「八王子大谷緑地保全地域」
というところに、
里山保全活動の見学に行ってきました。
仲間と暖めてきた計画が、
すこーしだけ、カタチがみえてきました。
前日、本件とは無関係なことでどうにも夢見が悪く、
うなされて睡眠不足。
頭痛、腹痛、腰痛&風邪の
ボロボロで出かけたのですが、
(正直、一日もたないと思っていました)
なんということはなく、
単にストレスにやられていただけらしく、
歩いて、面白い話を聴いて、
楽しいものを観て、
美味しそうなものを観て、
自然の中で味噌汁を飲んで、
気がついたら、
ころっとなおってしまったのです。
(^^)
森林にはやはり免疫を高める効果があるのか風邪も治りました。
今日は主に萌芽更新を見学しました。
伐採後に切り株や根から新しい芽
(これを「萌芽」もしくは「ひこばえ」と呼ぶ。)
が伸びてきて、成立した森林を萌芽林などと呼び、
このような樹木の性質を利用して
伐採後に森林を造成する手法を萌芽更新というそうです。
EICネットによると、
萌芽更新は10~20年で伐採する薪炭林に適しているそうです。
クヌギ、コナラ、シデ類、シイ・カシ類などは
萌芽更新が容易な樹種。
造林の費用が要らず、更新期間が短く、
土中の太い根茎が枯死することが少ないため土地が荒れないが、
更新を繰り返すことで萌芽の出やすい樹種ばかりになるそうです。
燃料革命以降、萌芽林は薪炭生産に利用されなくなり、
放置されて荒廃したり、
スギ・ヒノキなど主に針葉樹が植林されて
人工造林に転換されていることが多いそうです。
ここでは紹介しませんが、
放置されたりして荒れた森もみて、
かなりショックを受けましたが、
地元で頑張っているボランティアのみなさんをみて
勇気をいただきました。
この場をかりて、
みなさまに有難うございます。
活動の詳細はまだ決まっておりませんが、
「地味に真面目にやりたい」という我々の姿勢は、
主に同僚と上司の努力により、
行く先々で、わかっていただきつつあるようで
ホッとしております。