６月から７月初めにかけて、猫以外にも保護活動継続。
この時期はいつも沢蟹がぞくそくとあがってくるというワイルドな環境の職場。
カーペットだろうがトイレだろうが、関係なしに入りこんでいる。
一体なぜ？どこから？
でも放っておくと死んでしまうので、見つけたらできるだけ捕まえていったん保護し、帰りに近所の川に放すという日課が続いた（職場の同僚も蟹が苦手なので必ず私を呼ぶ）。
蟹はさすがに雨期だけで、夏になるといつの間にか姿を消してしまう。
この前はムクドリ？思い切り職場のガラスにぶつかって吐きながらコンクリートに落下。
うずくまって飛べないので、もうダメと思いつつ５日間職場で保護。
砂糖水をシリンジでこまめに飲ませて、十分休ませて。
嬉しいことに少しずつ回復して、なんと５日目には森に帰ることが出来た！
もちろん、猫の保護活動も少しずつ進んでいて、しばらくブログを休んでいる間に、新たに２匹が加わった。（里親さんが決まりそうなマロン君と里親募集中の女の子福ちゃん）
そして２匹の猫たちが卒業でき、今では新しい里親さんのもとで幸せに暮らしている。（おこめちゃんとまる）
失われることがわかっている命を知りながら、何もせずに通り過ぎることのできる人がどれだけいるだろう？
お金にも時間にも余裕がないひとは自分のことだけ心配していたらいいのにと言われても、見過ごすほうがもっと辛いことだ。
おぞましい戦争で世界中の命が奪われて、先日はもと総理大臣も凶弾に倒れてしまった。
ともすれば、自分には何も出来ないという無力感に陥るけれど、こんな小さな行動だってきっと無駄ではないのだと思いなおす。
