敢えて)
しかし、幼稚園や保育園で「年長児のクラス」にいるということは、どんなに身体が大きい4月2日生まれであっても、どんなにしっかりとした子どもであっても、所詮は、5歳、6歳なんですね
じつは、私も長年、小学校受験をするご家庭のお子様方ばかりと関わって毎日を過ごしているので、誤解してしまいます。
「5、6歳は、とっても利発で、しっかりとしていて、聞く力も備わり、物事をきちんと考える頭を持った年齢だ」というふうに。
しかし、よくテレビのニュースなどで、大型連休や夏休みなどに特集する「迷子の様子」などを観てみてください
あまりにも失礼な表現ではありますが・・・世の中の、普通の5,6歳児は、とても幼稚で、「子ども子どもした様子」をしているものですよ。
迷子になってしまった、というパニックの心理もあるからですが、係の方に名前を聞かれても、鼻をたらしてびーっと泣いているだけだったり、名前はかろうじて言えても、「誰と一緒に来たの?」など、とても簡単な質問をされても、全く答えられずに、「あのね・・・あのね・・・」だけを繰り返す子どもだったり・・・
要するに、小学校受験を考え、その受験準備をしているご家庭の4歳児、5歳児、6歳児は、とてつもなく、「普通ではない」のです。
そして、普段から、みなさんはその「普通ではない」賢い子ども達の親として生活をしているために、すっかり、我が子がまだまだ幼い子どもである、ということを忘れてしまっているのですよ わかっていましたか?
とにかく。どんなにしっかりとしていても、小学校受験をする、という条件を取っ払ってしまうと、みなさんの子どもも、単なる「子ども」です
どんなにペーパーを解く力が育っていても、聞く力、表現する力が備わっても、一皮剥けば「子ども」なんですね・・・
この年齢の子どもは、総じて、「誉められると嬉しい」という感覚、「叱られると悲しい」という感覚も持っています。
ペーパーで花丸をもらうのが嬉しいと言っている子のうちの半分以上は、がんばりが評価されたこと、自分の優秀さを認めてもらえたことを嬉しいと思っているのではなく、「きっとママが喜ぶだろう、ママが誉めてくれるだろう」と思うから、嬉しいのですよ。
ということで。
ペーパーも、ダラダラっと始めて、ダラダラっと終わるのではなく、その子ども達が大好きなママの「おまじない」「呪文」のような言葉によって学習時間を始め、また、労いの思いを込めたひとことによって学習時間を終える・・・こういうことで、子どもの志気が高まり、充実感でいっぱいになったりするのです
家庭学習を始める時にも、ただただ、ドリルを机の上に持ってきて・・・
「さあ、座って!」
と言ったかと思ったら、すぐに。
「・・・ねえ、この間の数の問題、忘れてない?」
などと声をかけたとしたら・・・やる気も失せますよね
そして、終わる時も。
「・・・いいわ、もう終わろう ママも疲れちゃった。・・・ほんと、あなたって、観覧車、苦手よねえ・・・」
などと言われたら・・・明日、あらためてやる気になる子どもは、よほど奇特ですよ
何でも良いのです。
「さあ、始めましょう」
と声をかけて、ハイタッチのパチンをするだけでも、子どもは喜びますよ、きっと
そして、終わった時にも、出来のほうは5,6割だったとしても・・・
「あなたは頑張れるようになってきたわよね、すごいすごい ママもびっくりよ。こんな感じで頑張れば、明日は、きっと、もっといろんなことがわかるはずよ 今日の苦手だったところも、もう1回、明日、ゆっくりやってみようね」
と言って、ハグハグ・・・良くできました!と言うだけで、子どもはきっとうれしいはずです
相手は、大人ではないんです
いえいえ、これが、中学受験をする子ども達でも、言葉かけの内容こそ違っても、やっぱり母親のひと言はうれしいもの、なんですよ。
ぜひ、始める前と、終わる前の儀式、おまじない、呪文・・・
考えて、実行してみてくださいね。きっとママ自身も、めりはりのある時間になるはずですよ