その時がきた。

昔、年寄りはここまで長生きではなく、子どもが定年を迎えるかどうかというところで、親を見送ることが出来たのだけど、今や子の方が先に逝ってしまうケースがかなり多い。我が家の母も今年米寿を迎える。

おばあさんと、オバサンの二人の生活なので、これまで倹約を心がけてきた。しかしおばあさんのほうは、そんなことおかまいなしで、電気製品はつけっぱなし、水は流しっぱなしの日々。

注意すれば腹を立てるしで、やりにくいことこの上なし。(;´Д｀)

仕事はフルタイムだし、家ではやることが山のようだし、頼るきょうだいもなく、と、正直ストレスフルな毎日だ。

でも、今回おばあさんの心臓にアクシデント発生（当たり前だよね、そりゃ）。

ついに入院することになり、これから今まで以上に本格的な介護の日々の予感。

「電気つけっぱなしだろうが、水出しっぱなしだろうが文句は言うまい。好きなものはできるだけ食べさせよう。お金がかかっても、自分の時間を削っても！」と、決意する。(｀・ω・´)

命の時間は、その人が選んでいるわけではなく、それぞれに決められたもの。後悔しないように、今は家族として出来ることを精一杯しようと考えている。

1月24日の空。

高校時代からの親友が難病と闘っていることを知った。

私が苦しんでいるときに、いつも手を差し伸べてくれた人。言葉ではなく行動で示してくれる、私の心からの友人だ。

ただ真面目に、誠実に生きてきた彼女が、なぜこんな苦しみを背負わなければならないのか。

傍にいられたら、どんなにいいだろう。

不安な気持ちを抱えながらただ祈ることしか出来ない自分が悲しい。