これは母がデイサービスで作ってきた紫陽花の折紙。
退院当初から比べると、だいぶ日常の暮らしに慣れてきたようだ。
物忘れはびっくりするほど増えたけれど、今のところ精神面では安定している。
自宅での生活。母にとっては、出来ないことや譲歩することが増えたと思う。
その暮らし方に順応しようと、精一杯努力している様子がうかがえる。
年をとるということは、喪失を耐えることでもあると思う。
小さな楽しみを見出し、いきいきと日々を重ねることが出来ますように・・・。
これは数年前、娘たちからプレゼンとしてもらった食洗器。
我が家は古くて小さな木造家屋。
システムキッチンなど、使ったこともないオバサンに、コンパクトで工事も要らないから、と。
食器乾燥機はまだまだ現役で頑張ってくれているので、なかなか思い切りがつかなかったけれど、母が退院して叔母の食事も一緒に準備するようになってからは洗い物も増えた。
今回一大決心して選手交代に。
これから家事を助けてね、と、食洗器にひとり話かけるオバサン。
（＾ｕ＾）
