大学時代の友人からの手紙を読んで泣いた。
お母さんが亡くなり、ようやく四十九日の法要を済ませたと書いてあった。
亡くなって、お母さんの姿とともにさまざまな思い出がよみがえり、もっと何かしてあげられなかっただろうかという残念な気持ちとともに、子どものころ、お母さんから訳もなく叩かれたり怒鳴られたりして、びくびくしながら生きていた自分のことも思い出したと、書かれていた。
なぜあんなに叩かれなければいけなかったのだろう。今でも理解出来ない自分がいると、書かれていた。
いつも少し寂しそうだった、彼女の顔を思い出して、また泣いている。
親って、一体何だろうね。