例の白書を読むの報告を3才の次男に。
ママ
「いろいろびっくりしたけど勉強になったよ。
環境省の人って凄く頭いいね~。
とにかく!鳥さんやお魚さんとか、
動物や植物が、
いろいろ大変!なんだけど、
それを興味ない人に伝えるのが
難しいんだよね」
横から旦那が
「中央のお役所の優秀な人ってさ~、
頭いいだけじゃなくて人間性も凄いでしょ~」
ママ「そうそう!」
次男とベッドへ。
次男
「簡単だよ。カンキョーキョー、大変だよって
鳥さんが大変だよって言ってるよって先生に
言えばいいんだよ。ヒロピンが一緒に言ってあげるよ」
ママ
「いや、先生じゃなくって。
番組作っている人とか、偉い人とかなんだけどさ。
みんな忙しいし、興味ないし、
きっと無視されちゃうよ。」
ヒロピン
「でも、ちょっとだけがんばって言ってみれば?
ヒロピンとこうちゃんがついて行ってあげるよ。
それでママを無視したら、
ヒロピンが、偉い人をオオカミさんに
食べさせてしまうよ!」
「生物多様性保全に理解のない人はオオカミさんに食べさせてしまう」
のはなかなか良いアイデアですが、
ママが逮捕されてしまいます。
冗談はさておき、
白書を読む中で浮かび上がったのは、
まず、環境をめぐる国際交渉の厳しさです。
温暖化も生物多様性も厳しさは同じ。
それでもやり続けるしかないのだと思います。
また、「生物多様性」が流行語になっても、
本当に中身を理解する人、真剣に考える人、
ましてや「行動する人」は少ないということ。
生物多様性の保全に取り組む企業も増えていますが、
まだまだです。
勉強会のしつもんコーナーにて、ママが
「生物多様性を一過性のブームに終わらせないためには
どうすれば良いとお考えでしょうか」
とお聞きしました。
この手の質問は、下手に聴くと、私の勤め先が
わかっている場合
「あなたたちマスコミがもっとしっかり伝えて下さい」
などと感情的に言われることも多い危険な質問です。
それくらい、環境の世界、とりわけNPОさんなどからは
放送局は嫌われもんです。
だから名刺交換は慎重に。
今日は問題なしと判断して質問決行!
行政の立場から冷静に
「生物多様性の保全を行わない場合のリスクを伝える、
企業にとって経済的にどれだけのリスク、そしてチャンス
があるかをきちんと伝えて行きたい」
(録音禁止の為、ノートに書きとった内容なので不十分
でしたら、補足お願いいたします)
とお答えになりました。
企業に勤める身としては、
痛いほど感じている
「生物多様性保全に取り組まないリスク」。
「生物多様性の保全に取り組まないリスクなんてあるの?」
って方。
この話はじーっくりさせてくださいませ。
環境省の皆様、お忙しい中、
貴重なお話を聴かせていただき
本当に有難うございました。
![]() | 環境白書 平成22年版―循環型社会白書/生物多様性白書 (2010) |
クリエーター情報なし | |
日経印刷 |
ママ
「いろいろびっくりしたけど勉強になったよ。
環境省の人って凄く頭いいね~。
とにかく!鳥さんやお魚さんとか、
動物や植物が、
いろいろ大変!なんだけど、
それを興味ない人に伝えるのが
難しいんだよね」
横から旦那が
「中央のお役所の優秀な人ってさ~、
頭いいだけじゃなくて人間性も凄いでしょ~」
ママ「そうそう!」
次男とベッドへ。
次男
「簡単だよ。カンキョーキョー、大変だよって
鳥さんが大変だよって言ってるよって先生に
言えばいいんだよ。ヒロピンが一緒に言ってあげるよ」
ママ
「いや、先生じゃなくって。
番組作っている人とか、偉い人とかなんだけどさ。
みんな忙しいし、興味ないし、
きっと無視されちゃうよ。」
ヒロピン
「でも、ちょっとだけがんばって言ってみれば?
ヒロピンとこうちゃんがついて行ってあげるよ。
それでママを無視したら、
ヒロピンが、偉い人をオオカミさんに
食べさせてしまうよ!」
「生物多様性保全に理解のない人はオオカミさんに食べさせてしまう」
のはなかなか良いアイデアですが、
ママが逮捕されてしまいます。
冗談はさておき、
白書を読む中で浮かび上がったのは、
まず、環境をめぐる国際交渉の厳しさです。
温暖化も生物多様性も厳しさは同じ。
それでもやり続けるしかないのだと思います。
また、「生物多様性」が流行語になっても、
本当に中身を理解する人、真剣に考える人、
ましてや「行動する人」は少ないということ。
生物多様性の保全に取り組む企業も増えていますが、
まだまだです。
勉強会のしつもんコーナーにて、ママが
「生物多様性を一過性のブームに終わらせないためには
どうすれば良いとお考えでしょうか」
とお聞きしました。
この手の質問は、下手に聴くと、私の勤め先が
わかっている場合
「あなたたちマスコミがもっとしっかり伝えて下さい」
などと感情的に言われることも多い危険な質問です。
それくらい、環境の世界、とりわけNPОさんなどからは
放送局は嫌われもんです。
だから名刺交換は慎重に。
今日は問題なしと判断して質問決行!
行政の立場から冷静に
「生物多様性の保全を行わない場合のリスクを伝える、
企業にとって経済的にどれだけのリスク、そしてチャンス
があるかをきちんと伝えて行きたい」
(録音禁止の為、ノートに書きとった内容なので不十分
でしたら、補足お願いいたします)
とお答えになりました。
企業に勤める身としては、
痛いほど感じている
「生物多様性保全に取り組まないリスク」。
「生物多様性の保全に取り組まないリスクなんてあるの?」
って方。
この話はじーっくりさせてくださいませ。
環境省の皆様、お忙しい中、
貴重なお話を聴かせていただき
本当に有難うございました。